Steamのストア登録料を上げたらどうなるかという話

Steamストアへのソフト登録料は100ドルと格安。

PCゲーム配信サイトの筆頭という立場の割には参入への敷居が低く、元からアセットフリップのタイトルで溢れかえっていた記憶があり、ここ最近はAIを使用して出力されたタイトルが雪崩のように押し寄せているんだけど、こんな話が出ていた。

でも、高い月額料払ってAI使っているやつらが今更100ドルから1000ドルから上げたところで躊躇する?っていう結論にしかならない。金がない弱小個人開発者は外すことができないから更に窮困するか大ヒットじゃなくとも確実売れるような保守的なゲームを作ってしまい、金ある奴は更にイケイケドンドンしていく、資本主義万歳。

 

本人たちがこのblogを見ていたらちょっとカチンとくるかもしれないが、正直言って本人たちの出しているタイトルがそのしょーもないタイトルに分類されるものだから、数を減らすなんて話になったら除外対象に真っ先に入りそうなものなんだけど。登録料分も売れずに赤字になるとか考えないのか?意図がよく理解できない。

おそらく自分たちのゲームが売れないのはSteamストアはAIスロップが溢れかえっていて露出が少ないせいだ!と思っているのだろうけど、別のところにあると思うんですよね。

そもそもValveも手をこまねているわけではなく、「パーソナルカレンダー」というSteamストアトップページにSteam利用者の購入やプレイ履歴から関連する新作を表示する機能を追加したり、基本的には「数を増やしてアルゴリズムで選別する」という方針を取っている。数を減らすというのは現状の方針から外れてしまう。

今日のSteamの繁栄は取り扱うゲームを増やしたことが功を奏したからこそこうしているのだろうし、果たして敷居を高くしたとして今後「Vampire Survivors」や「めっちゃカメレオン」に続くタイトルが出てくれるのか?

 

まあ一番Steamの運営状況を理解していたり方針を決めるのはValve自身なんだから、やはり100ドルでの審査では採算が取れないということになったら上げていくこともあり得ることではあるが、Valveがそういう方向に舵を取らないのであれば結局アドバイス罪というやつでしかない。

スーパーファミコン版Duke Nukem 3Dが登場

1996年に発売され古典的アメリカンマッチョそのものな主人公デューク・ニューケムや世界観が一世を風靡した2.5D FPS「Duke Nukem 3D」

金字塔FPS「DOOM」と同様キャラクターは平面のスプライト表示、あくまでも2Dを3Dかのように描画する疑似的な表現に留まるBuildエンジンというものが使用されていたが、DOOMとは違い傾斜のようななだらかなに高さが変わる構造の表現やジャンプ・ジェットパックによる空中移動が可能となっていたため立体的な感覚をより強く感じるようになっていた。

その代わり必要スペックも上がっており、DOOMがCPU 386・メモリ4MBを最低環境に想定していたのに対しDuke Nukem 3DはCPU 486・メモリ8MBとカタログスペックだけで判断する限り単純に倍の性能が求められる代物になっていた。

 

16bitゲーム機「スーパーファミコン」にはDOOMが移植されていたものの、Super FXチップというゲームカートリッジに内蔵されていたRISC CPU(DOOMでは21MHz駆動のSuper FX 2チップが使われている)が描画を担当し、ゲームエンジンには元のDOOMのプログラムを使用せず「Reality Engine」と命名された独自のものを採用して、更にはマップやキャラクターのグラフィックをオミットすることでようやく移植できたというレべル。

Duke Nukem 3Dは到底スーパーファミコンに移植は不可能・・・と思いきや、なんとそのスーファミ版DOOMをベースにしてDuke Nukem 3Dを再現するハックロムが登場

Youtube動画の概要欄にIPSパッチのリンク先は掲載されているものの、適用ROMが北米スーファミ(SNES)版DOOMなので自分ではテストしてないが、動画を見る限りDuke Nukem 3Dの雰囲気が忠実に再現されている!

