Steam版Deus Ex: Mankind Dividedに日本語ランゲージDLCが登場、お値段は・・・

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PS4/Xbox One デウスエクス マンカインド・ディバイデッド日本語版発売に合わせて、Steamの方でも英語版Deus Ex: Mankind Dividedが日本語化される日本語ランゲージDLCが配信された。

価格はスクエア・エニックスタイトルということで2,980え・・・ではなくLife is Strangeの時と同じく無料で入手可能で、しかも字幕だけでなく音声も含めて完全日本語化(英語音声日本語字幕も可能)される。やっぱり社長が変わると企業体質も変わるんでしょうか。

ダウンロードして起動しても英語版のままという人は「Option」→「Language」を開いて両方とも「Japanese」にした後、設定画面を閉じればメニューが日本語化されるはず。

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Steam版ニーア:オートマタ、ABCDEエンディングクリア

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プレイ約28時間でストーリーに直接かかわるABCDEエンディングに達成。Dエンド見た後にEエンドが発生する選択肢をキャンセルして一旦セーブ、再度挑戦したときに一回だけ強制終了したくらいで他のシーンでフリーズや強制終了といったバグも発生せずスムーズに進むことができた。

プラチナゲームズ製のゲームは何作もやってきたけど、どれもプレイ中にマンネリ感が出てきてしまったりイライラするような箇所やボス戦が用意されていてクリアまでのモチベーションが保ちにくかったが、オートマタは回避アクションが楽で連打しているだけでも延々と攻撃を食らうことなくストレスフリーでサクサクと進み、空虚な舞台の雰囲気に魅了されプレイ中に何故戦い続けているのかプレイヤー自身が分からなくなってくるストーリー展開に引き込まれてゲームの止め時もわからず、一気に終わらせることができた。見えている廃墟の入り口に入れない、2周目の不必要さ、中途半端なシューティングパート、戦闘中に敵の姿が確認できなくなるカメラワークといった欠点ももちろん目につくものの、それを補って余りあるほどのゲームだった

Eエンドの最後の選択肢は全部「はい」を選んでしまうとセーブデータが消えるが、最後に「いいえ」を選択すればセーブを消すことなくEエンド達成済みのセーブが残るので誰も助けたくない人は躊躇なく「いいえ」を選択しよう。

Steam版ニーア:オートマタ、2週目クリア

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2B操作の1週目と、9S操作の2週目クリアして3週目に突入した段階まで進んだ。

3週目から展開が変わるようだけど、9S側の視点から物語が進んで追加ムービーや新事実も発生するとはいえ実質1週目と大差ない2週目ってスキップできる箇所があっても良かったような・・・

それは置いといても現時点で評価する限り、プラチナゲームズお得意の派手な爆発エフェクト満載の斬撃アクション、廃墟と化した街並みの空虚な雰囲気、その空間を盛り上げるのに相応しいボーカルやコーラス入りの音楽、とすべてが高い水準。バイオハザード7やニーアと最近の和ゲー良作ラッシュは目を見張る。

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そして何より肝心なのが2Bちゃんのお尻なのである。胸元の開いたドレス、下にはレオタード、目元は目隠しをしているフェチズム全開の2Bちゃんが走る際にドレスの下から見えるおけつ、シリアスシーンで下アングルにカメラ視点を移動してヒップ、梯子から降りる際にも臀部と、どこでもいつでもお尻を眺めるゲームとなる。

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不満点があるとすれば、画質設定がPS4 Pro版と同等にするものしかなく、描写距離設定がないのでPS4/Pro版と同様にポップアップが目立ったり、PC版特有の高画質化が解像度くらいしか用意されておらず、その高解像度表示もインゲームのみにしか適用されずムービーシーンはPS4版のソース(900p・30fps)を元にしたプリレンダの動画が流れるだけなので高解像度の恩恵も減ってしまったりするのがマイナスポイントではあるが、少なくともPS4 Pro版と同等以上でPS4版よりは画質は上なのには変わらない。

 

バグらしいバグも問題となったフルスクリーン表示以外は特に自分の環境では発生しておらず、5時間以上連続で起動していたが特にフリーズや強制終了することもなく進行不可能なものにも遭遇せず、肝心のフルスクリーン問題も仮想フルスクリーン化ソフトを利用すれば解決する。

SteamレビューもフルスクリーンやRADEON問題があったリリース直後は「賛否両論」や「やや好評」という微妙な評価になっていたが、パッチが来る前にある程度解決方法がそろったことで「非常に好評」に持ち直している。

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Steam版ニーアとは話がズレる話題にはなるけど、DAMONGEとかいうデマサイト、どうせ鍵屋で買うかソシャゲのガチャしかやらないんだからSteamストアの価格に不満を持って価格とは違う箇所で叩きするのをやめりゃいいのに。あの手のフェイクニュースサイトの管理人は顔の面が厚いから何言っても無駄だとは思うけど。

