X68000エミュレータで遊ぶ。

登場から10年以上経った今でも、ファンに愛されつづけているシャープのパーソナルワークステーション(パソコンではない)、「X68000エミュレータで遊んでみました。
X68000を知らない人に基本的な性能の紹介
・CPUは68000/10MHzを搭載(古いマックにも搭載されているCPU)
・搭載メモリは最大12MBまで
・同時65536色表示、最大128枚のスプライト機能
FM音源8音、ADPCM音源1音
とこんな感じです。
何度かモデルチェンジしてるものの、CPUが68000/10MHz→16MHz→68030/25MHzと変更、標準搭載メモリの容量アップ、HDD追加などが行なわれたくらいです。
ただし、そのおかげで高い互換性が維持できたとも言えます。
しかもX68000ユーザー達の力によって、ハードウェアの機能をソフトウェアで実現していました。
本来なら1音しかないADPCMを8音まで鳴らせるようにしたり、FM音源を使用してステレオPCM再生をしたり、スプライト数も512枚以上表示させるなどハードの限界に挑んだプログラムが登場しました。


細かい話はここで終わらせて、本題のエミュレータの話に戻しましょう。
2001年、シャープがBIOSとシステムファイルを無償公開したことにより、手軽かつ合法にエミュレータで遊べるようになりました。
エミュレータ「WinX68k高速版」
http://www.geocities.jp/winx68khighspeed/
BIOSイメージ、システムファイルなどはこちら
http://www.ksky.ne.jp/~yamama/emul/download.htm


とりあえず、X68000の基本OSである「Human68k」を弄くっています。
基本はDOSなので結構分かりやすいです。しかもマウスによるソウトウェアキーボードに対応していたり、今まで入力してきたコマンドが自由に選べるなどかなり使い勝手が良いです。
今は、OS付属のX-BASICで何か作ろうかと考えています。
といっても全くX-BASICなんて使ったこと無いので、マイコンBASICマガジンのサイトにある投稿プログラムや、解説しているサイトを参考にしながらやっています。