Xbox 360版ダークネス

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PCでは続編の「Darkness 2」が発売されていたものの、1はPS3&Xbox 360専用だったDarkness。Xbox 360ゲームの中古巡りをしていて、ブックオフで250円だったので確保。2はPCでプレイ済みだけど、初代はコンソール専用だから初プレイなんだよね。

日本Xbox 360版特有(日本PS3版は異常ないらしい)の問題としてゲームプレイ中にいきなり操作不可能になるフリーズが頻発してクリアすることすらままならず、修正パッチも最終的に配信されないまま今に至り評価は最悪となって終わってしまった作品だが、USBメモリにインストールすればフリーズは減少するという情報を発見して試しに挑戦。

フリーズ現象は本体の個体差にも影響されるということだけど、Xbox 360 SでUSBメモリインストールでチャプター2クリアまで2~3時間連続で遊んでもフリーズは発生していない。・・・と思っていたら、チャプター3あたりでフリーズ。電源を消す以外操作を受け付けない。

ダークネスによる能力があるとはいえ面クリア型の至って普通なFPSゲームとなった2とは違い、1は区切られたエリアを自由に行き来して物語を進めていくFPSとなっている。エリア移動時のロード画面では主人公の独白を流すことでロード時間を紛らわしていて、ロードが完了すれば独白もスキップすることができるとはいえそれでも10~20秒程度(USBメモリインストール時)はかかる。ただしこの独白や会話をスキップするとフリーズ現象が起きやすくなるとの情報もあるので、安易にBボタンを押してどんどん進むのも躊躇してしまう。

ゲームエンジンに「F.E.A.R.」と同じものが使用されているようで、開発元のMonolithの文字が街角の落書きに書かれていたり、バンプマッピングが適用された壁のレンガの質感やステンシルシャドウによる角ばっていて月面のようにクッキリと映る影描写はF.E.A.R.のグラフィックに似ている。フレームレートは極端に落ち込むところが多くて体感15~20fpsしか出ないところも目立って、特に銃撃戦で落ち込むのでエイムにまで影響してきてゲームプレイに影響するのが難。発売当時はSteamも今ほど勢力があったわけじゃないし、PCゲームの終焉すらささやかれていた時期でもあるので仕方ないが、ロードや解像度・フレームレートの問題も考えてPC版を出してほしかった。