FPS「Halo」シリーズのリマスター移植コレクション「Halo: The Master Chief Collection」(HALO:TMCC)のPC版向けに、シリーズ3作目「Halo 3」の番外編にあたり2009年にXbox 360用タイトルとして発売された「Halo 3: ODST」の配信が開始された。
PC版の特徴として、4K解像度・キーボード＆マウスへの対応といった基本的なものへの対応がなされている。Xbox実績にも対応しており、Xbox One版HALO:TMCCと共通実績だが、マルチプレイのクロスプレイ対戦&協力プレイはできないので注意。
日本語字幕・日本語音声ともに対応しているが、今まで順次配信されてきたシリーズ作品と同様に、ゲームデータと日本語データを個別にダウンロードしておかないと起動しないので注意。
Steamライブラリ一覧から「Halo: The Master Chief Collection」を右クリックし「プロパティ」→「DLC」タブを開くか、ライブラリでゲームをクリックしてSteamクライアントの右メニューを少しスクロールすると出てくるDLC一覧から「Halo3: ODST」と「MCC - ODST: Extended Language Pack」の両方にチェックを入れて必要なデータをダウンロードしておこう。
西暦2552年、エイリアン種族の軍事同盟コヴナントがアフリカのニュー・モンバサへと侵攻を開始する。地球軍UNSCは敵艦への攻撃の為に特殊部隊ODSTに対してニュー・モンバサへの降下を命令するが降下コースが逸れて部隊の隊員たちは離れ離れとなってしまう。プレイヤーはODSTの新人ルーキーとなり人影はなくコヴナント軍が徘徊する都市を歩きながら仲間たちの足取りを追い、そして何故コヴナント達がこの地を侵攻してきているのかを知るといったストーリー。
元々Halo 3の拡張パックという位置づけで、マルチプレイへのコンテンツ追加が表立った内容となっており、スタンドアロンのシングルキャンペーンモードも用意されていたものの、オマケの域は超えていない印象。ボリューム的にも５時間程度でクリアできてしまい物足りなさがある。
ただサントラとゲーム中の雰囲気だけは本当によくて、小雨が降る中、誰もいなくなった荒れ果てた街を彷徨うのが何とも言えない哀愁感が溢れてくる。
