なんか発売前にコエテクサポートが2Dグラフィックは720pだとか告知したとか騒がれていたけど、結局ネイティブ1080pでPS4版ベースの移植。UIがボケてる印象は全くなく、被写界深度やSSAOなどのポストプロセスエフェクトも効いてるし、コンソール版から劣化しているという印象はない。なんだったんだあのガセネタ?
まあ劣化移植でもないんだけど逆に進化してるわけでもなく、残念なのが設定ランチャーのグラフィック設定がフルスクリーン切り替えと解像度の二つしか用意されておらず、解像度設定もiniファイルを書き換えないと設定できる解像度が少なく上限1080pだったりとPS4版のベタ移植になっている点。ガストブランドお得意のイラスト調グラフィックは印象深いのに、シャドウマップの解像度が低くて影のモワレやフリッカーが目立ってしまうシーンが多い。
解像度を1440pや4k設定にするには、「マイ ドキュメント」フォルダ内の/KoeiTecmo/BLUE REFLECTION/BRsetting.iniをテキストエディタで開き、
[Graphics]
ScreenWidth=1920
ScreenHeight=1080
のScreenWidthとScreenHeightの部分を
1440pなら
ScreenWidth=2560
ScreenHeight=1440
4kなら
ScreenWidth=3840
ScreenHeight=2160
と書き換えれば可能。NVIDIA DSR環境でも問題なく表示される。
最適化具合はちょっと重めな印象。推奨環境のGeForce GTX 960だと1080pで常時60fps出せるか怪しい。自分のGeForce GTX 1070環境だと1440pで60fps下回るシーンがあり、4k設定だと30-40fps程度。推奨環境で1080pで常時60fpsとみんな連想しそうなんだから、中途半端に960と記述しないで970と書いとけばよかったのに。
ついでに定価9,180円もするシーズンパスのストア説明文が「今後追加される合計60点以上の衣装DLC全てをお得な価格で入手できます。」と言い切っちゃってるのが相変わらずな信長商法である。確かに60点を9,180円で割れば1アイテム当たり153円なんだけど、なんだろうこのモヤモヤ感・・・