いや、結局元がスーファミ版DOOMなんでよく見ると単にマップ・グラフィック・サウンドをかなりそれっぽくしただけで、実は中身はまんまDOOMということは丸わかりなんだけど。特に高さがある場所でもジャンプではなくエレベーターを使用して移動しているのでわかりやすい。

でも元となっているスーファミ版DOOM自体もオリジナルに比べると明らかに別物なんだけどDOOMと言っていい内容だったし、このスーファミ版Duke Nuken 3Dもこれは何ですか?と予備知識なしで見せられて質問されても「バージョンはわかりませんがDuke Nukem 3Dです」と即答するくらいDukeしてる(意味不明)。本当に公式でDuke Nukem 3Dのスーファミ移植企画があったとしたら、スーファミ版DOOMをベースとしていたであろう。

当時からアーケードゲームの移植作とかでもこういう表現はあったと思いますが、キャッチコピーとして「完全移植!」ではなく「雰囲気を忠実に再現!」と言っただけですから。嘘は一つもついていない。

 

ちなみに、スーファミでは公式でDuke Nukem 3Dは発売されなかったが、実はライバル機であるセガのメガドライブでは公式でDuke Nukem 3Dが発売されていたりする。なおブラジル限定という。

ちょっと詳しい人はメガドライブってCPUが68000 7.67MHz、メモリ64KBしかないのに無茶やろ!とすぐさまお思いでしょうが、そうです無茶移植です。ブラジルでしか発売されなかった理由が動画を見ればわかります。

もう完全に別物です。ゲーム的にも技術的にもDOOMどころかWolfenstein 3Dのレベルのなっており、マップは立体的で現実的な建造物ではなく、奥行きだけで壁しか存在しないマップを延々と彷徨い歩いて出くわす敵を撃つだけのゲームになってます。Duke Nukem 3Dである要素が一つもありません。これは流石にDukeじゃない(断言)

スカルガールズ、今度はファンアートコンテストで最終選考に選ばれていた絵をコンテストとは無関係の理由でしれっと削除

カートゥーン調のグラフィックでムチムチな女の子(一部例外有り)達がチーム戦で戦う格闘ゲーム「Skullgirls」(スカルガールズ)

元々はセンシティブな内容上等なゲームのだったはずなのに2023年になって突然売りにしていたはず表現を削除し始めたり、開発チームと権利元が喧嘩別れを起こし発売から10年以上経過・コンテンツ削除騒動以降も定期的にアップデートがなされていたのに既に2年以上更新無しという今後のアップデートは絶望的な状態で、何一つ明るい話題がないゴミカスゲームだが、ゲーム自体がとっくに終わってる状況でもまだ細々とはいえファン活動をしている人達がいる・・・はずだったのだが、また新たな塩対応がなされたという話がでた。

Skullgirls公式が今年9月、ファンアートコンテストの募集を行ったのだが、最終選考に選ばれていたはずのparta228氏が「過去にNSFW(職場閲覧注意系)のイラストを制作していた」という理由でひっそりと削除されたというのだ。

紛らわしいけどコンテストにNSFWのイラストを送ったわけじゃないです。コンテストとは別のところでNSFWを作っていたという理由です。意味がわからない。

削除されたイラスト自体はこれ

 

案の定、この話で大荒れな状態となっており、流石にSteamで3年前に発生していた低評価爆撃も既に収まっていたはずだったのが、再びレビュー爆撃が再開されるという事態になっている。

ちなみに、3年前のコンテンツが削除されたという記事の中で「まだ怒りが収まらないし瞬間接着剤な自分はとりあえずあと1か月は粘着していこうと思う。」と書いちゃったけど、この際白状します。この3年間延々と粘着していました。いや、この記事をわざわざ書いていること含めてまだ粘着し続けていますという現在進行形か。Steamレビューで青レビューついていたらそのレビューには低評価、赤レビューついてたら高評価を押して、赤レビューが上位にいくようにしていました。3年間分の全レビューに評価つけ続けています。瞬間接着剤じゃなくてアーク溶接でしたね。

