高騰している光学メディアのレトロゲーム

メガCD修理に凝っている影響で一度は売却したメガCDのソフト自体も集め直しているんだけど、数年前と比べても中古相場が倍以上になっている印象。

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地元近辺のブックオフのショーケースに展示されていたメガCD版「ニンジャウォーリアーズ」と「ぽっぷるメイル」がそれぞれ3,950円で売られていたので購入。

これでも高く感じるかもしれないが、これらの相場は現在平均8,000円近くにまで値上がりしている。10年前にニンジャウォーリアーズ買ったときは2,000円くらいで買えたんだよなあ。「慶應遊撃隊」とか数年前まで1万円(これでもプレミア価格である)だったのが既に3~4万円まで跳ね上がっている。メガCDだけじゃなくPCエンジン CD-ROM2も一部のタイトルはこうなっている。

レトロCD-ROMマシンの互換機「Polymega」が発売されることを期待して、価格が高騰しているレトロゲームをできるかぎり安価で買おうと本体発売前にゲームを購入するコレクターが多いのだろうが、既に光学メディアの寿命である20~30年に差し迫っていて読み取れないディスクも存在しているはずで日に日に絶対数が少なくなっていて我先にと購入競争が始まるから更に在庫が減ってまた価格が徐々に高騰していくというスパイラル。

ただ、その肝心の「Polymega」がIntel CPUの供給問題を理由で発売が延期となっている状況となっていて、結局メガCD本体(からBIOSを吸い出してエミュレータ)が無いと買い占めている人たちはおそらくソフトがあっても遊べない日々になっているだろう。しかし、「Polymega」って本当に発売されるのか?Intel CPU積めてもPCエンジンメガCDは互換BIOSが未だに出ていないような代物なのに、本当に法に触れないで大っぴらに発売できる商品となるのか?正直言うと、よくわかっていない商品なんだけどPCエンジンメガCDは自分で吸い出したBIOSを求められるとかないの?