Steamウインターセール2018が開催、アサシンクリード オデッセイが50%オフ、ジュラシックワールド エヴォリューションが75%オフ、ソウルキャリバー6が33%オフなど

今年もこの時期恒例のSteamウインターセールがやってきました。

近年は値引き率が抑えられていて、何年も前に比べるとインパクトが減少したようにも感じられるが、それでも割と新しめのタイトルでも多くの作品がセール対象となっているので、何かしら見つかるかと思う。

他機種からの移植やSteam版は後発でやや古い印象も含まれるタイトルがあるが、一応2018年にSteam版が発売したタイトル群でお勧めや注目作品、今のところPS4やSwitchに移植されていない珍しいものの一部を紹介していく。

日本語対応に絞ったわけじゃないけど、今回取り上げるタイトルはすべて日本語対応だった。

 

歴史上の舞台を駆け巡り暗殺を行うアサシン教団の一員を主人公とした「アサシンクリード」シリーズ最新作。日本語対応。

価格は通常版が50%オフの4,536円。

古代ギリシアを舞台に、ゲームシステムが大幅に手を加えられた「オリジンズ」からフレッシュアップしたシステム、主人公がシリーズ初の男性女性から選べるようになっているなどの特徴がある。

 

  • HITMAN2

 

スキンヘッドの後頭部にバーコードが彫られた、どう見たって怪しいのに服装を着替えるだけで周囲に完全に溶け込む(溶け込んでない)暗殺者が主人公のステルスアクションゲーム

価格は通常版が30%オフの5,519円。HITMAN1のプロローグのみ遊べる体験版も配信されている。

ストアページでは日本語非対応の表記が出ているが、実は日本語字幕に対応している。

服装によって警戒される人間や入れるエリアが異なり、場面によっては変装だけでなく引導によっても進まなくてはならない。単純にサイレンサー付きの銃やワイヤーによる絞殺といったあからさまな殺害方法のみならず、周囲にあるものを利用してターゲットを事故死に見せかけて暗殺したりと、攻略方法が多彩に用意された自由度の高さが特徴。

 

  • 428 ~封鎖された渋谷で~

渋谷の街を舞台に繰り広げられる実写取り込みのサスペンスサウンドノベル

価格は40%オフの2,376円。日本語対応。

各々の主人公が一つの事件に関係しており、一つのストーリーだけじゃなく複数のストーリーを読み進めてザッピングを行い物語を進めていくシステムが特徴。

 

  • 二ノ国II レヴァナントキングダム

レベルファイブ×百瀬義行氏×久石譲氏が手掛けるジブリ作品のようなトゥーンレンダリングが特徴のアクションストラテジーRPG

価格は通常版で50%オフの4,320円。日本語対応。

ドナルド・トランプが核ミサイルを食らって異世界に転生したと思ったら、獣耳ショタ王子と冒険を繰り広げるストーリー。これ以上、どう説明しろと?

 

  • 四女神オンライン

各ゲームハードが各国の女神として祭られ、ゲーム会社も擬人化して登場して出てくる独自の世界観を持ったRPGネプテューヌ」シリーズのスピンオフ作品。

価格は60%オフの1,640円。日本語対応。

今作ではネプテューヌ達が遊ぶオンラインRPG内の出来事という設定で、ナンバリングタイトルやそのリメイクに当たるRe;Birthシリーズとは違い、ジャンルはアクションRPGに変更されている。

 

龍が如く」シリーズ1作目より前の1980年代の神室町と蒼天堀を舞台に、桐生一馬と真島吾朗を主人公にしたアクションゲーム。

価格は33%オフの2,605円。日本語対応。

歓楽街を徒歩で移動しながら、絡んでくるチンピラをボコボコにしたり、突如発生するサブクエストをこなしながら、目的地まで進むとストーリーが進んでいき、巷に溢れる海外オープンワールドゲームと比べると移動範囲が狭い印象を受けるが、怪しげに光る如何わしい看板や店先に並ぶ細かい商品の数々まで一つ一つ使いまわしが無いような印象で、スナックに入ればカラオケを歌うことができたり(しかも割と本格的な音ゲーでうまくいくと演出付き)、ゲーセンに行けばセガの名作「スペースハリアー」や「アウトラン」を遊ぶことができたりと、細かいところがやたらと作りこまれている。

 

  • Jurassic World Evolution

同名映画が原作の恐竜テーマパーク運営シミュレーションゲーム

価格は75%オフの1,437円。日本語対応。

 

元はXbox One独占タイトルだったものの、今年になってPC版が発売されたタイトル。

価格は20%オフの1,640円。日本語対応。ただし、Steamストアページでは対応言語一覧で音声にもチェックが入っているが、Xbox One版と同じく英語音声・日本語字幕となっている。デフォルトでは字幕表示がオフになっているのでゲームを起動したら、「オプション」→「ゲーム」の項目から「字幕」をオンにしないといけない。

Xbox One版で別売だった2つのDLCは最初から収録されている。

エナジードリンクの影響でクリーチャー化した市民の溢れるサンセットシティから脱出を図るべく、街中を飛び跳ねたりグライドして俊敏に移動しながら突き進むオープンワールドアクション。