前述のようにここ最近は低評価爆撃が収まっていたのでストアページのレビュー一覧で低評価が上位に行っても1~2件のレビューしかないという状況だったが、久しぶりにストアページレビュー欄が低評価の赤の海になりそうなんで顔をニッコニコしながら今も赤レビュー全部にサムズアップ上げてます。

FM TOWNSでアーケード移植に定評のあったVING社の末路

富士通が1989年に発売したパーソナルコンピューター「FM TOWNS」

多少強力なスプライト機能をハードウェアで搭載しており当時圧倒的シェアを誇っていたNEC PC-98よりはアーケード系ゲームの製作に向いていたが、スプライト機能以外は特にゲームに使えるグラフィック機能がないんでそういう用途はシャープ X68000に差を開けられ中途半端なイメージを世間では持たれており、実際ゲームラインナップ自体もPC AT・PC-98からの移植を除いてFM TOWNS専用・アーケード移植というとX68000に比べて少ない。本体の出荷台数自体はX68000の10万台のところFM TOWNSが50万台となっており5倍以上も多いはずなのに、ソフトに関しては逆にレア度はX68000よりも圧倒的に高くオークションでも高価格になりやすいという歪な状態となっている。

50万台と言っても文教向けが強かったというのもあって実際に個人で使った人はそれよりも少ない・中期以降はTOWNSという独自アーキテクチャマシンではなくWindows 3.1も動くのでFM TOWNSとしてではなくそこそこ性能の良いWindowsマシンとして買われてTOWNSソフト市場が大きく形成されなかったのであろう。

 

だが、そんな狭いFM TOWNSゲームソフト界で希望の星だった会社が存在する。その名も「VING」(ビング)

VINGは様々なアーケードゲームをTOWNSに移植していた会社で、「スプラッタ―ハウス」「達人王」は画面解像度が違うもののそれ以外はかなりアーケード版に忠実、「チェイスH.Q.」「ビューポイント」とかはX68000版よりも圧倒的に移植度が高くTOWNSゲーマーの誇りとなっていた。まあ、「プリルラ」あたりになるとアーケード版の攻略パターンはほぼそのまま使えたけど流石に拡大縮小回転機能のあるアーケード基板から圧倒的に演出面が劣化した印象だし、後期にはTOWNSに移植できるようなタイトルのネタがなくなったのか結局CPUゴリ押しでいくIBM PCからのPC洋ゲー移植をしていくようになっていくんだけど。

FM TOWNS市場がWindows 95の登場によって消失した後は、Play Station・セガサターンといった32bit家庭用ゲーム機に参入していくのだが、当時は3Dの物珍しさ・アーケードゲームも格ゲー中心になっていくという市場の変化から2Dゲームの家庭用移植は厳しくなっていき、オリジナルIPタイトルも開発・発売していくがそれも成功せず、最終的にゲーム市場からは撤退しラジコン販売の会社へと変貌していった模様。

 

そして月日は流れ2025年、SNSやニュースサイトでVINGのオリジナルゲームだった「はるかぜ戦隊Vフォース」や「バックガイナー」がヤフオクにて3億円でIPが売りに出されているという話題が登場。

数億円で全権利が手に入る!?90年代アニメSLG版権ネトオク出品…まさか令和に復活なるか『はるかぜ戦隊Vフォース』『バックガイナー』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

そう、この出品元となっている「コレクションジャパン」こそがラジコン屋となった元「VING」のなれの果てなのだ。

ちなみに、この版権オークション、1年以上経過して未だに売りに出されているんですよね。

相変わらず即決価格は3億越えという特に人気作でもなかった代物で高額すぎる設定。ただし通常入札額に関しては、高額すぎて入札する人が現れていないという反省からか価格を下げる対策をしており約40万円・・・とよく桁数を数えてみると約4,000万円で売りに出されている。

