GPD WIN バッテリーリフレッシュ

この夏、携帯ゲーム機サイズの小型Windows 10 PC「GPD WIN」のバッテリーが膨張(妊娠)するという報告が何件も発生していた。バッテリーの充電ができなくなるとかそういうレベルではなく、ボディが変形するくらいに膨れ上がるというもので、最悪の場合爆発してもおかしくないレベルの問題であるが、自分のGPD WINは外見上は特に変形といったものは見受けられなかった。もちろん、中を分解して見たほうが正確に判断できるのだろうが、分解するのが面倒くさいし、少しの膨らみだと通常時と見分けがつかない可能性もあるのでやっていない。

ただ、HWMonitorを使用してバッテリーのキャパシティを確認してみたら・・・

f:id:BCC:20170906183607p:plain

定格容量6,700mWhのところ、最大充電容量が約9,300mWhと約1.4倍という誤差とは思えない異常な数値になっている。手に入れた当初から過充電気味で7000mWhちょっとくらいは充電していたような記憶があるが、少しづつ過充電を繰り返して誤った許容容量が記録されていった結果なのだろう。これでは流石にいつかパンクするわ。

本来なら念のためバッテリー交換したほうがいいんだろうけど、どうせ交換してもまた過充電する可能性もあるし、ダメ元でバッテリーを完全に放電しきってからフル充電し直して正確な電池容量を記録し直すバッテリーリフレッシュをしてみた。

f:id:BCC:20170906182536j:plain

やり方は簡単。電源ケーブルを刺さないでGPD WINの電源を入れて、Windowsが起動する前にDELキーを連打し、BIOS画面が表示されたらそのまま放置。バッテリーが少なくなったら、ディスプレイが消えて電源ボタンを押しても付かなくなるが、この状態でも完全には抜けきっている状態ではないので注意。放置していると電源LEDが青くなるのでこれも消えてようやく完全に抜け切る。

 

今まで充電にはGPD WINに付属してきたACアダプタを使用してきたが、これも粗悪品の可能性が十分あって過充電の原因になっていた恐れもあるので、ACアダプタは念のため買い直した。

f:id:BCC:20170907105948j:plain

買ったのは3.0A出力対応のエレコム製Type-C USB AC アダプタ「MPA-ACCFC154WF」。価格がそれなりで、高電流対応ということでチョイス。購入価格は約2,500円だった。2.0A出力/フルUSB端子付きで価格も安い「MPA-ACMCC154WF」という型番もあるが、GPD WINには2.5A以上でないと充電できない可能性があるので注意。GPD WIN付属のACアダプタも発熱して燃えたりしないか不安を覚えたが、流石に燃えないだろうがこれも充電中は割と発熱する。

 

f:id:BCC:20170907160707p:plain

バッテリーを放電し、新しいACアダプタを使用してフル充電(電源ランプが消える)までした後の数値。最大充電容量は6,440mWhまで減少している。定格よりも下がってしまっているが、使用していればバッテリー自体劣化してくるので最大容量が減るのが仕方ないし、今までとは違い異常な数値ではない正常値に戻っている。

 

バッテリーに負荷のかかる充電しながらの使用を控えて電源が入っていない時だけ充電するようにし 、定期的にバッテリーの容量を確認しながら経過を観察していこうと思う。

Steam版「イースVIII-Lacrimosa of DANA-」の予約が開始、日本語字幕&音声対応予定

store.steampowered.com

イースシリーズ最新作「イースVIII-Lacrimosa of DANA-」Steam版の予約が開始されている。価格は5,980円で、リリースは9月13日予定。今まで配信されてきたSteam版イースシリーズは英語版、イース7のみ日本語字幕は収録されたものの音声は英語という対応だったが、パブリッシャーがNISアメリカに変更され最初から海外配信も視野に入れていたのか、日本語字幕だけでなく日本語音声にも対応予定となっている。

また発売から一週間は

の3DLCが無料配布予定。

 

しかし、これが売れても売れなくてもF社の広報に完全敗北するという現実に泣けてくるね。

売れなければ「やっぱり口だけデカくて買わない連中でしたね(^^;」と言われるし、売れれば「散々文句言っても結局買っていく連中。仕事でストレス貯めたくないし、これからも好き勝手言おうっと(^^;」と思われるだけである。

