Steam版「テイルズオブヴェスペリア REMASTER」配信、4K対応・フレームレートの上限なし・日本語対応

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2008年にテイルズオブシリーズ第10作としてXbox 360で発売され、2009年には追加要素を集録されたPS3版が発売された「テイルズオブヴェスペリア」。

そのPS3版をベースにDLCを最初から収録し高解像度化したPS4/Xbox One/Nintendo Switch/Steam移植版「テイルズオブヴェスペリア REMASTER」が1月11日より配信が開始された。Steamストアページでは「Tales of Vesperia: Definitive Edition」というタイトル表記だが、日本版と差異は全くない。

今までSteamで配信されたテイルズシリーズは「テイルズオブシンフォニア」「テイルズオブゼスティリア」「テイルズオブベルセリア」があったものの、どれも日本語非対応かつおま国という日本人には優しくないものだったが、今作「テイルズオブヴェスペリア REMASTER」Steam版は日本から購入可能で日本語音声・日本語字幕に両方対応、またゲーム起動時限定で英語音声への切り替えも可能になっている。

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ただし、リマスター版で過去のDLC類もほぼ収録済み(ケロロ軍曹DLCや他テイルズシリーズ連動DLCは未収録)とは言え、価格は定価6,156円となっており割高に感じる人も多いだろう。

なお、多数のアイテムを入試できる「アイテムパック」と「衣替えとアタッチメントパーツセット」の二つの無料DLCも同時に配信されている。

Steam版の特徴としてはもちろん4K対応の他、フレームレートが上限60fpsではなく上限なしになっている点。過去に発売されたSteam版テイルズシリーズはコンソール版と同じく上限60fpsか30fpsに決まっていたが、今作ではその制限が撤廃されておりPCスペックやモニタさえ対応していれば144fps以上で動かすこともできる。

自分の環境Core i5 4670K・メモリ16GB・GeForce GTX 1070・Windows 10で、4K解像度・画質設定を全て上限まで上げてVSYNCオフでフレームレートを計測してみたが、ゲーム中重い場面になる広場といった広い場所でも最低130fpsを出せており、PC版向けの最適化も申し分ない。

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Steam版キャサリンが発売開始、日本語なし、リメイク版のフルボディではない無印版ベースで価格は9,999円。と思ったらおま国だった。

Steamでセガが発売している各ゲームのニュースページで羊の写真が掲載される、各国のレーティング機関にWindows版の表記が見つかるなど、Steam版の発売が示唆されていた2011年にPS3/Xbox 360で発売された「キャサリン

日本時間の1月11日、遂にSteamストアページの開設と同時に発売が開始され正式発表された・・・と思ったら、

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2月にPS4&Vitaで発売予定の新キャラを追加したリメイク版にあたる「キャサリン フルボディ」ではない無印版ベースの移植、日本語はボイスのみで日本語字幕は収録されておらず、なのに価格はおま値とかそういう次元を通り超して9,999円です。もう一度言います、9,999円です。桁間違えて入力してんでしょ?って思われるので、念のため再度書きますが9,999円です。

 

と発売から1時間くらいでおま国に。

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こらもう、Steam版ベヨネッタヴァンキッシュ龍が如く0を日本向けにも売り出したセガ社員が、社内の通路を歩いていたら名越さんに胸ぐら掴まれて「おどれは、誰の許可取って商売しとんじゃ!あぁ!?」と恫喝されたか、Steam版を売り出した翌日会社に着くなり伝説のパソナルーム行きになったか、もしくは社員評価の項目に「日本人への嫌がらせ」という項目があってSNSで騒がれれば騒がれるほどボーナスアップとなるくらいのことがないと、ここまで酷い仕打ちをしないだろう。

Steam版「STEINS;GATE ELITE」の発売日が2月20日に決定、Steam版「線形拘束のフェノグラム」はELITE購入特典のみ?

名作ノベルゲーム「STEINS;GATE」をフルアニメ化でリメイクしたアップグレード版「STEINS;GATE ELITE」のSteam版発売日がSteamストアページにおいて表記され、気になる発売予定日は2月20日となっている。

まだ、価格表記や予約などは開始されていないが、気になるのがストアページの開設でSteam版の配信が確定したファンディスク「線形拘束のフェノグラム」の配信日も2月20日と同日となっている点。

コンソール(PS4/PS Vita/Switch)で先に発売されたELITEでは、PS4/PS Vita版の初回特典としてPS4版「線形拘束のフェノグラム」が同梱されており、現時点でも単体発売が開始されておらず、パブリッシャーを務める海外スパイク・チュンソフト公式サイトで製品情報を確認すると

STEINS;GATE: Linear Bounded Phenogram available for digital download from the PlayStation Store or Steam Store with the digital purchase of STEINS;GATE ELITE.

