Steam版Dead Space (2023 リメイク) 日本語字幕対応・もちろん無規制

2008年に発売されたホラーサバイバルアクションゲームをリメイクした「Dead Space」が日本時間2023年1月28日午前1時よりSteam及び各PCゲーム配信サイトでアンロックされた。通常版は定価8,700円、見た目が変わる(性能は変化なし)スーツアイテムが収録されたデラックス版は9,700円。

CERO レーティングが通らずPS5 / Xbox版は公式には日本での発売はされていない(ただし海外版にも日本語字幕収録)ものの、レーティング審査が不要なPC版においては公式発売となっておりおま国にならず日本リージョンで購入可能、レーティングの影響を受けていないのでもちろん表現規制はされておらず、更にオリジナル版ではModでしか日本語字幕が無かったが今作では最初から日本語字幕が収録されている。

初起動時に「建築シェーダー」(おそらくシェーダーコンパイルの事だと思う)というメッセージが出てきてローカライズ品質にいきなり不安になってくるが、変な箇所はここのみでゲーム内の字幕やテキストログの日本語については全く問題ない

ゲーム内容については大筋のストーリーこそオリジナルの通りだが、Dead Space 2からの要素である無口だった主人公のアイザック・クラークが喋り、船内にも数名の新たな生存者が追加、無重力空間では自由に浮遊して移動できるようになっており、また区画ごとにクリアしていくステージ型で一度終えるとストーリー以外では戻ってこれなくなるゲーム進行だったが、今作ではIshimura内を通路からでも各区画を自由に行き来することが可能でオリジナルではステージ毎のスタート/ゴール地点だったトラムはファーストトラベルの乗り物となったのが大きく違う要素で、これに関連して一部進行やボス戦・イベントなどが異なった展開となるものがある。

ゲームバランスについてもよりサバイバル要素の強い調整が行われており、プラズマカッターとパルスライフルさえあればあとの武器は不要、弾薬や回復アイテムも余りやすかったオリジナル版とは違い、武器については購入する必要が無くなり道中で強制的に取得するか部屋に落ちているものを拾うようになり、どの武器についても慢性的に弾薬不足になりやすい出現頻度なのでどんどん武器を切り替えながら節約していかなければならず、ゲームクリアまでに見ることも使うこともない武器が出てくるということも無くなっている。

オリジナル版では追い打ちか小さい敵を燃やすくらいしか効果がなく使い勝手の悪かった火炎放射機もメインのネクロモーフ相手でも十分に使えるほどにパワーアップ、単純に燃やして動きを遅くしながらダメージも与え続けることができるようになっただけでなく、セカンダリの火炎グレネードも中距離からの足止め&一掃用に効果抜群となっている。ただ、燃焼には酸素が必要なんで相変わらず宇宙空間では使用不可となる欠点はそのままだ。

 

PC版の最適化具合については自分の環境ではゲームプレイに支障はなし。そこそこのPCスペック(Core i5 12600、メモリ32GB、GeForce RTX 3060 Ti、PCI-E 4.0 SSDインストール)というのもあるが、1080p・最高設定でDLSSを品質にして常時60fpsとなっている。環境によってはスタッターが目立つようだけど、自分は高速SSDインストールしているおかげかそこまで頻発することもない。フリーズといったことも一切発生していない。

でも、DLSSのおかげで60fpsで遊べているが、アンチエイリアス設定をTAAに変えたりすると途端に40-50fpsに落ちてしまう。Forspokenの時もそうだったが、現世代(PS5 / Xbox Series)向けタイトルってDLSSとかFSRとかのアップスケーラ使わないとまともにフレームレートでないな。いくら機械学習でそれ相当の解像度となる言ったところで実際見てみると実ゲーム中でもややボケていたり動きのあるシーンでノイズのようなものがあってシャープさに欠けてしまう。PS2PS3世代やPS3PS4世代といった今までのPC・ゲーム機のハードウェアスペック向上と違い、昨今のハードウェア事情は性能は確かに上がってはいるんだけどその向上率が今までと比べると差異が小さくなっているんで、どうしても求められるリッチな表現を実現するために何かを端折る必要性があるのは仕方ないにしてもDLSSなしでありと同じような軽さにならないものか。

