Steam版「ぎゃる☆がん りたーんず」が配信開始。4K・60fps表示対応の初代「ぎゃるがん」が楽しめる

2011年にXbox 360版、2012年にPS3版が発売された眼(ガン)シューティングゲームぎゃる☆がん」を現行プラットフォームでリマスターした「ぎゃる☆がん りたーんず」のSteam版が2月12日より配信が開始された。もちろん日本語音声・日本語字幕対応。定価は6,380円となっており、発売から2月20日までの一週間限定で10%オフの5,742円。

このリマスター版は「ドキドキカーニバル」「スコアアタック」「更衣室」という新モードと新キャラクターの追加、一部グラフィックの強化、後述の規制が緩和されたPS3版をベースに、タイアップ物を除くDLCが最初から収録、新規イベントイラスト、解像度の向上が施されたものとなっている。

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ドジな見習い天使「ぱたこ」が主人公「茂手杉 天造(もてすぎ てんぞう)」に恋の矢を撃ちすぎてしまい、天造は一日限定でモテ男になってしまうがその日のうちに恋が実らないと一生誰からも好かれない状態となってしまう。恋の矢の効果で天造に迫ってくる女の子たちを眼(ガン)力で昇天させながら、4人いるヒロインのうち1人に愛の告白を行うというレールシューターゲーム。

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昨今何かと五月蠅いご時世となり、このゲームが発売された当初でもXbox 360版ではカメラアングルやUIに変更がなされ女の子のパンツが見れなくという改善ならぬ劣化アップデートが配信されたり、このリマスター版についても本来であればSwitch /Xbox One/PCの三ハードでのリリースを予定されていたものの、全プラットフォームで一貫したのプレイ体験を確保できないということでXbox One版だけ急遽発売中止になったという経歴があり、Steam版は無事リリースされたとはいえ日本人口の半数近くの方が心配で夜も眠れない日々を過ごされたと思うが、女の子を昇天させた時にスカートが舞ったり、とあるイベントでパンツが丸見えの状態になったりとゲームをやれば百発百中パンツァー砲が発射される。

うおおおおおおおおおおおおーーーっっっぱんつみせろやーーーーーーーぁぁぁ!!!

ダブルピースを決めたり、制服そのものを脱がしたり、VRで女の子が間近に迫ってくるといったその後のシリーズ作品に比べるとパンツいやパンチに欠けるが、当時のプレイ体験をそのまま再現できたことは大変喜ばしい。

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先週開催されていたSteamゲームフェスティバルでは期間限定体験版が配信されており、その時のバージョンでは1080p・30fps上限という残念な仕様で規制以外にPC版の最適化も不安要素ではあったが、製品版では4K表示対応・60fps化(ただしシューティング・ドキドキパートのみで会話シーンや一部イベントは30fpsのまま)が施されており、この点についても心配ご無用。

先に発売されたSwitch版ではロード時間の長さが短所だったが、もちろんPC版ではロード時間も数秒で終わるほど短く快適なゲームプレイとなっている。

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