スーパーファミコン用アクションRPG「聖剣伝説3」を3DリメイクしたSteam(PC)/PS4/Switch用「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」の体験版が配信されている。
Steam向け体験版はストアページを開いて「Trials of Mana Demo をダウンロード」の項目にある「ダウンロード」ボタンを押すことでダウンロードできる。
配信された体験版では6人のうちから選んだ主人公キャラクターのオープニング、旅の道中で2人の仲間との合流、最初のボス「フルメタルハガー」戦まで遊ぶことが可能で、体験版のセーブデータを製品版に引き継ぐことも可能。
Steam版は解像度4K・フレームレート120fpsまで対応していることを確認。GeForce GTX 1070のPCなら4K解像度でもフレームレート70~80fpsを維持したまま遊べるほど動作軽い。
ただし、画面設定がフルスクリーン切り替え・解像度・フレームレート上限のみで細かいグラフィック設定や垂直同期のオンオフも用意されていない。プレイするとティアリングが発生するシーンが存在し、垂直同期オフがデフォルトになっていることを確認。
2Dだったオリジナルからリメイク版では完全3Dとなり、通常攻撃と技だけでなく回避行動やジャンプ移動で空中にいる敵に攻撃を繰り出したり高低差のある地形を移動するといったアクションが追加されている。
ストーリー展開はオリジナル版のSFC版とほぼ同様でイベントシーンではボイスが付いたものの、2Dドット絵で展開されたストーリーイベントをキャラクターの反応もセリフも変えずほぼそのまま3D化して語られるので、会話が妙にあっさりしていたり、微動だにせず立ち尽くしたまま相手にやられてしまうシーンがあったりと、グラフィックの向上に対して動きの無さに違和感を受けてしまうのが残念。