Steam版FORSPOKEN (フォースポークン) デモ版プレイ

スクウェア・エニックスの新作オープンワールドアクションRPG「FORSPOKEN (フォースポークン) 」

Steam版は1月25日より配信が開始され、製品版配信と同日にPS5で先行リリースされていたゲームの一エリアを自由に遊ぶことができるデモ版もSteamでダウンロード可能となった。

Steam版発売前の公式放送では推奨PCスペックがGPUGeForce RTX 3070と比較的ハイエンドなGPUを要求されるにもかかわらず、そのスペックに対する想定動作が1440p・30fpsという、解像度設定で最多と思われる1080pではない、最低限快適と思われるフレームレートの60fpsの半分しか満たない推定が示されたせいで、仮に推奨スペックを満たしていても自分のPCで動かせるか不安だった人には購入前にテストできるのは喜ばしい。ってか発売前に出しとけ。

実際に自分のCore i5 12600、メモリ 32GB、PCI-E 4.0 SSD、そしてGPUはRTX 3060 TiとPCスペックはGPUだけが満たしていないという環境で試してみたところ、解像度1080p・最高設定(もちろんレイトレーシング設定もオン)でもNVIDIA DLSS設定さえ有効にすればほとんどのシーンで60fps、激しい戦闘を繰り広げた際に40fpsに低下する程度とゲームをまともに遊べる。公式が示したスペック指標はかなりいい加減で、実際のところはDLSSさえ有効にしておけばそれなりに動くようだ。

PS5版がパフォーマンスモードだとなんと解像度720p・レイトレもオフになっているにもかかわらず60fpsを維持できていないシーンが多発するようなので、もちろん画質もフレームレートも両方良好なSteam版で遊んだほうがよい。

思っていたよりは動作は問題なかったものの、それにしても画質に対して要求スペックは高すぎる印象。1世代前のPS4 / Xbox Oneのゲームどころか、事前情報もなく2世代前のPS3 / Xbox 360時代に出たゲームと言われたらすぐ信じてしまうくらい。

なんでこの画質でPS5版が720p、Steam版もDLSSとかでごまかしてようやく60fpsに到達できるレベルなんだ。このゲーム、PS3エミュレータかなんかで動かしてるのか?

草原に入れば草が生い茂りそこそこ見れた画になるものの、ちょっとでも高台から見下ろすと植物はすぐ簡略化された描画に切り替わって地面が露出してくるし、ライティングが酷くて陰影がしっかりついていないせいか建物にしろ岩肌にしろ立体的な物体ですらノッペリとした印象を受ける。レイトレーシングは影やアンビエントオクルージョンに適用されるようだけど、旧来のシャドウバッファやSSAOを使う他のオープンワールドゲームの方が世界に奥行きが感じられる。

同じゲーム、同じ対象物(草木)を見ているはずなのに場所によってそのクオリティは相当大きく変化するのも見た目の印象を悪くしている要因。


ロード時間はかなり快適な部類。というかPCでリリースした他のゲームでも珍しいくらいの短さだ。PCI-E 4.0 SSDにインストールしているという条件もあるだろうが、ゲームの起動から各社ロゴ表示ムービーなどが流れる箇所を除けばタイトル画面に移るまで4~5秒程度、タイトル画面でコンテニューボタンを押してセーブデータをロードしてゲーム画面に移行するまで数秒しかかからない印象で、

実際にどれだけ短いか動画を録画してみたが、離れた場所へのファーストトラベルが1秒にも満たないロード時間で終了しほぼ一瞬と言っていいくらい。PS5版とちゃんと比較したわけではないがコンマ何秒長かったとしても人間の感覚では誤差にしかならないだろう。

ロードを一瞬で終わらせられるこの技術力を持っていながら、何故にその画質に対して比例しない重さなのかはよくわからない。いや、グラフィックがショボいからこそ実データは少なく済みロードを短縮できたのかもしれないか。

※追記:どうもPCでPS5の様な爆速ロードを実現するAPI「DirectStorage」を初採用したタイトルのようだ。効果、採用して害がないことを実ゲームで立証されることとなり今後も採用タイトルが続くことが期待できるが、こんなタイトルが新技術の初出になろうとは。

 

それと率直に、主人公なんなのこれ?モブキャラ?