ただでさえ人気があったとは言えないタイトルが4,000万円。定価数千円の価格で現在に復刻したとしても数百本売れれば御の字のような代物に誰かが手を出すわけがないのはわかりそうなものなのにこのような設定。

こう言ってはなんだけど、御年配になりもう後も長くない世間知らず、外の声に疎い経営者がイチかバチかで釣り糸を垂らして延々と待っている状態なのが容易に想像がつく。

 

他にも後がないので会社の物を処分しているようなのだが、なんと倉庫から見つかったと思われるVINGが移植を手掛けた大半のFM TOWNSソフトしかも未開封品が出品されているのだ。

クソゲー(オブラートには言わない)なんかのIPよりも、レアソフトの未開封品の方が遥かに需要がある、特に海外コレクター向けなら多少高くても円安と元から金持っているのもあってすぐ買い手がつくのでいい代物だ、と考えそうだがクソゲーIPをうん千万で売る感性、相変わらず何かズレているような設定をしている。

FM TOWNS版「究極タイガー」とか「飛翔鮫」とか確かにヤフオクで10万以上の高値がついたことはあるんだけど、それはあくまでもオークションでせり上がっていった結果がそうなっただけで、いきなり30~40万円でポンと売りに出されても流石の金持ち外人も「たけぇなぁ・・・」と思うだけだろ。ちなみに出品物によって「10月〇日まで企画」とか意味がよくわからないタイトルつけられている物があるけど、ちょっと前までは「9月〇日まで企画」とかいうタイトルでした。つまりそういうことです。延々と売れない物を訳の分からない謳い文句で数か月にも渡り出品し続けている。

更に意味がわからないのが、VING公式がこれを保管していたことを証明するという「VINGアーカイブ・コレクション証明書」が付属してくれるという。

いや、別に買う人は当時としては完成度が高いゲームで今ではレアになっているというステータスから高値で取引しているのであって、VING社がどうとかとかどういった経歴で保管されてたとか気にも留めてないでしょ。

画像見る限り、証明書は英語表記なので海外コレクター向けに出してるんでしょうけど、果たしてFM TOWNS = FM TOWNSマーティーという認識しかしてないような人たちがVING社がどうとか気にも留めてくれるのか。

(追記:本当に外人はFM TOWNSというとマーティーという一機種のみしかこの世に存在しないかのような反応をする、FMシリーズを扱うDiscordサーバー、Reddit、各Youtube動画でもマーティーマーティーと言う) 

 

 

何故にこんなこと書くのかと言うと、TOWNSユーザーだった自分には当時は憧れだった会社がここまで落ちぶれているというのはかなりショックなんですね。

当時TOWNSゲーム市場に力を入れていた「データウエスト」社の旧社屋が取り壊されていた時も心に穴が開いたかのような喪失感を味わったけど、今回のは爽やかで憧れの人だった青春時代のあの人に同窓会で再開したら髪が薄くむさ苦しい中年に様変わりしていたという失望感を味わったみたいな。

最近巷に溢れはじめた勝手移植と呼ばれる物の正体

最近、○○で出ていたゲームがPCに非公式に移植された、勝手移植というものの話題が極端に多く出るようになったが、もちろんAIのおかげで人力を用いずとも移植できるようになったせいというのもあるものの、例としてPS2用ソフト「リッジレーサーV」がPCに勝手移植されたという話題をあげると、なんと著名なPS2エミュレータ「PCSX2」で発生する描画バグがこの勝手移植版でも同じように出るのだ。どういうことかと簡単に言うと、これはPCSX2のソースコードを転用して作成したエミュレータにしか過ぎない。本来ならPCネイティブで動く勝手移植とは到底言えないような代物、単なる特定ソフトだけ動くようにカスタマイズしたPS2エミュそのものである。

 