説明だけ聞くとポストアポカリプス系のストーリーかと思いきや、そんな風には思えない西海岸のような明るい街の雰囲気、メタなアナウンスやイベントが目白押し、ド派手な爆風が広がる武器の数々で次々とクリーチャー達や暴徒を灰と化していく爽快感溢れるシューティングとなっている。

 

剣といった武器を主体にした格闘ゲーム。シリーズ恒例となっている他作品からのゲストキャラクターだが、The Witcherシリーズからゲラルト、有料DLCでNieR: Automataから2Bが出てくる。

価格は33%オフの5499円。日本語対応。

クリエイションモードでオリジナルのプレイヤーキャラクターを作成して遊ぶことも可能。選べる体系や顔、各服装も数十種類しか用意されておらず、あまり自由度がなさそうに思えるが、工夫次第では面白いキャラクターや予想だにしない物だって作成することができる。もちろん、作ったキャラクターでオンライン対戦も可能なので自慢のキャラクターを全世界のプレイヤーに見せびらかして対戦することだってできる。

 

STEINS;GATE」のトゥルーエンドルートである事が起こらず、β世界線のまま過ごす岡部倫太郎が主人公の今年アニメ化もされたノベルゲーム。

価格は40%オフの2,088円。日本語対応。

STEINS;GATE」の前日談でもあり続編でもある作品で、当たり前だが前作をやっていないとストーリーのネタバレにもなり、話の流れが把握できず感情移入も何もなくなってしまうので、やっていないという方はシリーズ2作品がセットになったバンドル版をお勧めする。

Save 50% on STEINS;GATE + STEINS;GATE 0 on Steam

 

次々と主人公に向かってくる女の子たちを眼力で昇天させていくという眼(ガン)シューティングゲーム

価格は50%オフの3,490円。日本語対応。

今までのシリーズとは違い360度視点移動となり、デビルスイーパーという掃除機風のアイテムでスカートを捲ったり着衣を吸引して脱がすことができるようになった。

初期リリース時、コマンドラインで不完全ながらVRモードで起動できるようになっていたものの、その後のアップデートでこのVRモードが使えなくなったという騒動があったが、有料DLCという形でこのVRモードが復活するようになった。非公式VRモードと違い表示に問題があるといったことももちろん発生せず、最後までVRモードで遊べる。

VR DLCは単品1,250円。ゲーム本体とのセットで45%オフの4,474円。

 

  • Dead or School

漫画家木星在住氏が制作する、地上をゾンビが支配し人々が地中で暮らす東京で、かつて地上にあったという学校という場所を再建するために立ち上がる女の子ヒサコが主人公のハクスラ系メトロヴァニアスタイルのアクションゲーム。

価格は20%オフの1,200円。日本語対応。

まだ早期アクセスの段階でバグもあり全ステージが遊べるわけではないが、来年1月発売予定の正式版が発売されれば値上がりする可能性があり、この価格でSteamから買えるのは暫くない可能性もあるので注目しておきたい。

 

 初代PlayStationで発売された「クラッシュ・バンディクー」「クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!」「クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周」のクラッシュバンディクートリロジーをリメイクした移植。
価格は35%オフの3,440円。ストアページには日本語非対応のような注意書きが出ているが実際には日本語字幕に対応している。

 

  • まいてつ

鉄道車輌を制御する人型モジュール・レイルロオド。旧帝鉄8620系蒸気機関車のレイルロオドであるハチロクは大廃線に従い役目を終え永い眠りにつくが、主人公の右田双鉄が偶然にも彼女を目覚めさせ、行方不明となっている蒸気機関車8620の復活を目指すというストーリーのノベルゲーム。

価格は30%オフの1,064円。日本語にも対応しており、タイトルメニューの「システム設定(System Config)」より「Game Language」の項目をJapaneseに切り替えることで可能。

このSteam版は全年齢版で性的シーンはないが、元が18禁ゲームということでR18化パッチも配信されているが、日本IPからはリージョンロックがかかっていてダウンロード不可。

 

  • バレットウィッチ

store.steampowered.com

元々は2006年にXbox 360独占タイトルとして発売されたものだが、2018年になって突如PC版が発売された、魔女と呼ばれる主人公「アリシア」が銃「ガンロッド」と魔法を駆使して悪魔との闘いを繰り広げていくTPSゲーム

価格は50%オフの760円。日本語字幕には対応しているが、権利の関係で360版に収録されていた日本語音声はカットされており英語音声のみとなる。無料配信されていたコスチュームDLCは最初から収録済み。

720p/上限30fpsだった360版とは違い、もちろんPC版は4K/無制限フレームレート対応となり滑らかな動きとなったが、テクスチャやモデリングは2006年のゲームのままで今見ると言葉が悪いかもしれないが学生作品のような印象すらある。

当時から見ても銃撃戦のぎこちなさや理不尽な即死バランス(ただしSteam版はある程度緩和されている)からTPSゲームとしてはあまり評価されていなかったようだが、美しき主人公アリシア(のパンツ)やその独特の世界観に魅了された人は多い作品。