有色人種、極端に不細工ではないが美形ではない、流行りのポリコレというやつ?グラフィックだけじゃなく世界市場意識したと思われる設定を出してくるところもカイガイ病と揶揄されたタイトルを出していたPS3 / Xbox 360時代のゲームみたいだ・・・。単に主人公を特別な存在にしないことでプレイヤーとの一体感を出そうとする意図したキャラクター設定かもしれないか。それにしても変な魔法の腕輪とのやり取りも面白くないし、見ていても親近感が一切湧かないキャラクターだ。

どうせ一般人が異世界に転送されて活躍するとかいう話なら、歌舞伎町のイケメンホストが突然この世に舞い降りた堕天使の悪戯で異世界に飛ばされる、その異世界も中世の世界観なのに現代チックしかも日本ローカルな道具が点在する(何故そんなものが存在するかはゲームをクリアしても謎のまま)とかいう物語が、あまりにもベタでマンネリ感満載だろうが全世界がスクエニに対して求めていることだろう。

「グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版」がSteamでリリース開始。2月3日まで50%オフ

PlayStation2で発売されその後の類似タイトルに多大な影響を与えた3Dオープンワールドアクションゲームの金字塔「Grand Theft Auto 3」「Grand Theft Auto: Vice City」「Grand Theft Auto: San Andreas」の三タイトルをリマスターした「グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版」が1月20日よりSteamでも配信が開始された。

価格は定価7,700円、配信から2週間となる2月3日(正確には日本時間2月4日午前3時)までの期間限定で50%オフの3,850円となっている。日本語字幕対応、かつてカプコンから発売されていた日本PS2版と違い表現規制も入っていない

2021年11月12日に発売された決定版のPC版は自社Rockstar Games Launcher独占配信となっていたが、1年と2か月ほどの独占を期間を経てSteamにやってきた。決定版はGTA5のようなホイール移動の武器選択やグラフィックの向上といった新要素はあったものの、原作と挙動が異なっていたり、動くはずのオブジェクトが動かなかったりテクスチャの貼り間違いという致命的な視覚的問題、大小問わずバグの多さで大不評を買い、Rockstar Gamesも謝罪とアップデートの約束を告知し、Steamでの配信前までに幾度かアップデートがあり初期版よりも大分改善されたとはいえまだ微妙な問題を残したままのようだが、今回のSteam版に関しては去年11月時点での最新アップデートまで適用されているだけでSteam配信に合わせてまたアップデートを行ったといった情報はない。Steam経由で購入できるようになったという大きなメリット以外は、Steam実績へと対応とSteam Deckでの動作確認が行われたくらいだ。

ゲームの起動にはRockstar Games Launcherを経由しないといけない事には変わりなく、半額とはいえ決定版発売前に買えた原作群は1コイン価格となっていたにもかかわらず、それらと殆どゲームプレイは変わらないのに中途半端なグラフィック向上とバグ追加ということでSteamレビューは案の定現在乏しくない評価が下されている。

FM TOWNS用アクションパズルゲーム「くるんくる~ぱ」(2023年製)

シャープのパソコン「X68000」向けに「くるんくる~ぱ」というアクションパズルゲームソースコードがMITライセンスの元公開されていたので富士通のパソコン「FM TOWNS」にも移植できるんじゃないのかと思い立って約10日間くらいチマチマ進めて作ってみた。

おそらくマーティーを含むFM TOWNS全機種で動くはず。エミュレータ津軽」では問題なかったが、「うんづ」だとゲーム中の音楽のテンポがおかしくなる不具合あり。

DOOM」、「CELESTE Classic」、そしてこの「くるんくる~ぱ」と令和になったのに33年前に発売されたパソコンで新作が幾度と登場している快挙。まあ全部自分でやって、全部移植作でオリジナル作品はないんですけどね。


