FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION 配信開始

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先にPS4 / Xbox Oneで発売されていた「FINAL FANTASY XV」に今まで配信されてきたDLCやアップデートだけでなく、新機能としてファーストパーソンモードや新マップを追加、更には公式でMod対応まで謳われ、PCならではの高画質化も施したWindows PC移植版。

価格は8,424円。PS4がワゴンセールされてるゲームが8,000円って嘘だろ・・・おい・・・って言うのが正直なところ。

DLCまで収録している関係で容量75GB、更に後述のハイレゾDLCで100GB超という重量級のデータサイズ。

PCゲームプラットフォームとしてはお馴染みのSteam以外にも、スクウェア・エニックスタイトルとしては珍しくMicrosoftストアやOriginストアでも配信されているという幅広い販売体制となっているが、Steamワークショップが存在しModが出た場合の入手性やゲーム自体の管理のしやすさを考えたらSteam一択になるだろう。

Steam版限定でHalf-LifeをモチーフにしたHEVスーツや「バールのような物」といった装備を追加する公式Modが、Steamワークショップを通して5月1日までの期間限定で配布が行われているので欲しい人は早めに入手しておこう。率直に言うと、スタイリッシュ感ゼロのアイテムだ。

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グラフィック設定で「高」及び「最高」を選ぶ場合はゲーム本体とは別に、無料で配布されているハイレゾリューションDLCが必要になってくるので注意。

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Steamクライアントからこのストアページの「ゲームをプレイ」ボタンを押した後、ゲームライブラリの「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」を選択して右ウィンドウに表示されるDLC一覧の「FFXV High-Resolution Pack」のインストール済みのチェックが入っているか確認すること。容量65GBの追加データインストールが開始される

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解像度・テクスチャ・影・描写距離といったお馴染みのPC版特有のグラフィック強化はもちろんのこと、GeForceで有名なNVIDIA社が提供するグラフィック技術「GameWorks」を利用して高品質な髪や草の表現・よりリアルな影の強化も施されている。

これらを有効化するかしないかで印象が大きく変わるシーンがあるのでできれば有効にしておきたいところだが、やはりというべきか重たいグラフィック設定というのには変わらないし、NVIDIAの技術ということでAMD系のGPUでは最適化が不利になって更に重たいようである。

 

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NVIDIA TurfEffectsを有効にした際の草表現

 

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NVIDIA TurfEffectsを無効にした際の草表現

 

Core i5 4670K・メモリ16GB・GeForce GTX 1070という自分の環境では、1080p 最高設定だと50fps程度でそのうえ時折カクッとなる現象も発生してプレイに支障が出るほど気になってしまったので、他の設定は最高設定のままNVIDIA HairWorksとTurfEffectsだけ無効にして遊んでいる。

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これでもコンソール版よりも画質は良いはずで、ほとんどのシーンで55fps以上は出てカクツキも無くなった。GameWorks関係も含めてすべての設定を有効化して常時60fps越えで遊びたいという人はGeForce GTX 1070 Tiもしくは1080以上は必須かもしれない。

 

ゲーム自体も遊ぶことができるプレイアブル体験版も配信されているので、製品版購入の前にまずはこちらから遊んでみてもいいだろう。何故かNVIDIA VXAOの項目が変更できないようになっているとはいえ、それ以外のグラフィック設定は自由に変更でき、動作環境自体も製品版と同等なので自分のPCでどの程度遊べるか試してみたいという人はうってつけである。

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