Google Stadia独占タイトルだった「GYLT」がSteamで配信開始。日本語字幕対応

ゲームの未来を変えるとまで(一部の意識高い系の人たちの中でのみ)言われていたもののあえなくサービス終了となったGoogleクラウドゲームサービス「Google Stadia」ローンチ&独占タイトルだった「GYLT」がPCゲーム配信サイト「Steam」にて配信がなされた。価格は定価2,900円

ゲームは行方不明となった妹のエミリーを探すサリーとなり、失踪依頼の張り紙を貼っている最中にいつもとは様子のおかしい次元へと変貌した夜の町に迷い込んだことから物語は始まる。エミリーを追う道中には不気味な怪物たちがうろついており、物陰に隠れながら進み懐中電灯の光を利用しておびき出したり弱点に光を当てて退治していくステルスホラーアドベンチャーとなっている。

日本語字幕にも対応しており翻訳も問題なさそうではある。

Google Stadiaは日本でのサービス展開が始まる前に撤退という形になってしまい、今の今までStadia以外では配信されてこなかったGYLTも日本で遊ぶ手立てが存在しなかったが、こうして日本語にも対応した状態で遊べるようになったのは喜ばしいことだろう。

でも、いつでもどこでも遊ぶ場所を選ばないとか、プレイ環境のスペックを気にせず遊べる、とかクラウドゲームサービスにはそういうメリットが存在するんだけど、場所によって遊べないというクラウドゲームの全否定にしかならない落ちだったな。

実際にGYLTをプレイしてもクラウド側のサーバーのマシンパワーじゃないと実現できないような特別高度な表現をしているわけでもなく、それこそPS4でも実現できる(注:PS4版も配信中)表現しかないし、話題性以外でStadia独占配信した意味は何一つなかった。