Googleドライブ -「くるんくる~ぱ」 for FM TOWNSのソースコードと実行ファイル

 

最初は31KHz画面モードを使って表示しようとしたのだが、この記事を書いている時点の「津軽」だとどうもCRTCを直接弄って4:3比率の画面(TOWNSはスプライト使える画面がほぼ1:1構成なので工夫が必要)に引き延ばして試してみると、画面の拡大表示時に余計な部分まで表示されるエミュ側の問題があるようなので、代わりに15KHz画面モードを使ってCRTCを弄らずに拡大表示機能のみ使って4:3化を行っている。実機で15KHz画面を見た際にスキャンラインが開いた画面が嫌いだった自分にはしゃくではあるが、31KHzでCRTCでの引き延ばしを行うとこちらも表示に不具合が発生するマーティーでの動作も問題なく行えるようになるので、初回リリースでは15KHz版で出しておこうと思う。

一応ソースコードのGRAPHICS.C内の#define MODE_5を1にすれば31KHzになるので、マーティー以外の実機や津軽が修正された際はこちらを試しても良い。

※1月18日追記:ファイル内に31KHz版追加

 

X68000FM TOWNSで仕様に違いがもちろんあるので、もちろん完全なベタ移植とはならず微妙なアレンジがされているが、差異は以下の通り

  • 68000アセンブラで記述されていたグラフィック・スプライト操作部分はC言語関数に変更
  • FM TOWNSは画面レイヤがスプライトとビットマップの二枚しかない。X6800版では緑色の背面がテキスト面、青色の枠やタイトル表記などがグラフィック面と別れていたので、TOWNSでは1枚のビットマップに結合。玉上下にある枠も重ねて表示できないので撤去
  • スコア部分の数字もX68KではBG面に書かれていてこれもTOWNSには存在しないので、数字もスプライト表示化。X68K版はスプライトダブラーでスプライト数を増やしていたが、画面一番下の玉半分を表示しないなどしてほぼ全部表示してもTOWNSでスプライト60fps更新を維持できる31KHz画面では227枚、15KHz画面では230枚の範囲となるワーストケースでも222枚までに収まってくれた
  • 16色でのスプライトだと玉の色にマッハバンドが見えて汚く感じるので、TOWNS版では特有の32768色ダイレクト表示スプライト機能を使用して表示。だいぶ鮮やかになった
  • X68Kではコントラスト機能でフィードイン・アウト表現が行われていたが、TOWNSにはそのような機能がないので代わりに整数倍で行える拡大表示機能を使いゲームタイトルの部分にズームイン・アウトする表現に変更。縦横独立で1~16倍の拡大表示が行え、デフォルトだと4:3比率化のために横5倍・縦1倍表示、それを1フレーム毎に縦横別々に倍率を1ずつ増やしていって更にVRAM表示開始位置も変えてそれっぽくなるように調整
  • X68KではZ-MUSICというサウンドドライバを使っていたが、それ用の音楽データをTOWNSに持ってくる方法が知らない、ってか無いと思うので、別物に変更。効果音は利用フリーでネット上に上がっていたファイルを加工してSND化、音楽はフリーソフトウェアコレクション11に収録されていたF-OKESHI氏作曲の「One Morning」と「P・S・G Dream '95」を使用させていただきました

 

2022年のSteamゲームプレイを振り返る「Steamリプレイ」登場。選ばれしSteamerへ

今年も残りわずかとなる今日、Steamで2022年に遊んだ自分のゲームプレイを振り返る「Steamリプレイ」というページが開設された。

Steamリプレイ 2022

Steamアカウントにログインして上記のページを開くことで2022年1月1日から12月14日までのプレイ状況を表示することが可能で、遊んだゲーム数、解除した実績数、プレイ時間の長かった上位ゲーム、キーボード&マウスかコントローラどちらを使用して遊んだか、Steamコミュニティでの各種投稿数、などが確認できるようになっている。

