レトロゲーム/レトロPCコミュニティが好きになれない

自分はレトロなゲーム/PC自体は好きな方なんだけど、そういう物に執着しているクラスタコミュニティの方々がどうも好きになれない。

全ての人じゃないが、「代わりとなるものを探そうとしない、新しい物は無条件で否定してくる」価値観が合わない。

 

「無料ゲームは実際には課金しないと遊べない。その点、レトロゲームはソフトだけ買えばまるごと遊べる」とか言ってる人がいたが、今時レトロゲームなんかちょっとでもレアだったり知名度出たタイトルは業者が価格釣り上げて面白いかどうとか関係なく万越えが当たり前、しかもそういうタイトルはコピー品が市場に流れている物の8割方になっていそうな状況。ソフトもそうだが、それを動かすハードも経年劣化で故障してきて自分で直すなりどこかに頼むしかない。また手間や金がかかる。

バトルパスも買わず黙々と遊ぶApexの方が圧倒的に面白かったわ。

そもそも何故に無料ゲームに限定する?今でも有料タイトルは出続けているし、それも二~三千円のものとかまであってファミコンソフト定価の半額以下で一度買えばずっと遊べるでしょ。

 

「基礎が大事」だとか言って子供にワンボードマイコン機械語MSXでBASICを学ばせようとするよくわからない場所を見かけたが、自分の経験では子供の頃に他人と変わった物が欲しくてマイコンキットを買ってもらったものの結局物にならず、メモリアドレスやC言語のポインタを正確に理解できるようになったのはPC上で動いているエミュレータのCPUレジスタやメモリの値をそのまま可視化できるようになったおかげだし、FM TOWNSで行番号入りのF-BASIC 386によるプログラミングが基準だったためにその後オブジェクト指向&構造化プログラミングを学ぶ際に躓き自分よりも年齢が高くなってからプログラミングを学んだ世代の方が学習が早かったなんてことがある。基礎は大事だがそれを学ぶのにもっと効率的な方法はいくらでもあるし、日本語を学びたい外国人に標準語ではなく訛りが強すぎる方言を教えてしまうような事例だってある。

今時CPUは高速化のため実行時に命令を並び替えたりしていて人間が直接機械語を弄ってもなんともならず、それを学ぶことがどうプログラミングの基礎となるのか。基礎じゃなくてあくまでもコンピュータの動作原理を学んでいるだけでしょ。

 

もっと今時の物に触れてくれ。実際には古いものは滅んでおらず代用品が出たりそれ以外に新しく出たものも使えるという選択肢が増えただけにすぎず昔ながらの物が良いという人でもそれらを選択すればいいのに、それでもなお昔の物に執着するってのは脳が老化してるだけなんだって。