Steam版「ファイナルファンタジー7 リメイク インターグレード」配信開始。時限独占されていたEpic Games ストア版と違いカクツキ問題も改善済み?

初代PlayStationで1997年に発売された「ファイナルファンタジー7」を現行機でフルリメイクした三部作の一作目「ファイナルファンタジー7 リメイク」が2022年6月17日よりPCゲーム配信サイトSteamにて発売が開始された。

PS4版が2020年に発売されてセールで特価となっていたり1年足らずでPS Plus会員向けに無料配信されたり、ようやく発売されたPC版にしてもEpic Games ストア時限独占をでSteam版は半年ほどの遅れといろいろとアレな販売戦略をしてきたが、今回のSteam版ももう2年も前のゲームというのにフルプライスの9,878円、発売から1週間は29%オフとなっているがそれでも7,013円という殿様商売振り。おま値かと思いきや海外価格も$69.99でここ最近の円安レート($1=134円)だと金額差が少ない状況。

外部キー販売サイトのGreen Man GamingでXPランクがゴールドなら$39.95だが、やはりこちらも円安考えると極端に安いとはいいがたい。

 

EGS版配信直後にSteam版と思わせるファイル構成が見つかった、という記事を書いた時の推測通り、今回のSteam版はEGS版であったスタッター(カクツキ)現象は修正済みの可能性が高い。自分のCore i5 12600、GeForce RTX 3060 Ti環境で4K最高設定にしたところ基本60fpsでスタッターなし、一部シーンやイベントで50~40fpsといったところ。PS5版でも4K解像度か60fpsかどちらか一方を選択する形式だったので最適化面では問題はなさそう。

 

ただ、相変わらずPC特有となるようなグラフィック設定などはなく、解像度・テクスチャ・影・最大フレームレート(上限120fps)・同時に表示するキャラクター数くらいしか設定項目が用意されていない。

 

スタッター現象が直っているおかげかSteanレビューについては現時点で「非常に好評」とはなっているが、ちらほら価格設定やグラフィック設定に関してはもちろん不評を入れたユーザーの意見で多い点。ここまで待たせたんだからもうちょっと(どころじゃない)どうにかならなかったのかという思いが強い。