(STEINS;GATE: 線形拘束のフェノグラムはPlayStation StoreおよびSteam StoreでSTEINS;GATE ELITEのデジタル版を購入することで利用可能です)

という表記が小さく但し書きされており、今回のSteam版フェノグラムは単体発売されない可能性があるかもしれない。

ホリデーセールが終了したSteam、ウィークエンドセールを開催

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というわけ(?)で、年末恒例のホリデーセールも終了したSteamだが、終了後はいつものSteamストアページに戻ったものの早速、

サンドボックス型2Dアクションゲーム「Terraria」

中世ボヘミア地方を舞台にしたRPGKingdom Come: Deliverance」

おなじみ「バイオハザードシリーズ

の各タイトルがウィークエンドセールとして1月8日までセールされている。

980円→490円(50%オフ)。

6,080円→3,040円(50%オフ)。

ただし、Steam版Terrariaは公式日本語対応していないので日本語化Mod必須Kingdom Comeは英語版のみ、DMMで完全日本語版が発売されるというアナウンスがあるもののDMM GAME PLAYER専用というアナウンスのみでSteam版はローカライズされるか不明となっているので購入する場合は注意。

 

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Steamストアページ - バイオハザードフランチャイズ

Steam版バイオハザードシリーズは、日本で発売されている0・1・4・5・6・7のナンバリングタイトルとリベレーションズシリーズのすべてが公式で日本語対応しており、4・5以外は日本語音声も収録されている。

なお、バイオハザード4・6・7の日本語版は表現規制版で、ヘッドショットした際や一部イベントシーンで欠損表現に規制がかかっている。バイオハザード7の通常版とは別に売られているグロテスクバージョンでも規制があるので注意。バイオハザード6は外部ストアで日本語が収録されていない英語版を買う以外に回避策がないものの、バイオハザード7は外部ストアで買った無規制海外版でも日本語字幕・日本語音声が収録されていてしかも規制もされていないので、あえてバイオハザード7だけはSteam以外のストアからSteam登録キーを買った方が良いかもしれない。

Steam版バイオハザード4も規制バージョン(日本PS2WiiPS3Xbox 360PS4Xbox One版と同様)だが、実はセーブデータをバイナリエディタで改造すれば規制が解除できるので、ヘッドショットした際のパーンやチェーンソー男による首ちょんぱ、アシュリーの乳揺れが見てみたいという人は試してみるといい。

www.youtube.com

バイナリエディタで(Steamインストール時のデフォルト設定だとC:\Program Files)\Steam\userdata\[ユーザーID]\254700\remoteフォルダ内にあるsavegame00.sav(最初にゲームをプレイした際、データをセーブすれば作成される)を開いて、アドレス01E50にある「00 00 40」を「00 02 40」に書き換える。

PS4コントローラ「DUALSHOCK4」のアナログスティックをXbox Oneのアナログスティックに改造

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この年末、PS4が5,000円引き + 対象のゲームの中から2本ダウンロード版が無料というキャンペーンを実施していたので、買う良い機会かと思い遂に購入してしまった。ここ最近SSDも安くなっていたので500GBのSumsung 860EVOもAmazonから注文しておいて、さっそく標準で内蔵されている500GB HDDと換装しておいた。

ゲーム屋でパッケージを眺めてみてもジャンクPS Vitaを入手した時と同じく大半がSteamでプレイ済みばかりで興味がそそられるものがなく、現状だとソニーファーストタイトルと一部のアケアカタイトルを遊ぶためだけにしか使わず、今度出るツシマかラスアス2をプレイし終わったら手放してしまうかもしれない。

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話は置いといて、PS4で遊んでいて気になるのが、どうしてもPS4純正のコントローラ「DUALSHOCK4」(DS4)が手に馴染まない。XboxコントローラやDUALSHOCK2&3でいうセレクトボタン相当の場所にSHAREボタンが廃止されていて意識していないと共有メニューが出てきたり、十時キーが妙に窪んでいて親指を載せても押したい方向と隣接する方向に誤入力してしまうとかいろいろとあるが、一番気になるのがアナログスティックがザラザラした材質の樹脂で中途半端な凹凸しかなくて親指が引っかからず、倒したい方向に倒れてくれなかったりホールドもうまく行えないというのが難点。

仕方ないので、このアナログスティックをいつも使っているXbox One コントローラに使われているアナログスティックレバーの交換用部品を用いて、DS4純正のアナログスティックをXbox Oneアナログスティックに入れ替えてみた。

 

