謎の半導体メーカーNVIDIAが3月17日に発表したDLSSの最新版「DLSS 5」
深層学習で低解像度の画面から高解像度相当の画面を出力したりフレームを補正する既存のDLSSとは違い、ライティング・ジオメトリレベルで変わっているような画面を生成するというアップスケーラの枠を超えたデモだったが、あまりにも変わりすぎてキャラクターの顔が変わり別人にしか見えないという、もう高解像度化という目的をはき違えていたために批難轟轟、RTXで恒例恒例だったON/OFFミームもDLSSで(ネガティブな反応で)展開されるという事態になった。
これ自体はGeForce RTX 5090 2枚構成でないと実行できない、もちろんユーザーが有効無効にできるので、正式リリースされたからといって実際に使用する人は極々少数に留まるはずだが、皆薄々思っているからこそここまで騒動になっているのはこれがDLSS 6・7(かそれ以降)になった時に何を勘違いしたのかゴリ押ししていくことなんだよね。
今は技術デモ止まりで終わるだろうが、「旧型RTX 1枚でも動くように最適化しました」という段階に入った時。
デモでも使われたStarfieldの開発元ベセスダ公式曰く「オプションです」というもっともらしいことを言っているけど、昨今のゲームって最適化不足のものが珍しくない状況で、実際のところは「DLSSはオプションです(なお有効にしないとまともにフレームレートが出ません)」になっている。
DLSSの超解像もフレーム生成もあくまでも統計からそれっぽい画面を出力しているだけにすぎず、ネイティブ解像度でレンダリングした時に比べて圧倒的に画面がボヤけていたり、動きのあるシーンではノイジーだったりして目が疲れる。
正直DLSS無効化できるほど軽いゲームなら俺は無効化している。が、現実的にどうやってもまともにフレームレートが出ないゲームが存在するから仕方なしに有効化しているという状況。
で、今回のDLSSもあくまでもオプションと言い張っても将来は有効にしないとまともにゲームが遊べない状況になる、なんて考えられるんだよね。絶対にならないと言い切れる?今の段階でそういうような状況だけど。NVIDIAもゲームメーカー支援するとしても全体的な最適化ベースのことじゃなく、売り込みたいがためにあくまでもDLSS実装の援助中心になるだろうし、なおのこと使用前提な作りになる。
RTX 5090 2枚積んでできることなら、バイオハザード レクイエムでパスレイトレーシング有効にしてもDLSS無効にしたまま遊べます、影や反射がつく上に画面全体がクッキリハッキリ表示です、とかの方が遥かにゲーマー的にうれしいしそれこそがDLSSを有効/無効にできるという選択肢だろうが、技術デモとしては弱く、第一に研がなくても切れる包丁かのような魔法みたいに宣伝していたDLSSを無効化するというマーケティング的に絶対ありえないことなんでやらないだろう。
Youtubeチャンネル「Digital Foundry」動画「How Resident Evil Requiem PC Path Tracing Amplifies The Horror [Sponsored]」より引用

