Steamの審査基準ではテキストアドベンチャー(サウンドノベル)は無理っぽい

ルセッティアが日本の同人ゲーム初のSteam登場を果たしたが、「それじゃあ『ひぐらし』とかも売り出せるんじゃね?俺もツクールでお手軽にひと儲けしようかな」と思っているあなた、ちょっと甘い。
どうやらSteamの審査基準だとテキストアドベンチャー(サウンドノベル)類は「デジタル本」扱いされて登録できない模様。
これは「ひぐらしのなく頃に」海外版を発売しているMangagamerTwitter上で明かしたものだが
もう既にSteamと問い合わせたのですが、「すみませんが、御社のゲームは弊社のサービスに向いていないと思われますので、今のところはお断りします。今後にまたゲームを発売になれたら、またお問い合わせをお願いいたします。」と言うような返事が返ってしまったのです。(1
つまりはNISAmericaがさくら対戦1をローカライズしようとした時に出くわした問題でしょう。あの時Sonyも同じことを言って、「そういうのはゲームじゃありません。本に過ぎません。ですので我が社のゲームネットワークでは扱いません。」と加えたそうです。(2
ということらしい。
エロゲーも性表現でSteamに出すのは不可能な話だが、そもそも「ゲーム扱いされない」のである。
ただし、簡単なパズルやただ選択肢を選ぶだけでは進めないような仕掛けが用意されているものなら、もしかしたらゲームとして扱われるのかもしれない。
スクエニが発売しているSEASON OF MYSTERYがその一例である。