公式PCSX2開発チームも苦言を言っており、20年以上もの努力を誰かの5分間の名声のために使われていると指摘。ただ、オープンソースでありGraphics Synthesizer(PS2のGPU)のエミュレートソースをそのまま使われていてもライセンス表記がされている限りはどうしようもないという説明。

 

 

でもこの勝手移植版はオリジナルPS2版になかった機能が追加されてるからいいのでは?と思う人かもしれませんが、それらの機能もPCSX2の段階(改造コードあり)で対応しているか、派生版で追加されていたりする。どこまでも他から拾ってきた物を特別に対応したかのように言いふらしているだけなのだ。

例としてPS2リッジレーサーVを上げたが、既に勝手移植(ないしリコンパイル)しましたと言って公開されているXbox 360・PS3・PS4タイトル群も正直それだと思っておいた方がいい。

見栄のためだけにPCに勝手移植したぞと公開した本人もそうだが、これをさも今までPCで動かなかったソフトが動くようになったかのような言動でホラ話を広める奴も同罪ではあると思う。

勝手移植と呼ばれる物のすべてがネイティブ移植じゃないというわけではないが、こういう風に他人の成果物を盗んでさも自分がやりましたかのようなドヤ顔決めるのが大半、まさに自分勝手移植。

FM TOWNS (TownsOS V2.1 L40以降)にMS-DOS 6.2をインストールする

富士通が1989年に発売したパソコン「FM TOWNS」

そのFM TOWNS用OS「TownsOS」はMS-DOSをベースとしており、通常はMS-DOS 3.1水準だが後期バージョン(TownsOS V2.1 L40以降)ではMS-DOS 6.2をインストールしてそれをベースとすることが可能となる。

DOS 6.2にすることにより、HDDの1パーティーション容量を127MB超えても確保することが可能(ブートパーティーションは510MBまで)、TownsOSからWindows 3.1への切り替え・その逆がTOWNSのリセットを行わなくともシームレスに可能、圧縮ドライブが使用可能となるなどのメリットが存在する。特に最初の通常のTownsOS 127MB制限は当時でもHDDの大容量化が進んで結構厳しかったのでそれだけで導入する価値が大きかったが、このMS-DOS 6.2のインストール手順が結構面倒で、自分も久しぶりにやったりすると全然覚えてなくて戸惑うのでここにやり方を記する。

 

必要なもの

  • FM TOWNS本体(もしくはエミュ環境)
  • TOWNS用MS-DOS 6.2
  • 空きフロッピーディスク1枚
  • TownsOS V2.1 L40以降。これ以前のTownsOSは非対応

 

まずはMS-DOS 6.2のフロッピー 1ディスク目でブート

セットアッププログラムが起動するが、HDDの区画設定ができてなければとりあえず終了。

 

コマンドラインが出るので「SETUP2」と入力して実行。

MS-DOS動作環境設定プログラムが出るので「ディスク」を選択。

 

まずはドライブ構成の設定。Dドライブ以降に設定していく。「ドライブタイプの選択」は「ハードディスク」、「ユニットの選択」の番号はHDDに設定したSCSI IDとなる。

 

構成の設定が終わったら、今度はSHIFTキーを押しながら矢印キーを押して「区画設定」を選ぶ。先ほど構成に追加したHDDのユニット番号を選択。

 

区画設定

区画名は適当な名称、OS種別は127MB以上のパーティーションを作成するには「MS-DOS EXT」を選択し、TownsOSのインストール先にするパーティーションは「起動」設定にしておく。あとは割り当てたい容量を設定。ただし起動用ドライブは510.3MB以上のサイズだと起動不可となるので、最大でも510MB丁度にしておこう。また大体のTOWNSソフトはMS-DOS 6.2拡張区画からでも起動できるが、ごく一部起動できないタイトルが存在する(例:ストライクコマンダー)のでそれら用に通常のMS-DOS区画(サイズ127MBまで)を作成して問題のあるタイトルはそこから読みこむようにしておいてもいい。

