今後Steamで配信予定となっている多数のタイトルの体験版を取り上げる企画「Steam Next フェス」にて公開されているタイトルの一つ「Agent 64: Spies Never Die」体験版をプレイしてみました。
あのタイトルを連想させるようなゲームタイトルやロゴ、上のプレイ動画からもわかるとおりNINTENDO 64で発売されたFPS「ゴールデンアイ 007」や「パーフェクトダーク」をオマージュしたFPSゲームなんですね。
ボヤけたテクスチャにシェーディングやスペキュラーで光を表現したグラフィック、画面下に下ろすだけで即リロードされる銃、通常は大雑把なオートエイムだが照準を出すことによって精密射撃への切り替え、ヒントもないミッション項目を遂行していくゲーム進行、チョップによる近接攻撃、トイレ個室の上にある換気ダクトから侵入するシーン、壊すと何故か爆発する書類棚やPC画面、などなど初めてプレイしたはずのゲームなのに「俺はこのゲームを25年前にプレイしたことがあるぞ!」と叫んでしまいそうになるくらい近視感。
単に話題集め目的で名作をオマージュしました~といった作りでもなく、被弾した敵の反応から射撃感も良好で、敵の隙をついて攻撃し反撃されたらすぐ物陰に隠れて回避するヒット&アウェイというFPSとしての銃撃戦の面白さもオマージュ抜きにしても高い完成度。
体験版では日本語に対応している部分がミッション項目のみ、発売予定が2022年内でまだ明確には決まっていないようだが、発売が待ち遠しい個人的な期待作。