PCゲーム発表イベント「PC Gaming Show」でアトラスが新たに発売するPCゲームを発表すると事前に告知、アトラスのSteamデベロッパーページの開設やSteamDBにとある著名なゲームのバナーが登録されていたことで話題となっていたが、そのPC Gaming Showの場でPS2で2008年に発売、その後2012年にPS VitaでリメイクされたJRPG「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」のSteam版配信がアナウンスされ同日6月14日より配信が開始された。
同じ開発元アトラスと販売元セガの組み合わせであるSteam版キャサリンが突如おま国になったという事例から、日本から購入できるか心配されていたが、問題なく全世界同時配信になっており、日本語音声・日本語字幕にも対応。
価格も通常版が1,980円、サントラやデジタルアートブックが付属するデラックス版でも2,480円と価格もリーズナブルに設定されている。
でも、これはあれなんだろうな。
Steam版P4G日本発売を許可したセガの担当者は、発売記念の打ち上げということで指定された中華料理屋に行くとそこには名越さんが待ち構えていて、「すまねえなぁ 〇〇……(セガを)辞めてくれ」って言われて突然エアガンで胸を撃たれて、気がつくとパソナルームに押し込められているんだろうな。
ゲームは両親の事情で田舎の親戚の家に一年間預けられることになった主人公の高校生、町では奇怪な連続殺人事件が発生しており、高校では「雨の日の午前0時にテレビで自分の顔を見ると別の人が見える」という"マヨナカテレビ"が噂になっていた。マヨナカテレビの真相を確かめようと探っていく主人公と仲間たちだったが、そこでテレビを通して存在する異世界があることを見つける。異世界にある物から現実世界の殺人事件がこの異世界と繋がりがあると睨んだ主人公たちは、人格・感情を具現化した特殊能力「ペルソナ」を駆使して異世界で「シャドウ」と呼ばれる怪物と戦い、事件を解決していくというストーリー。
PC版の特徴としてはグラフィックの高解像度化と高フレームレート化がなされており、また音声も日本語・英語に切り替え可能。
モデルやテクスチャこそVita版と全く一緒だが、実解像度・レンダリングスケールが倍以上に違うため圧倒的にシャープな画質となっている。
PC - PS2 - PS Vita版のグラフィック比較動画
自分の環境(NVIDIA DSRでの疑似4K)ではフルHDまでしか設定できなかったが、他の人の情報だと4K出力には一応対応しているらしい。
公式発表だと可変フレームレートへの対応とのことだが、計測した限りでは垂直同期オフ時に112~120fps(若干バラつく)まで最大フレームレートが上がることを確認。
セーブもほぼ一瞬で終わるほど短い。