「お客様に不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした」と声明を出す必要もなく、いつ炎上してしまわないか毎日胃をキリキリ痛めながらツイートする必要もなく、適当にあしらって仕事になる広報は全企業広報部の希望の星である。

 

 

Steam版ニーア:オートマタ、ヴァンキッシュなどがセール開始

store.steampowered.com

宇宙人が繰り出す兵器「機械生命体」によって地球を支配され、人類が月に退避した未来を舞台に、ヨルハ部隊所属のアンドロイド「2B」と「9S」が死闘を繰り広げるプラチナゲームズ制作のアクションゲーム「NieR: Automata」のSteam版がセール中。セール期間が何故か中途半端に長く9月26日までとなっており、価格は35%オフの5,475円となっている。

シューティングパートやカメラワークに難があるとはいえ、アクション・ストーリー・音楽・2Bのケツとどれをとっても傑作と言っていいゲームではあるが、Steam版はフルスクリーン時に画面端に黒帯が出てしまうバグがいまだに修正されておらず、該当の問題が発生する人は「Borderless Gaming」などの外部ツールを使用してボーダレスウィンドウ表示でフルスクリーン化しないといけない。技術的な問題は抱えているものの今年発売されたゲームの中でも群を抜く作品なのでやっておくべし。

 

store.steampowered.com

また同じくプラチナゲームズ製のTPS「ヴァンキッシュ」も9月9日まで25%オフの1,642円でセールが実施中。

こちらはPS3 / Xbox360からの移植タイトルで、マウス&キーボード対応・高解像度化・60fps以上の高フレームレートを実現したPC移植となっており、初期リリースの頃に発生した60fps以上時に敵の攻撃が激しくなったりする細かいバグなども修正アップデートが配信されるなど、発売後のサポートも継続的に行われている。ニーアとのこの差は何なの?スクエニセガの差?

Steam版Cupheadの予約が開始

store.steampowered.com

全て手書きアニメーションで描かれた1930年代風カートゥーングラフィックが特徴のシューティングアクションゲーム「Cuphead」Steam版の予約が開始されている。発売予定日は現地時間9月30日。

通常版は定価1,980円で、サントラ付きのデラックス版が2,980円だが、デラックス版のみ予約割引があり10%オフの2,682円となっている。

先に予約が開始されていたXbox One / Windows 10版とは違い、Steam版ならWindows 7 / 8 PCでも問題なく遊べてWindows ストアとは段違いの使い勝手(返金機能やSteamコミュニティ機能)なので、Xbox Oneでリビングで遊びたいという人やXbox 実績目的以外で、純粋にPCで遊びたいという人はSteamから購入したほうがいい。

Steam版イース7、字幕のみ日本語対応

store.steampowered.com

8月30日にリリースされたSteam版「イース7」。定価は2,480円で、9月7日までの期間10%オフの2,232円。

f:id:BCC:20170901005603j:plain

f:id:BCC:20170901005625j:plain

f:id:BCC:20170901005631j:plain

f:id:BCC:20170901005637j:plain

今までSteamでリリースされてきたイースシリーズとは違い、今作では公式に日本語対応しているが、Steam版「英雄伝説 閃の軌跡」と同じく字幕のみの日本語対応で音声は英語という中途半端な仕様になっている。ただ、英雄伝説とは違いボイスがあるのが戦闘中の掛け声のみで会話シーンは字幕のみしか用意されていないので、ゲーム全編で何とも言えない気分になる英雄伝説とは違い違和感は最小限に抑えられている。それでも敵に切りかかる度、アドルが「Ha!」とかいうのは調子が狂う。

PSPイース7をISO化でき、VAG形式の音声ファイルをWAVE形式に変換できればセルフ音声日本語化はできるはずなので、どうしても馴染まなくて知識ある人はお試しを。

