1992年の同名アドベンチャーゲームのリメイク版前日譚「Alone in the Dark Prologue」が配信開始

1992年に発売された同名サバイバルホラーゲームのリメイク版「Alone in the Dark」(アローンインザダーク)における前日譚を描く「Alone in the Dark Prologue」がSteamならびにPSストア/MS(Xbox)ストアで配信中となっている。体験版なのでもちろん無料。

本編は10月25日発売予定で、Steamストアページの対応言語には音声・字幕ともに日本語にチェックが入っているが、このプロローグ版は字幕のみ日本語対応。また、PS5・Xbox版は予約が開始され、プロローグでも予約受付中の表記があるがこの記事を書いている時点でSteam版はまだ予約は開始されていない。

1920年代のアメリカ南部、デルセト屋敷でジェレミー・ハートウッドが謎の失踪を遂げた。ジェレミーの姪エミリー・ハートウッドと調査を依頼された私立探偵エドワード・カーンビーはデルセト屋敷へと訪れる、といったゲームのストーリーで、このプロローグでは言動のおかしいジェレミーから依頼されエミリーへの手紙を置きに行くことになった11歳の少女グレイス・サンダースを操作することになるのだが、配達物を置いておく部屋に行く最中に「なにか」が待ち受けていた。

プロローグ版は18GBのデータ容量があるものの、ゆっくりやったとしても10分程度で終わってしまうボリュームで、戦闘シーンなどはなく移動のみ、演出についても3か所程度しか用意されておらず、消化不良は否めないかもしれない。だが、ゲームの舞台となるデルセト屋敷の雰囲気を感じ取ったり購入前にSteam版の動作確認は行えるだろう。

10分程度のプレイに18GB分のデータをダウンロードしている時間がもったいない人向けにプレイ動画。録画環境(Shadowplay)の問題か、常時60fps以上維持していたのだが何故かフレーム抜けが発生している箇所が存在する。

 

昨今のPCゲームにおいて最適化が問題となっているがこのAlone in the Darkは、プロローグ版をテストした限りでは問題は無さそうである。

Core i5 12600、DDR4-3200 32GB、GeForce RTX 3060 Tiの環境で解像度1440p・グラフィックプリセットを最高設定にあたる「シネマティック」にしていても常時60fps以上、スタッターなどもとある部屋でロードの為か一瞬発生する一か所箇所のみでそれ以外はカクツキの様なものは全く見受けられない。一応、FSRやDLSSといったアップスケーラ設定も用意されているが、すべてオフにしてネイティブ解像度のままで問題ないだろう。