Steam版「グランブルーファンタジー ヴァーサス」高画質化(スーパーサンプリングアンチエイリアス)設定

モバイルゲーム「グランブルーファンタジー」を題材とした格闘ゲームグランブルーファンタジー ヴァーサス(グラブルVS)」

3月14日よりSteamでも配信が開始され、PS4版よりも高解像度表示が可能なもののそれでもまだゲーム内のグラフィック設定を最高まで上げてもジャギーが見えており、完ぺきとは言えない画質。

同じUnreal Engine 4採用・同じアーク開発のSteam版「ドラゴンボール ファイターズ」(おま国)が内部レンダリング解像度を表示解像度よりも高く設定することが可能だったのに、グラブルVSはレンダリング解像度と表示解像度が同一(スケーリング解像度設定が上限100%)までという仕様になっているのは不可解だが、設定ファイルを直接書き換えることでスケーリング解像度を100%以上にすることが可能である。

設定方法はシステムドライブ(例:Cドライブ)内のフォルダ

\Users\(Windowsのユーザー名)\AppData\Local\GBVS\Saved\Config\WindowsNoEditor

(AppDataフォルダは隠しファイルになっているのでWindowsの設定を変更して表示できるようにすること)

を開いてファイル「Engine.ini」をテキストエディタで開き、

[ConsoleVariables]
r.ScreenPercentage=200

 

 という記述を追記して保存すれば完了。

f:id:BCC:20200323213003p:plain

f:id:BCC:20200323213021p:plain

スケーリング解像度設定「r.ScreenPercentage」はレンダリング解像度を表示解像度の縦横何パーセントにするかという設定なので、200ならば解像度1080p(1920*1080)時に4K(3840*2160)相当の解像度で出力され、スーパーサンプリングアンチエイリアスがかかったような状態になり、特にキャラクターの輪郭線に目立つ細かいジャギーが軽減されるはず。

 

比較画像

 

オリジナル(スケーリング解像度100%)

設定ファイル書き換え(スケーリング解像度200%)

 

オリジナル(スケーリング解像度100%)

設定ファイル書き換え(スケーリング解像度200%)

 

オリジナル(スケーリング解像度100%)

設定ファイル書き換え(スケーリング解像度200%)

 

オリジナル(スケーリング解像度100%)

設定ファイル書き換え(スケーリング解像度200%)

 

自分のPC(GeForce GTX 1070搭載)でテストした限り、1080p・最高設定・r.ScreenPercentage=200に設定しても常時60fpsを維持しており、ランクマッチ戦も行ったが問題なくマッチングも行われ試合中もラグは発生しなかった。

 アップデートでゲーム内のグラフィック設定から変更可能になる正式対応を望みたい。