「カエル探偵」が日本語化。カエルの探偵が事件を解決するゆる~いお話

主人公のカエルの探偵が様々な事件を解決するアドベンチャーゲーム「カエル探偵」3部作が5月1日より全プラットフォーム(PC・PS・Switch・Xbox)にて日本語化がなされた。

Steamでも「のろわれた島」「見えないまほうつかい」「カウボーイタウンの陰謀」全タイトルで日本語化されたが、最初のエピソードである「のろわれた島」は2018年発売で7年近く経ってローカライズされたのはおどろき、モモの木、バナナの木―!

・・・と突然何を言い出すのかと突っ込まれそうだが、発売から日を置いてローカライズされた分翻訳の質は流石に相当良い。ゲーム説明にも書いた通りカエルの探偵ということで登場人物は動物の擬人キャラ達(人間は開発者の一人だけ)なんだけど、特にひねりもなくその設定通りゆる~い展開のほのぼのとした話で、フォントもゆる文字で会話も雰囲気通りにゆるゆるな台詞となっている。

ゲーム内の看板や張り紙類も全て日本語にされているのはもちろん、小規模タイトルでは手を付けられることが疎かになりやすい公式サイトについても日本語版専用サイトが開設されており、しかもゲーム中でカエル探偵がblogを開いているという設定なのでそのblogページまでもちゃんと作られている

コメント(もちろん架空のものです)まで設置されているというものだが、ゲームをやり終えた後にこれらを見るとニヤニヤするほど徹底的に作りこまれているのがよくわかる。

一作あたりのプレイ時間はクリアまで1時間もかからないほど短いのが短所ではあるが、その分お手軽に遊べるようになっておりクリアした後の満足感は非常に高い。

殺伐としたゲームを遊んだ後に、心のオアシスを求めて皆もカエル探偵になってはどうでしょ。