はい、買ってしまいました、1月26日発売のXbox One S 500GB マインクラフト フェイバリットバンドルパ ック。Xbox One 版のほかにWindows 10 版のマインクラフトまでついて、価格は消費税込みでも約30,800円!高い!日本での週間売上100台どころか50台にも満たない時すらある機種だが、俺もその貴重な購入者の一人となってしまいました。Xbox One 、さいこぉうーーーーー。
まあなんでこのゲーム機を買ったのか、PS4でいいじゃんって話もごもっとも、っていうかアンチャーテッド やラスアス目的でPS4買った方がよかったような気がしないわけでもないけど、どうしてもプレイしておきたかった初代Red Dead Redemption がもうPCでは出なさそうな雰囲気だったので、Xbox 360 互換機能目的でXbox One を購入。
それだけならオリジナルのXbox 360 版やPS3 版買えばいいだろ、って話もあるだろうが互換機能利用したOneでプレイしたほうがフレームレートが安定してティアリングも減少、安いとはいえ今更旧式の中古品を買ってもすぐ壊れそうな予感もするし、Xbox One ならACアダプタも不要なので置き場所も邪魔にならない、そして後述のストリーミング機能が使えるということでチョイス。
Xbox 360 ・Xbox One 互換・PS3 の比較動画
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全機種上限30fps、Xbox 360 ・One版は解像度1280*720で草木の表示が多い、PS3 版は解像度1152*640で草木の表示が減少、360版とPS3 版では急なフレームレートの落ち込みやティアリングの発生があるが、One版は殆どなし。
ソフトは北米Amazon で日本への送料込みでも2~3000円で買える北米版Red Dead Redemption Game of the Year Edition(全DLC が収録されている)はもちろん購入したけど流石に1タイトルのみのためにゲーム機稼働させるのももったいないので、同じくXbox 360 互換に対応しているタイトルで地元のゲーム屋で数百円で売られていたギアーズ・オブ・ウォー 、ベヨネッタ 、パーフェクトダークゼロ 、XBLA タイトルでは初代パーフェクトダーク と悪魔城ドラキュラ X、それと互換タイトル対応300本記念に無料配布されていたロストオデッセイ 、唯一Xbox One 独占タイトルで興味のあったサンセットオーバードライブを入手。マインクラフトパック購入したけど、マインクラフト興味ないんだよなぁ・・・。北米だとForzeバンドルのXbox One Sが発売されるようだけど、日本でも出るのだろうか。このマインクラフトパックですら在庫処分に困りそうではあるけど。
一緒に縦置きスタンドも買って取り付けてみた。写真では奥まで差し込んでなかったが、出っ張りがなくなるまでカチッとはめ込むのが正解のよう。説明書は絵のみの表記でどの国でも対応できるようになっている親切設計だけど、軽くはめるだけで済むかと勘違いしてしまう。
一回り横長になった初代PS2 といった感じのデザインだが、オーディオラックに入れても違和感のないフォルムとなっていて高級感は出ているし、電源内蔵でACアダプタがないので配線もすっきり行える。動作音も殆どせず、メインPCよりも静かである。
Xbox One S付属のOne コントローラ(白)
この前買った旧型 とは違い、無線がBluetooth 接続で専用アダプタが無くてもXbox One 以外でも使いやすくなり、旧型に比べてボタンが全体的に柔らかくなった印象。特に旧型は十字キー がカチカチし過ぎていてうるさいし押しにくかったが、これはクリック音もなく回転入力もスムーズに行えるようになっていて完ぺきといっていい。もちろんPC用コントローラとしてもUSB接続でもBluetooth 接続でも使えて、押し心地や持った際のフィット感を考えればこれ以上の出来のコントローラは存在しないと思わせるほどの作り。
ゲーム機買うのなんてNINTENDO DS やPS2 以来だけど、本当に今のゲーム機はPC化していて手間が増えている印象。設置自体は電源コードとHDMI ケーブルとLANケーブルの接続のみで済むけど、買ってきて電源を入れて立ち上がったら即ゲームというわけではなく、30分以上もかかる長い本体アップデート、更にはアカウント登録もしくは入力があって、設定が終わって今度こそと思ったら今度はコントローラのファームウェア アップデートが開始されて、実際にプレイできるようになるのは数時間先になってしまう。
ゲームにしたってディスクを入れたら即プレイってわけでなく、こちらもアップデートが開始されるし、特にXbox 360 互換タイトルはディスク入れても5~20GBもあるゲームデータを丸ごとネット経由でダウンロードしてくるようになっていてここでも何十分も待たされる。
ホーム画面の切り替え操作やゲーム・アプリの起動も微妙に待たされることがあってサクサクというのには程遠いのもいただけない。家電にしろゲーム機にしろ専用機ならではの軽さが売りだったはずなのに、ゲーム中にコミュニティに上げたスクリーンショット を確認したり調べものをしようとXbox のメニューを出すと、妙にカクついたり開くまで時間がかかってゲームに支障をきたしてしまう。PCでSteamオーバーレイを出してもこんな風にはならない。USB3.0 接続の外部ストレージを接続できてゲームやアプリ類もそこに保存でき起動も早くなるとはいえ、せっかくACアダプタが無くてすっきりしているのに外付けHDDケースやらで場所を取られたりする。