ただ翻訳記事を載せてるだけだ、って言えばそれまでだけど、ムービーでカクつくのはコーデックやソース元のフレームレートの問題であってPCスペックで解決できるものじゃないし、TITAN Xでカクつくとかそれよりも低い1070では新エリア移動時に読み込みが発生してカクつく程度(そのカクつきもメモリにキャッシュされれば解決)で戦闘シーンでは問題なく60fps保っているし、一瞬フレームレートが低下するようなシーンを引き合いにしてさも常時60fps保てないような「最適化されてなくて推奨スペック以上でも動作が重い」という印象操作した記事載せて、それがゲハサイトに転載されて「大不評」とか書かれて、知ったかぶりがしたり顔でさも本当のことのように言う。実際にはSteamレビューの評価は「非常に好評」で青いサムズアップが目立っている。

そもそも翻訳記事なんか載せなくても、自分でプレイして気づいたこと書けば済む話なのに何故それをしない。

値段分の価値はあったとは自分は思うけど、客観的に見たら正直高いと思うのは間違ってないし、スクエニも色々とやらかしているので援護するのもなんだが、ゲームの内容や今回のニーア関係の対応とは別問題である。

書いてる本人は鍵屋利用しておいてSteamでの日本人売上比率は約1%しかないと嘆いたり(ちなみにSteamのアクティブアカウント総数は1億5千万以上で売上に挙げているタイトルは日本語非対応)、公式発表でもないSteam版の発売日を信頼できるリーク元だから間違いないと断言したりとか、実際には値段据え置きなのに消費税で8%上乗せされると記事タイトルで書いて高くなっていないものをさも高くなったかのような印象を与えたり、PCゲーム好きでもないのにPCゲーマー名乗って無理して信頼性もない記事を書く必要はない。

Steam版ニーア:オートマタが発売開始。フルスクリーン時の黒枠解決方法、推奨環境以上なのにカクカクする場合の解決方法

※追記:アップデートによってカクツキはある程度緩和、フルスクリーン時に黒枠が表示される問題は解決される。以下は当時の記事

 

 

 

 

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※追記

今からならMod「FAR」(Fix Automata Resolution)を導入するのがベストかと思われる。フルスクリーンの黒枠問題の解決以外にも、ストリーミングのキャッシュ、グローバルライティングやポストプロセスエフェクトの調整などが一気に行える。

導入方法などは下記より。(高画質テクスチャは導入しなくてもよい)

bcc.hatenablog.com

フルスクリーン時に黒縁が出てしまったり、RADEONだと最新ドライバにしても動作しないという問題が発生しているけど、その点が解決できている及び解決できる環境であれば問題ない移植。

黒縁は問題なく表示されないという人もいるので使用しているディスプレイかケーブル(HDMI接続だったかと記憶してる)による環境依存かと思うけど、自分はSteamで売られている「Borderless Gaming」を使用して、ゲーム自体はウィンドウ表示にしBorderless Gamingでフルスクリーンに変換することで解決。4K表示も問題なく行えている。

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この手の仮想フルスクリーン化ソフトはフリーソフトなら「GameCompanion」、他ゲーム用のModでも出ているはずなので、同じようにこの問題に悩んでいる人はパッチが出るまでこれらで代用しよう。

 

RADEONで動かない問題は・・・うん。

※追記RADEON環境の不具合はドライババージョンを16.11.5まで戻すと治るケースがある模様。ただし去年リリースされたドライバで古いので他に最新タイトルを並行してプレイしている人は注意。

Steamフォーラム - AMD RX 480 Crash / White Screen Fix + More

 

要求スペックが割と高めのタイトルということで気になる最適化周りだけど、Core i5 4670K・メモリ 16GB・GeForce GTX 1070・Windows 10の環境で画質設定はMSAA 4x・モーションブラーあり・シャドウHIGH・エフェクトHIGH・アンビエントオクルージョンあり設定にして1080p時は常時60fps、1440p時は約50fps、4K時は20~30fps程度となっている。

Proではない無印PS4で900p・アンチエイリアスとモーションブラーなし・60fpsを割るシーンが目立つということなので、PS4 Proと同等かそれ以上の画質で遊ぶことができる。

非サポートということだけど4K表示にも対応していて、内部解像度が変わらず1080pの映像が拡大表示というお粗末対応ではないネイティブ出力でくっきりはっきり表示される。ただインゲーム中は解像度は高いんだけど、UIやプリレンダのムービーシーンが900~1080pのPS4版からそのまま持ってきただけのようで、この部分だけボヤけた感じになってしまう。4kおよび60fpsのゲームシーンからブロックノイズが目立ちフレームレートも30fpsのムービーにいきなり切り替わるので余計に差が目立つ。もともと4K解像度自体非サポートだし、そこまで手が回らないので難しいだろうけど別途高画質ムービーパッチ or DLCをリリースするかリアルタイムレンダリングで表示させてほしかった。

 

またこの記事を書いている時点で最新版のNVIDIAドライバでもゲームプロファイルが定義されていないので、省電力機能が働いてビデオカード側じゃなくIntel HD Graphics側で表示されてしまい重くなるという現象も発生する。