現在発売されているPS4に付属したコントローラはCUH-ZCT2Jという型番の新型で,これに該当した分解記事は下記のblogが見つかった。

ネジが4本しかなく、カバーさえ外れてくれればパーツも少なく分解は楽な類のはずなのだが、このカバーを外すという箇所で思わぬ苦戦を強いられた。ねじを外してギター用ピックを隙間に入れて開いていったのだが、どうしてもアナログスティックとEXT端子・ヘッドセット端子がある下の部分が開いてくれず、1時間以上も延々と他に外していない箇所がないか調べたり、ピックを何か所にも刺して隙間が開かないか試したが結局開かず、最終的にEXT端子下にピックを挟んで少し隙間を開けたら後は力を込めてカバーを開いてようやく開封することができた。

開いた後に爪の位置を確認したら、両アナログスティック部分と端子部分のちょうど端子部分横に位置する間の左右ニ箇所だけに爪がある構成のようで、ここに金属製の細いマイナスドライバーを差し込もうともしていたもののカバーを傷つけそうだったのでやめていたが、差しこんでこじ開けていたらもしかしたらあっという間に終わったかもしれない。

分解した際にコントローラ左右二か所の爪を折ってしまったが、ネジをしっかり止めればカバーがぐらつかないのは不幸中の幸いだった。

 

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Xbox Oneアナログスティックに交換したDS4コントローラ。純正とは違うスティックを使用しているものの、黒色というのもあるのか違和感を感じさせない。

親指を乗せる場所に適度な窪みと円周には滑り止め用のラバーが配置されていて滑らずに抑えてられ、スティックの高さも純正よりも若干高いおかげで純正だと親指をやや折り曲げたような姿勢になっていたがこのスティックならまっすぐ伸ばしたままにでき体勢的にも楽になる。

この分解は補償対象外となるので、もし行う場合は自己責任となり、自分が分解した際も爪を折ってしまったが、その代償に見合うほどの操作性の向上は十二分にあった。

Steam版「神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY」用にPS Vita版予約限定特典だったDLC「ねぷにけ~しょん」が単体発売開始

store.steampowered.com

実在のゲーム業界をモチーフにした異世界「ゲイムギョウ界」を舞台に、主人公ネプテューヌと仲間が冒険を繰り広げるRPG神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY」のSteam版用に、プレイヤーとネプテューヌが選択肢による会話するイベントが発生するDLC「ねぷにけ~しょん」がリリースされている。

価格は定価205円、1月4日まで20%オフの164円となっている。

この「ねぷにけ~しょん」DLC、手抜きイベントではなくフルボイスで収録されているものの、ボリューム自体はあまりなく10~15分程度で終わってしまいCGも1枚のみでオマケの域は出ていないが、日本版のみかつPS Vita版予約特典限定で今まで単体発売されておらず、Steam版プレイヤーのみならず海外ファンが入手する手立てが相当限られていたため、今回のDLC発売決定で長年の悲願が満たされる人もいるだろう。・・・のはずなんだけど、日本版限定だったということで英語音声なし、英語モード時にキャラクターの名前が日本語表記になってしまう不具合があるようで現時点でレビューは赤い状態。

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興奮する真のゲーム「AREA 4643」がSteamで配信開始。日本語対応なのに日本語非対応の表記。アイエエエ!?

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サイバーパンク・ニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」が題材の見下ろし方アクションシューティングゲーム「AREA 4643」がSteamで昨日より配信が開始された。

価格は定価1,200円。

スーツ姿で天狗面を被りジェットパックを背負ったヤクザ天狗・鬼のようなツノが生えた女子高生型の生き物だけど女子高生じゃないイビルヤモト・ブーブスバンドのベーシストでハッパ中毒者のドールハウスといった面々からプレイヤーキャラクターを選択し、ステージ上にいるクローンヤクザやバイオスモトリ、ニンジャといった敵を排除しながらマップを突き進んでいく。

Hotline MiamiやEnter the Gungeonといった他の見下ろし方アクションシューティングゲームと似ているが、WASD移動、照準カーソルをマウスで動かして向いている方角に左クリックで射撃・右クリックで近接攻撃という射撃近接を自由に切り替えて繰り出すことができ、ゲージを貯めて右クリック長押しをすることでキャラクター毎に性能の異なる特殊技を繰り出すことが可能となっている。

 

このゲームの原作となったニンジャスレイヤーは「何かおかしい日本観」が特徴の作品で、そのため元から奇妙な日本語とスラングが出てきて、更にそれらを独自に日本語に翻訳したため俗に「忍殺語」と言われる風変わりな日本語文があることで有名(ネットで昔流行った「アイエエエ!?○○!?○○ナンデ!?」や「アッハイ」はこれが元ネタ)だが、このゲームは日本語対応にも関わらず、Valveのレビューで「日本語がフルサポートされていない」という理由で配信が遅れて、最終的にストアページの対応言語一覧の日本語にチェックが入らないまま配信となった。もう一度言うけど、チェックが入ってないけど日本語に対応している。アイエエエ!?ヒタイオウ!?ヒタイオウナンデ!?

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