元々がPSPタイトルだけあってグラフィックはそれほど良くなく、PC向けに移植するにあたってUIのみ若干高解像度化した程度でエフェクトやテクスチャを大幅に強化したわけじゃなく、しいて言えば解像度・ブルーム・FXAA・テクスチャフィルタ程度しか画質に違いはない。

f:id:BCC:20170901005651p:plain

逆に言えば、高画質化してない分動作は非常に軽いので非力なオンボードGPUでも解像度や画質設定を上げても問題なく動かすことができる。

f:id:BCC:20170901113749j:plain

GPD WINでも動かしてみたが、解像度1280*720・最高設定で50~60fps出ていて快適に動作する。ただし、フルスクリーンモードだと画面表示がずれてしまうのでボーダーレスモードで全画面表示にする必要があり、ゲーム起動前に入力切替(Steamライブラリ一覧で選択したら、マウスモードからXInputに切り替えてEnterキーでゲーム起動)しないとコントローラの入力が受け付けないので注意。

 

英雄伝説イース7と中途半端な日本語版となってしまっているが、パブリッシャーが今までのXSEED・マーベラスUSAからNISアメリカに変わった、9月13日発売の「イース8」では字幕だけじゃなく音声も含めて待望の完全日本語化がされる。

store.steampowered.com

Steam版「ソニックマニア」が配信開始、日本語対応

store.steampowered.com

コンソール版からは2週間遅れとなったけど、Steamでも「ソニックマニア」の配信が開始された。価格は1,944円で、日本セガからSteam版に関するアナウンスはないものの今のところはおま国にはなっておらず、メニューなども日本語化されている。

f:id:BCC:20170830101702j:plain

f:id:BCC:20170830101721j:plain

f:id:BCC:20170830101734j:plain

f:id:BCC:20170830101756j:plain

メガドライブ時代の2Dソニックを、拡大縮小・回転機能が搭載されVRAM増強でパターン数増加した架空の新ハード「スーパーメガドライブ」に移植したエンハンスド版ソニックといった感じで、現代風に変なアレンジもされておらず、ゲーム自体はそのままに演出は当時のメガドライブでは実現できなかったものを存分に取り入れられている。花札屋のゲーム機が魅せる数々のエフェクトに、グギギッと歯ぎしりするしかなかったメガドライバーたちの無念もこのソニックマニアで晴らすことができるだろう。

 

※追記:アップデートでオフラインモードで起動できない問題は解決。これでGPD WINでもいつでもどこでもソニックマニアがプレイ可能に

ただPC版の批判点として、DRMであるDenuvoが搭載されているというのがSteamレビューでも多く上がっている状況。Steamをオフラインモードにしていると起動が不可能。ネットに常時接続するのが当たり前の時代なのに何故そこを問題視するのかと思う人もいるけど、ただでさえDRMに(StarForceやSecuROMで実害食らっていて)嫌悪感を示すオールドゲーマー向けのタイトルで、2Dゲームなので動作が軽くモバイルPCでも問題なく動くのに外でもネット認証が必要というのはいただけない。

f:id:BCC:20170830092533j:plain

GPD WINでも常時60fps出て、ボタン操作も十字キーと1ボタンのみなのでパッドが小さくても操作が快適。

せっかくGPD WINで常時60fpsで気持ちよく動いて、ボタン操作も十字キーと1ボタンのみで済んでパッドの小ささも問題にならないタイトルで、いつでもどこでもソニックが楽しめるというのに、ネット通信でバッテリーも余計に消費してしまう。

Steam版ニューダンガンロンパV3 体験版配信、Steamで配信されているダンガンロンパシリーズもセール中

Steam版『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』の学園探索や学級裁判といったゲームシステムが楽しめる体験版。本編とは異なるストーリー展開となっており、過去作の主人公が登場する。クリアするとセーブデータを製品版に引き継ぐことができる特典付き。

f:id:BCC:20170828231150j:plain

f:id:BCC:20170828231201j:plain

f:id:BCC:20170828231209j:plain

f:id:BCC:20170828231216j:plain

f:id:BCC:20170828231224j:plain

 

製品版は9月27日に配信予定

ダンガンロンパ1・2MacLinuxにも対応していたが、今回のV3は「絶対絶望少女」と同様Windowsのみしか対応していないものの、アップデートで日本語対応となっていた1・2とは違いV3では最初から音声・字幕共に日本語化されている。

 

合わせてSteamで配信されているダンガンロンパシリーズも9月3日までの期間セールが実施中

ダンガンロンパ

20%オフの1,710円

 

スーパーダンガンロンパ

20%オフの1,710円

 

絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode

30%オフの2,660円