ライバル機のPS4がHDD交換を行えるようにしてあるのだから、Xbox One もSの段階でHDD交換とSATA3接続に対応して、不満があるユーザーはSSD にシステム領域やゲームデータを入れて置けるようにしておくべきだったと思う。
スマホ はもちろんのこと、下手したらPCの方が手軽だったり起動が早く感じられてしまうレベルになっているし、パッケージで購入してもネット必須になっているんだから、余裕がない日本の家庭事情ではゲーム機が売れにくくなってきているのは当然としか感じない。
HDDの容量は500GBだけどシステム領域で160GB使用し残りの340GBがユーザーに自由に使えるようになっており、上記のタイトル群を全部インストールした段階で残り270GBくらいは残っている状態。Xbox One 用タイトルはPCが出てたらPC版の方買うだろうし使い切ることはないだろう。
Xbox One とWIndows 10 を使用していれば、Xbox One の映像と操作をWin PC側にストリーミングすることも可能。画像は5.5インチの小型PC「GPD WIN」を使用してのストリーミングプレイ。
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Windows 10 PCと同一ネットワーク内にXbox One を繋いでWindows 10 標準アプリの「Xbox 」を起動し、Xbox One とWindows 10 側のXbox アプリで同じXbox アカウントにログインしていればXbox アプリの「接続」の項目にXbox One が一覧で現れる(出てこない場合はIPアドレス 直接入力)のでクリックすればすく接続可能となる。Xbox One 本体の電源が入っていない場合でもここから電源を入れることができるので、離れた場所に置いておいて立ち上げから終了まで全部PCから行うことだってできる。
マイクロソフト公式サイト - Windows 10 版 Xbox アプリでゲーム ストリーミングを使用する方法
PC Watch - 【Windows 10特別企画】Xbox Oneストリーミング機能を徹底的に試す
ただし、Xbox One 本体の操作はPCに繋いだ360およびOneコントローラといったものでしか行えず、PC側のマウスとキーボードはストリーミングのメニューを出したり終了したりといった操作しか行えないので、これを使えばマウスでゲームが遊べるようになるという代物ではないので勘違いしないように。
GPD WINを使って寝っ転がりながらのプレイはもちろん、家でもメインPCの前にいる時間が長く、Xbox One コントローラをPC側で使いたくいちいち移動させなくてよいので、自分にはストリーミングプレイが好都合である。
ただ、ブロックノイズや画質の劣化が目立つ。Steamインホームストリーミングではそんなことなかったのに、5.5インチ液晶のGPD WINでも分かるレベル。無線でやっているからかと思いきや、ギガビットの有線LAN同士で繋いであるはずのメインPCでも画面が大きい分GPD WIN以上にブロックノイズが目立つので、回線速度だけの問題じゃなく単純にエンコード とデコード方法に問題があるみたい。
FF15 の体験版もプレイしてみたけど解像度が低いのを誤魔化すためか妙にぼやけているし、Xbox 360 互換タイトルもスクリーンショット では良さそうに見えるが、フレームレートの低下やティアリングが無くなったといっても画質そのものは改善せず720p出力なのは変わらないので旧世代のゲームをプレイしている感じなのは変わらず。RDRも移動時に草木のチラつきが気になって仕方がない。ネイティブ1080p出力/60fps動作と思われるXBLA 版パーフェクトダーク の方がくっきり見えて目が疲れないレベル。
マルチプラットフォーム タイトルで画質重視なら迷わずPC版、オンラインゲームで人口気にするにしてもそれなら(特に日本では)PS4版でいいし、独占タイトルといっても最近はMS製でもPC版が出ていたり、しまいにはPS4版とPC版オンリーのマルチタイトルが出てきてて、よくても日本ではPC版にすら日本語収録されているのにOne版にはなしなんてパターンまであるんだから、安く済ませて多数とも遊びたいならPS4だろうしガッツリやる人はPCだろうし、日本でXbox が売れる要素が一つもないのが買ってみてわかる。いや、買ってみなくてもわかる。海外ではPS4に勝てなくても、そこそこ売れているのが不思議なくらい。
デザイン・コントローラ・ストリーミング機能・Xbox 360 互換ともちろんこのゲーム機ならではのメリットも多いんだけど、細かいシステムのもっさり感・ストリーミング機能もSteamの物に比べると劣る・360互換にしても対応ソフトが限られたり、One用タイトルで勝負しようにも独占タイトルが少なく、性能が他機種よりもよく人口もある程度いた360時代とは違い、マルチプラットフォーム で優先して購入すべき点が見つけにくかったり肝心のソフト面で大きく差を広げられてしまっている。
Xbox One S買って改めて思ったけどPC版Red Dead Redemption 出て欲しかったな・・・。