遊んだ月のグラフ表示、解除した実績、コミュニティに投稿した自分のスクリーンショット等が一覧で表示される。

 

また、自分のSteamリプレイのページを共有したり遊んだゲーム上位の一覧を画像ファイルで出す機能も備わっているのでSteanアクテビティやTwitterなどのSNSで「俺こそ真のゲーマー(意味不明)なんや」と自分の引きこもりレベルを世間に見せびらかして謎マウントを取ろう。

ちなみに、自分の2022年Steamゲームプレイはこんな感じだ。

BCCのSteamリプレイ 2022

プレイしたゲームの74%が新作とはなっているものの、ELDEN RING、Vampire Survivors、Stray、Ghostwire: Tokyo、ソニックフロンティア、Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder's Revengeと一応今年出た新作もやっているはずなんだが、ペルソナ5 ザ・ロイヤル、ロストジャッジメント、FF7R、アンチャーテッドスパイダーマンとか他機種からの移植作も新作ゲーム扱いなんで例年よりもちょっと新鮮味が薄いゲームプレイかもしれん。

 

ちなみにちなみに、Steamの1ゲーマー平均年間ゲームプレイ本数は5本らしい。

うそやろ・・・

Steamウィンターセールが開催。愛に気づいて下さい

毎年恒例、一年の締めくくりイベント「Steamウィンターセール」が日本時間2022年12月23日午前3時から2023年1月6日午前3時までの二週間の期間開催中となっている。

「・・・ってなんなんだこのフォントはーーーー!(ガビーーーン)」とかいうフーミン達のツッコミが聞こえてきそうなくらい何故かセクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」を連想させるような書体がストアページにいきなり表示される。脳内で「愛に気づいて下さい 僕が抱きしめてあげる(by PENICILLIN)」と流れっぱなしである。

Valveの日本語担当者でマサルさんがマイブームなのかな?

 

セール一例を紹介すると、今回が初セールとなる「ELDEN RING」が30%オフPlayStation独占タイトルだった『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』の両タイトルを収録したアンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」が30%オフバットマンが死んだゴッサムシティを舞台にバットマンファミリーの4名が立ち上がるオープンワールドアクション「Gotham Knights」が50%オフNintendo Switch版発売に続きなんと無償での日本語音声追加アップデート実施&Steam Deckへの対応が施された「シロナガス島への帰還 」が60%オフレイトレーシング描画など次世代グラフィックス対応の無償アップデートの実施(と日本PS5/Xbox版と違い表現規制がされていない)された「The Witcher 3: Wild Hunt」が80%オフ、早期アクセスとしてリリース中のSWAT部隊となり状況鎮圧を行うタクティカルシューティング「Ready Or Not」が25%オフアイマスブランド4作品のアイドルたちが合同ユニットで活動を行うアイドルマスタースターリットシーズン」が50%オフ、自らの部隊を構成し他国との同盟や戦争など混沌の中世を生きていくアクションRPG「Mount & Blade II Bannerlord」が30%オフ、などなど。

 

 

またこれも恒例の「Steamアワード2022」も開催中。

11項目に分かれたカテゴリーで優秀作品だと思うタイトルに投票するごとに1枚、ディスカバリーキューを通してゲームタイトルの閲覧を1日10作品するごとに1枚、Steamストアでのゲーム購入金額$10毎に1枚、Steamプロフィールのバッジクラフトを行うごとに1枚、「Steamアワード-2022」バッジのクラフトを行うことができるトレーディングカードがドロップするので、トレーディングカードの売り買いやバッジクラフト目的の人は忘れずに行っておこう。

Steam Deck 到着。結論:PCゲーム初心者は素直にデスクトップのゲーミングPC買った方がいい。

自称プロスチーマー(死語)である自分、勿論買いましたともSteam Deck 512GB。お値段99,800円(税込)

PCゲームをどこにでも持ち運べるようにというコンセプトで海外では今年2月から、日本では12月17日より発売が開始された新型携帯ゲーム機。大きさはWii Uパッドよりも更に大きいというジャンボサイズだ。携帯の意味とは!?

