両サイドにタッチパッドが配置されているValve純正の独自なコントローラ「Steam コントローラ」
無線での利用方法は専用USBレシーバーを利用しての接続方法しか用意されておらず、USBポートに接続する煩わしさや、最近リリースされたスマホを利用してのリモートプレイを可能にする「Steam Link」アプリではSteamコントローラが利用できないといった問題点があったが、ファームウェアの更新によってBluetoothを利用して接続する方法が追加された。Steamクライアントベータでは5月12日にこのファームウェアが配信されていたが、公式版クライアントでも新ファームウェアが入手できるのを確認。
アップデートしても従来のレシーバー経由での接続も可能なようで、レシーバー経由の場合はコントローラ中央のSteamボタンとAボタンを押して電源を入れる、Bluetooth経由の場合はコントローラ中央のSteamボタンとBボタンを押して電源を入れる、ことでモードの切り替えが可能とのこと。
ただし、入力レイテンシについては従来のレシーバー経由の方が低いとのことなので、遅延を気にする人はUSBケーブルかレシーバーを利用して接続したほうがいいだろう。