コンソール版からは2週間遅れとなったけど、Steamでも「ソニックマニア」の配信が開始された。価格は1,944円で、日本セガからSteam版に関するアナウンスはないものの今のところはおま国にはなっておらず、メニューなども日本語化されている。
メガドライブ時代の2Dソニックを、拡大縮小・回転機能が搭載されVRAM増強でパターン数増加した架空の新ハード「スーパーメガドライブ」に移植したエンハンスド版ソニックといった感じで、現代風に変なアレンジもされておらず、ゲーム自体はそのままに演出は当時のメガドライブでは実現できなかったものを存分に取り入れられている。花札屋のゲーム機が魅せる数々のエフェクトに、グギギッと歯ぎしりするしかなかったメガドライバーたちの無念もこのソニックマニアで晴らすことができるだろう。
※追記:アップデートでオフラインモードで起動できない問題は解決。これでGPD WINでもいつでもどこでもソニックマニアがプレイ可能に
ただPC版の批判点として、DRMであるDenuvoが搭載されているというのがSteamレビューでも多く上がっている状況。Steamをオフラインモードにしていると起動が不可能。ネットに常時接続するのが当たり前の時代なのに何故そこを問題視するのかと思う人もいるけど、ただでさえDRMに(StarForceやSecuROMで実害食らっていて)嫌悪感を示すオールドゲーマー向けのタイトルで、2Dゲームなので動作が軽くモバイルPCでも問題なく動くのに外でもネット認証が必要というのはいただけない。
GPD WINでも常時60fps出て、ボタン操作も十字キーと1ボタンのみなのでパッドが小さくても操作が快適。
せっかくGPD WINで常時60fpsで気持ちよく動いて、ボタン操作も十字キーと1ボタンのみで済んでパッドの小ささも問題にならないタイトルで、いつでもどこでもソニックが楽しめるというのに、ネット通信でバッテリーも余計に消費してしまう。