Steamへの移植というクラウドファンディングが実施された際にストレッチゴールとして用意されていた追加キャラクター「ピストリクス系29号」「ダークハート」の実装、各キャラクターのバランス調整や16:9画面への対応といった新要素も遂に実装され、タイトル名称も変更となった「アルカナハート3 LOVE MAX SIXSTARS!!!!!!」
現在ゴールデンウィークセールが開催されており5月7日まで67%オフとなっており、久々のバージョンアップということで購入した方もいるかと思うが、Steam版アルカナハート3にはゲームのフレームレートがディスプレイのリフレッシュレートに依存するという、60fps動作前提のゲームなのに120Hz以上のディスプレイが珍しくないご時世に致命的な仕様がある。
コンソール機に移植されておらず折角Steam版を購入したのにゲーム速度が倍速だったりして遊べないと困っている人が何人か見受けられたので対処方法を記載しておく。なお、解説するのはNVIDIA GeForceの場合の設定方法でIntel HD GraphicsやAMD RADEONは設定方法が異なる、もしくは設定できない可能性もあるので注意。
またGeForceでもビデオドライバを最新にしておかないと設定が出てこない、ドライバのバージョンによっては表記が異なることもある。
アルカナハート3に限らず、最近発売されたタイトルではSteam版「NieR Replicant ver.1.22474487139...」でも同じ現象が発生し同様の対処方法で解決するので覚えておいて損はない。
ゲームを普通に起動して動きが早い場合、まずはWindowsのデスクトップ画面で右クリックを押して「NVIDIA コントロールパネル」を選択。
「NVIDIA コントロールパネル」ウィンドウ左側より「3D 設定の管理」を選択し、「グローバル設定」タブ内の設定の項目を最後までスクロールすると出てくる「垂直同期」を「3D アプリケーション設定を使用する」に変更する。他のゲームでフレームレートを稼ぐためにこの設定を変更している人が珍しくないが、ドライバ側から一律に垂直同期を無効にするとトラブルの元となりやすいので、垂直同期を無効にしたい場合はゲーム内の設定から変更するか、後述する「プログラム設定」タブ内で目的のゲームを追加して個別に設定を変更しよう。
また
次はグローバル設定タブ横にある「プログラム設定」タブをクリックして切り替え、「追加」ボタンを押す。
事前にアルカナハート3を起動していれば「サメちゃん」アイコンの「AALib.exe」という実行ファイルが出ているはずなのでこれを選択して追加。
設定の項目をスクロールしていくと先ほどの「最大フレームレート」という項目があるので、これを「オン」にして数値を「60 FPS」に変更し、「適用」ボタンをクリック。これで完了だ。ゲームを起動してみて60fpsで張り付いていれば成功。
ちなみに、デフォルト設定だと字幕表記が英語設定となっているので日本語にしたい場合はタイトルメニューより「OPTION」→「Sound & Language Option」の項目を開いて「Text Language」を「Japanese」にしてメニューを閉じれば日本語表記となる。
あと、オンライン対戦でラグが酷い場合は最初の掛け合いをスキップせずに最後まで再生すると同期が安定しやすくなるらしい。