Xbox / MSストア(Windows 10)独占タイトルとなっていたオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 4」が3月10日、PCゲーム配信サイトSteamにおいても配信が開始された。
他プラットフォームでは二年以上前に発売されたタイトルだが、ゲーム本編のみのスタンダード版でも定価7,452円、カーパックや拡張パックなどを収録したデラックス版・アルティメット版においてはそれぞれ8,900円、11,772円とフルプライス設定のままでSteam版発売記念のセールといったものもなし。
ゲームのプレイにはXbox Liveアカウントが必須、Xbox / MSストア版とのクロスプレイに対応しておりオンラインは無料Xbox Live会員でも行える、Xbox / MSストア版からの既存プレイヤーはリーダーボードなどの情報は共有されるが、セーブデータだけはSteam版専用となりゲームを最初からやり直すことになるので注意。
日本語字幕に対応しているが音声は英語のまま、またXbox / MSストア版からの難点だった直訳丸出しだったり変な改行がなされる字幕もそのままだ。
Steamレビューではオープニングムービーが表示された後に起動しないという不具合報告が数多く上がっているが、自分の環境(OSはWindows 10で最新バージョンの20H2を適用)では起動は問題なく行えることを確認。動かない人は念のためWindows 10・ビデオドライバの更新、常駐ソフトの無効化、インストールデータの整合性チェックを行ってみよう。
夏・秋・冬・夏と四季が移り変わるイギリスのスコットランド北部からイングランド北西部の大地を、600台以上も収録された実在車に乗って縦横無尽に駆け巡り、数々のレースイベントに参加し自身のドライブテクニックをライバルに見せつけるもよし、または一人でも仲間と集まって行く当てもなく優雅にドライブするもよし、はたまた綺麗な背景をバックに愛車を様々な角度から撮影するもよし、楽しみ方は自分次第のドライブ生活を満喫することが出来る。
MSストア版に比べてSteam版はパフォーマンスは向上している印象。
Core i7 4790K・GeForce RTX 3060 Tiという環境で、4K解像度・画質は最高のエクストリーム設定・MSAA 4Xにしてベンチマークを計測すると平均68~70fpsと60fps越えとなる。
4K解像度・最高設定の環境で楽しみたい人は RTX 2080 Ti・3060 Ti以上のビデオカードがあれば問題ないだろう。
ただ、大きめのデータを読み込むシーン(例えば走行中にいきなり別の場面に画面が切り替わる)などにおいて一瞬フリーズするような現象が発生する。
半年前にプレイしたMSストア版ではそのような現象は発生していなかった記憶があり、おま感によるものなのか最近のForza Horizon 4のアップデートによるものなのか、それともSteam版特有のバグなのかは定かではないが修正して欲しいところ。
3月19日のアップデートでスタッター現象が無くなったことを確認。