公式「お前、最弱キャラ使ったのに勝ちまくってんな。つまり、チートだからBAN」世界大会上位プレイヤー「えっ」

スマートフォンRPGグランブルーファンタジー」を原作とした格闘ゲームグランブルーファンタジー ヴァーサスライジング」(GBVSR)

他の格闘ゲームと同様、勝率によって段位が変異するランクシステムがあり、最上位の「マスター」帯に到達すると更に勝敗で上下するポイントを期間内に貯めた上位プレイヤーには更にその上の「グランドマスター」(グラマス)という称号が与えられるのだが、もちろんこの段位を不正な方法(八百長、チート)を用いて取得すればオンライン機能自体にアクセス不可となるBAN処罰となるのは言うまでもない。

・・・のだが今回は珍しいことにこのBANが誤検出ということで解除された人が1名のみいるという発表が公式よりあった。

平素より『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』をプレイいただき、誠にありがとうございます。

2025年8月15日(金)に利用規約違反に対する利用停止措置を実施いたしましたが、その後の再調査の結果、アカウント「1件」について誤検知があったことを確認いたしました。

 

その人物というのが開発担当のアークシステムワークスが主催(つまり公式大会)する「ARC WORLD TOUR 2024 FINALS」では3位、世界的な格闘ゲーム大会「EVO 2025」では7位という成績を収めていたRyazo選手のようなのだ。

Ryazo選手はキャラクター「アニラ」を使用してグラマスに達成する挑戦をし、速攻で成し遂げたらしい。

このアニラというキャラクター、GBVSR発売当初から多くのプレイヤーから全キャラ中最弱(でなくとも下から数えたほうが早いレベル)と噂されている性能で、飛び技/対空技/突進技と一通り揃えているものの逆にひねった技があるわけでもなくどの技も特別冴えているわけでもない、相手に対し安全に刺し込んでいったり崩したりできる要素もない。途中多少の調整は入ったものの、それでも現在でもやっぱり最弱扱いを受けているキャラなのだ。

そんなキャラを使って勝ちまくったためか、もう公式も「アニラがこんなに強いわけがない!これは何か不正行為を働いて段位操作したに違いない!」と思ったのだろう、そして今回の誤BANに繋がったのだ(多分違う)。

公式からBAN解除のアナウンスがあった後、Ryazo選手もBANが解除されたことを報告

 

そんなに連勝=チート使用したからと連想するほど公式側もアニラが弱すぎると自覚してんなら、次回のアップデートで今度こそ大幅なアッパー調整してやれよ・・・(だから、そうじゃない)