オリジナル版に比べてフラッシュライトによる影が作成されなかったり、テクスチャの解像度が妙に低いような感じがしていたDOOM3 : BFG Editionだが、アップデートが開始されて設定項目の追加やバグ修正などが行われた。
追加された設定項目はFOV範囲の調整、チャックポイント機能の解除、フラッシュライトによる影作成の有無、テクスチャLODバイアス、コントローラのボタン配置など。
このうちグラフィックに影響する影作成とテクスチャLODバイアスの設定によってどのように画質が変わるかスクリーンショットを撮って比較してみた。
- テクスチャLODバイアス
オプションの「システム設定」欄にある。このバーの透明な部分が覆いかぶされれば最高設定になりそうな勘違いしやすい見た目だが、実際には透明な方の比率を上げないと最高設定の画質にならないので注意。
透明な方にバーを動かした場合のスクリーンショット
バーの透明な部分を全て潰した場合のスクリーンショット
上のスクリーンショットに比べて視点から離れた位置にある床や真正面のタンク、手に持った銃のテクスチャがぼやけて表示されているのが分かる。
- フラッシュライトによる影
グラフィックに影響する部分なのにオプションの「ゲーム設定」の方に項目がある。
有効時
小さくて分かり難いかと思うがデブの後ろ側に影が表示されている。
無効時
フラッシュライトの光を当ててもデブの後ろに影が表示されない。
多少ましになったとはいえ、アップデートが入らないと8年前のゲームよりもグラフィックが悪いとはidは本当に落ちぶれてしまったな・・・。
しかも、このアップデートが入っても相変わらずマズルフラッシュによる照り返しが無いので銃撃がしょぼい状態なのは変わっていないという。