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推奨環境以上のPCにも関わらず重たい場合は、ゲーム内の画面設定からモニター選択がIntel HDになっていないか確認すること。なっていた場合はBIOS側から無効化するなり、ディスプレイケーブルがビデオカード側に刺さっているか確認するなり、「NVIDIA Optimus 切り替え」でググってドライバ側から変更するなりしたほうがいい。

Steam版ニーア:オートマタがようやく日本からも予約開始。価格はPS4 DL版と同じく8,424円

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発売が17日(日本時間18日)に差し迫っているにも関わらず、本国であるはずの日本からは今まで予約が不可能となっていたSteam版「NieR: Automata」だが、今日になってようやくおま国状態が解除され予約ができるようになっている。もちろん音声・字幕ともに日本語になっている日本語版。

価格は8,424円(税込み)とPS4 DL版と同等の設定になっており、発売してからそれほど日も経っておらず他機種と合わせる形とはいえ正直言えば高く感じる人が多いだろう。

予約特典として

  • ポッドスキン:配送用ダンボー

  • ポッドスキン:レトロ・グレー

  • ポッドスキン:レトロ・レッド

  • ポッドスキン:白の書

  • アクセサリー:機械生命体ヘッド

そしてSteam版専用スキンである

  • アクセサリー:Valve

が付属している。Valveゲーの起動ムービーで流れるあの後頭部に取り付けられてるヴァルブそのものなんだけど、何故かニーアでは後頭部だけじゃなく目元にも取り付けるスキン。何故後頭部だけじゃない?って思ってたら、コメント欄で指摘されたけど初期のムービーは目に取り付けられていたことすっかり忘れてました。早とちり。

 

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DOA5DLCと合わせて約12,000円

明らかなおま値で高いなぁとか、とかみんな散々文句言うけど渋々開発していくんだから、和ゲーメーカーの割高商法はこれからも続くだろう。

Steam版「フィリスのアトリエ」が日本語に対応。PS4/Vita版の初回特典DLCも無料配信中

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Steamフォーラム上で開発者アカウントからアナウンスがあった通り、Steam版「フィリスのアトリエ」が日本語音声だけじゃなく日本語字幕・UIが追加されるアップデートが昨日配信された。

また、現在PS4/Vita版の初回限定特典として配信されていた「『リゾートバケーション』『ワンダーランド』 衣装」「スペシャルBGMパック」の2点が4月3日までの期間限定で無料配信されている。各DLCのストアページで「ダウンロード」ボタンを押せばアカウントに追加される。

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起動時のランチャーから「Config」タブを開き、「LanguageType」を「Japanese」で日本語字幕、ゲーム内オプションから「音声言語」を「日本語」にすれば完全日本語版となる。

動作テストや海外版基準でSteam配信しているから仕方ないとはいえ、和ゲーなのに「海外のゲームに日本語が追加された」ような印象すら受けるのはなんなんだろう?

既にSteamで配信されている「よるのないくに」や「ソフィーのアトリエ」も日本語に対応してほしいけど、ストアページは日本語になっているのにタイトルに日本語名が記載されていないのと、後出しのフィリスが対応してこちらは未対応ということから察するに、この2タイトルは英語版のままの可能性もある。

 

とはいえ、最近のSteam和ゲー&日本語対応ラッシュは凄まじいな。まだまだおま国だー、おま語だー、と騒がれるけどMAFIA 2やダークソウルで何の説明もなく返金食らったり酷い目に会うことも少なくなったし、公式で日本語対応するので(公式とはいえボランティア翻訳して酷い目見たのもあるけど)時間を割いて日本語化Mod作らなくても済んでくれるようになったり、昔に比べたら相当恵まれている。

 

一部ロード画面後に起動できないという報告があるようだけど、自分の環境だと特に問題なかったがビデオドライバ側でアンチエイリアス設定を行うとこの現象が発生するのを確認。もし起動しないという人はビデオドライバの更新と設定を初期化、フルスクリーン表示にしているならウィンドウ表示か仮想フルスクリーン表示に切り替え、Windows 7を使用している人はKB2670838(Windows6.1-KB2670838-x64.msu)をインストール

ゲーム業界人が他機種に移植希望をしちゃいけない?

なんか「ゲーム業界人がクレクレしてる!」って一部から叩かれてるけど、PC版が出なかったRed Dead RedemptionのためだけにXbox One買ったら、解像度は低いわフレームレートは低いわ、Xbox One自体も起動が遅かったり全体的にUIがもっさりだったりゲームが揃ってるわけでもなく、独占タイトルのHALOシリーズもやったけどそんなに面白くなくて「PC版出てればこんなハードに三万も出さなくて済んだのに・・・」とゲーマーの俺でもすごい残念な気分にしかならなかったので、業界人がPS4版望んだとしても特に変な話じゃないと思うんだけど。

もしこの人がゼルダのためだけにスイッチ買ったとして、フレームレートの不安定さや他に欲しいタイトル無くて埃かぶせていることをつぶやいたら、今度は「ゲーム業界人がネガキャンを~」とか騒ぎ立てるのかな?

よく「好きなゲームならハードごと買うのがゲーマー!」とか叫んでいる人がいるけど、そういう人は実際にゲーム1本だけのためにハード買ったことがないゲーマーなんだろう。