中身としてはれっきとしたPCで、それにLinuxをベースとした独自OS「SteamOS」がプリインストールされ、Steam上で配信されているタイトルは大半がWindows用のプログラムしかないもののLinuxWindows用ソフトを動かす互換レイヤー(Proton)を使ってそのままWindowsプログラムのゲームを動かすという仕組み。ドライバ類も公式に配布されているので、プロダクトキーがあれば各自でWindows 10/11をインストールすることも可能。

SoCにはValveとAMDの共同開発である Zen2 + RDNA2アーキテクチャのもの、メモリは16GB、ストレージはeMMC 64GB・SSD 256GB・512GBの3タイプ、解像度1280*800の液晶を搭載している。スペックをあまり詳しくない人に単純に説明するならPS4並みの性能があるGPUに高速なCPUとストレージを搭載したようなものといっていい、PS4クオリティの映像でロードがそこそこ高速なゲームが寝っ転がって遊べるものであっている。

 

10万円もするならメインPCのアップグレードに費やしたほうがいいのでは?と自分もずっと思っているけど、買わずに後悔するより買って後悔する方がいい。

単純にデカい、グリップ感はあるとはいえ重量はある、バッテリーは1~2時間しか持たない、メインPCの方が画質もロードも良好、と東京ゲームショウの試遊で「これ、普通のデスクPCの前に椅子に座りながら遊んだほうがリラックスしながらゲーム遊べるよね?」と疑問符しかつかなかったが、いざ自分の財布からお金出して手に入れれば感想が変わるかも、という期待は一切せず購入してみました。

そして感想は・・・

うん、素直にデスクPCでゲーム遊んでいたほうがいい。

本当にバッテリーがみるみるうちに無くなるから常時電源ケーブル接続して外には持ち運ばない、とか遊んでいても解像度は低い(1280*800)し画面自体も小っちゃいなあ大型ディスプレイに映せばいいのか、とか十字キーやXYBAボタンの配置が左右より過ぎてトリガーに指の力入れるのが疲れるから外部コントローラ接続したほうがいいか、とかスクリーンキーボード入力面倒だからこれも外部キーボード用意するか、とかなんだかんだでSteamOS(Linux)のWindows互換レイヤーの再現性は低いからWindowsインストールしないといけないのか、とかってやってたらそれ何て普通のWindows デスクトップPC?となっていく。

 

Steamのゲームが遊びたいからゲーミングPC欲しいけど20万円は手が出せない、でもこれなら手が出せる、って思っている人は絶対にやめた方がいい。Steam DeckとSteamの名前がついているがSteamにあるゲームがすべて遊べるわけではない今月発売された新作タイトルですら動作確認されていないケースが多々ある。

現時点で自分のSteamライブラリには12,331本ほどゲームが入っているが、そのうちValveがSteam Deckで快適に動作と確認された緑マークのタイトルは1,120本と1割にも満たない

キーボード&マウス前提で操作性に難、大型ディスプレイを想定したフォントの大きさ、問題なく動くけど動作確認が取れていないだけ、といったものも遊べるにも関わらず"快適に動作"の分類に入らずすべてのゲーム扱いとなってしまうが、実際問題としてSteam Deckでは操作性に難を抱えていたり画面が見づらいという判定で黄色マークになっているゲームを遊んでみるとSteam Deckで遊ぶのはしっくりこないのが実感として感じられる

 

問題なく動くけど動作確認が取れていないだけ、というタイトルが多く含まれているのも問題で、動く保証はないけど動くかもしれないという希望を頼みにダウンロードしてもこれは動いた、でもこれは動かなかったとなるケースが多々ある。ゲーム機のようで(更に普通のものより)面倒なPCライクなトラブルシューティングをユーザーに求められる。