設定が完了したらPF3キーでメニューに戻り「終了」を押してTOWNSをリセット、再度MS-DOS 6.2のディスクからブート。

 

今度は最初のセットアッププログラムを続行。

「MS-DOSの組みこみ」が「新規に行う(ハードディスク)」、組み込み先「D:\DOS」となっていることを確認して続行。

オプション設定など聞かれるが、問題なければそのまま続けていきYキーを押す。インストール中にディスクの入れ替えが発生するので交換していき、最後まで終わったらフロッピーを抜いて再起動しインストールしたHDDからMS-DOS 6.2を起動。

 

HDDからMS-DOS 6.2が起動したら「edit config.sys」と入力して実行、config.sys内のどこかに

DEVICE=D:\CDDRV.SYS /U0

DEVICE=D:\CDIC.SYS

の二行を追加。

Altキー(FM TOWNSエミュレータ「津軽」ではWindowsキー横のメニューキー)を押しながらFキーを押して「ファイル」を開き「保存」を選択、EDITを終了させる。

 

空のフロッピーディスクを入れて「FORMAT a: /s」でフォーマットを実行。

「システム・ファイルが転送されました」のメッセージが必ず表示されていることを確認。

ややこしいかもしれないが、このディスクを利用してMS-DOS 6.2をブートしCD上のTownsOSを立ち上げるという手順がTownsOSインストール時に必要となってくる。

ただしまだ必要なプログラムが入っていないので、一旦このフロッピーは抜いておく。

 

CDからTownsOS V2.1 L40以降を立ち上げて先ほどフォーマットしたフロッピーを入れ直し、「コマンドモード」を開き

CD T_FILE

INST_EXT D:

と入力し、インストールフロッピー作成プログラムを実行。フロッピーが入れてあることを確認して、何かキーを押す。自動的に再起動して、今度はMS-DOS 6.2が組みこまれた状態のTownsOSがCDからブートする。

TownsOSが起動したら「ツール」→「HDインストール」を実行し、「新規作成」→「既存ドライブ」でMS-DOS 6.2をインストールしたHDDドライブを選択して画面の指示に従いインストール作業をしていく。インストールが完了したらHDDからブート。起動中にMS-DOS 6.2というメッセージが出てそのままTownsOSが起動すれば成功。

 

 

ちなみに、TownsOSのCD内にある\TFILE\DOS6\DOSには「35MODRV.EXE」「EMM386.EXE」「HIMEM.SYS」の3つのアップデータが収録されており、「EMM386.EXE」「HIMEM.SYS」の二つについてはTownsOSインストール時に自動的にアップデートがなされるようだが、MOドライブ用ドライバの「35MODRV.EXE」は更新されない模様。

古いバージョンでは非対応の230MB MOが読みこめるようになるなどの修正が入っているようなので、使用したい人はアップデートファイルをHDDの\DOSフォルダにコピーしてCONFIG.SYSでREM文を外してドライバを読みこませよう。

Windows 11の起動が妙に重い件

ここ最近、PCを起動してもいつもより時間がかかっていたりSteamクライアントが開かなかったりして妙だな、と思っていたがどうもWindows 11のアップデートのせいでいつの間にかCopilot関連の設定を行うためウィンドウ自体は開かずにMicrosoft Edgeが起動するようになったのだが、意味もなく多重起動するとかいうマイクロソフト公式マルウェアに感染していたようだ。

スタートアッププログラムにずらーっと並ぶMicrosoft Edgeの数々

Windows 11の設定→アプリ→スタートアップからオン/オフトグルをオフにしていけばいいんだけど、数が多く項目としてそのまま残り続けるのも気持ち悪すぎるので完全に消すことにしてみた。

Windows + R キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してレジストリエディタを起動、

\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

に「"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --win-session-start」がデータ値として入っている大量のスタートアップ定義が並んでいるので念のため一つを除いて全て消してしまおう。

これで今まで通りに動くようになった。