Steam版「龍が如く 極2」が配信開始。日本語対応、バーチャ2・バーチャロンも完全収録。

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PS2で発売された「龍が如く2」を「龍が如く6」で使用されたドラゴンエンジンでリメイクした「龍が如く 極2」がSteamで配信開始。価格は定価3,288円。

Steamストアでのタイトルは「Yakuza KiwamiI 2」と海外タイトル表記となっているが、既にSteamで配信されている「龍が如く0」や「龍が如く 極」と同様に日本語音声・日本語字幕の完全日本語版となっているので安心(?)して欲しい。

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もちろんミニゲームとして「バーチャファイター2」や「電脳戦機バーチャロン」も収録されているので、公式にPC上で遊べる初めてのアーケード版完全移植となる。

もうSteamで売ってるメガドライブ版バーチャファイター2で「これはバーチャ2なんだ!2Dだしリオンと舜帝がいないしなんか別物だけど絶対バーチャ2だ!」なんて自分をマインドコントロールしなくてもよいのだ!

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PS3とのマルチタイトルだった0や極と違い、PS4世代で初採用されたドラゴンエンジンということでPCの要求スペックはかなり上がっているが、Core i5 4670K・メモリ16GB・GeForce GTX 1070・Windows 10の自分の環境では1080p・最高設定でほとんどのシーンで60~70fpsを維持、一部イベントシーンで一瞬50~55fpsに落ち込む程度となっている。

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極2はPS4でやっていないのでPS4版との違いは正確に比較できないが、同じくドラゴンエンジンを採用している「ジャッジアイズ」(キムタクが如く)をSteam版極2が配信される前にクリアまで遊んだのでそれとの比較。ジャッジアイズをプレイしていて気になったジャギーや細かいチラつきが目立たず体感的に20fpsで動いているかのような動作のモッサリ感が全くなくヌルヌルして遊べるのはかなり気持ちいい。ロード時間もSSDを搭載したPS4スリムでも7~8秒くらいと微妙に長い間があったが、PC版極2はHDDへのインストールでも短いイベントシーンならそもそもロード自体が発生せず、長い場所でも3~5秒程度で終わる。

 

気になるのが何故かデフォルトのカメラ視点移動の設定が上下左右共に「」入力になっている。ゲームを開始して右スティックを右に倒したらカメラが左に旋回し始めたときは何が起きたのか一瞬わからず硬直してしまった。

カメラ視点移動の設定は「ゲーム設定」を開いて「(主観モード)視点操作」をすべて「」にする。「入力設定」の方にはカメラ視点の操作方向を決める設定はないので勘違いしないように。

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