一応、自分が試した動作未確認タイトルの中ではリバーシティガールズ2」「Chasm: The Rift」は問題なく動作したが、今月に発売されたばかりのタイトルである「サムライメイデン」はロード画面の後フリーズするといった現象を確認した。

 

また、あえてSteam Deck互換テストで動作非対応と明確に表記されているタイトルについても念のためテストしてみたが、カプコンファイティングコレクション」は動作するものの時折スタッターが発生アイドルマスター スターリットシーズン」も同様にSteam Deck上で動作するものの稀にロードが止まる場面がある・フレームレートが不安定(DirectX 11設定にするとマシにはなる)になる症状を確認した。おそらくこれらが動作非対応の扱いになった要因だろう。

でもSteam Deckはタッチパネルなので、念願だったスタマスでアイドルへのおさわりがコントローラやマウスじゃなく自分から直接触れるようになったぞ。

Steam Deckで、いつでも、どこでも、スタマス。まあバッテリー持たないんで結局家でしか遊ばないんですけど。

 

 

例外ではあるけど、クローズドベータ版が開催中のストリートファイター6。ベータというのもあって互換確認はされていないものの、元々Steam Deckで動くことも前提に開発されているだろうし、Valveの関係者もプレイ動画を上げていたのでサポートは万全なはずで、Steam Deckで動かしたところ最初からグラフィック設定がDeckに合わせられたかのようなカスタム設定になっていて、画質もメインPC上で最高設定にして遊んだあとでも違和感は大きくない印象の低下具合、トレーニングモード・中華街・スタジアムステージならば常時60fps動作のまま対戦が行えた(空母・ストリートでは不安定)。一応不具合もあってゲーム起動時のREエンジンのロゴが表示しきれていないのと、タイトルメニューに戻る際にゲームがクラッシュするケースがあるのを確認したが、まだベータ版だし全くゲームが動かないわけではないので問題はないだろう。

スマホのカメラが悪くて動画自体は30fpsなのと、下手なゲームプレイなのは許して欲しいが、こんな感じで動いているという例。

 

でも画面ちっこくて見辛いし、アケコンとかも必要になってくるから結局大き目なディスプレイとアケコン繋いで据置スタイルになるんですね。Steam Deckでやる意味とは!?

 

Steamで配信されているゲーム以外も、SteamクライアントのWindows互換レイヤーを経由して立ち上げることができるのは一応利点。やり方が結構面倒なのでここでは解説しない(4gamerの記事が一番わかりやすいのでそちらを参考に)が、コンソールゲーム機のエミュレータAndroid向けにも出ていてそれなりの完成度のものがあるものの、レトロPC系のエミュレータはまだまだWindows向けのものじゃないと再現性に難があり、コントローラ以外にもトラックパッドをマウスとして使えるSteam Deckは操作性面でもうってつけ。X68000エミュレータ「XM6」とFM TOWNSエミュレータ津軽」を導入してSteamOSで動かしてみたが、両エミュレータともイメージファイル選択などのファイルウィンドウでSteamオーバーレイが一緒に表示されてしまう、「XM6」の方はフルスクリーン表示時の右クリックメニューの下階層が非表示となってしまう不具合があるものの、動作速度や再現性は大きな問題はなさそうである。

X68000エミュレータ「XM6」の動作例

 

FM TOWNSエミュレータ津軽」の動作例

 

なお、Steam Deck 256GBや512GBを購入した人はSteamアカウントにログインした後、限定キーボードテーマ(512GBのみ)やSteamプロフィールアバターもらっておくの忘れずに。
本体右下「・・・」ボタン押して通知を表示すると取得画面に移れる。個人的にSteam Deck 512GB買った要因はこの限定アイテムもらえることに他ならない。

 

実際に購入してみてもガジェットオタか熱心なSteam信者のおもちゃでしかない印象は変わらず。ただたんにSteamにあるゲームを手軽に遊びたいと思っている人にはむしろそこら辺のゲーミングPCとして売っているもの買うよりも茨の道が待ち構えていたり、本体が安くとも周辺機器揃えていったら結局結構な金額がかかるので、安物買いの銭失いにしかならないだろう。