PS4コントローラ「DUALSHOCK4」のアナログスティックをXbox Oneのアナログスティックに改造

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この年末、PS4が5,000円引き + 対象のゲームの中から2本ダウンロード版が無料というキャンペーンを実施していたので、買う良い機会かと思い遂に購入してしまった。ここ最近SSDも安くなっていたので500GBのSumsung 860EVOもAmazonから注文しておいて、さっそく標準で内蔵されている500GB HDDと換装しておいた。

ゲーム屋でパッケージを眺めてみてもジャンクPS Vitaを入手した時と同じく大半がSteamでプレイ済みばかりで興味がそそられるものがなく、現状だとソニーファーストタイトルと一部のアケアカタイトルを遊ぶためだけにしか使わず、今度出るツシマかラスアス2をプレイし終わったら手放してしまうかもしれない。

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話は置いといて、PS4で遊んでいて気になるのが、どうしてもPS4純正のコントローラ「DUALSHOCK4」(DS4)が手に馴染まない。XboxコントローラやDUALSHOCK2&3でいうセレクトボタン相当の場所にSHAREボタンが廃止されていて意識していないと共有メニューが出てきたり、十時キーが妙に窪んでいて親指を載せても押したい方向と隣接する方向に誤入力してしまうとかいろいろとあるが、一番気になるのがアナログスティックがザラザラした材質の樹脂で中途半端な凹凸しかなくて親指が引っかからず、倒したい方向に倒れてくれなかったりホールドもうまく行えないというのが難点。

仕方ないので、このアナログスティックをいつも使っているXbox One コントローラに使われているアナログスティックレバーの交換用部品を用いて、DS4純正のアナログスティックをXbox Oneアナログスティックに入れ替えてみた。

 

現在発売されているPS4に付属したコントローラはCUH-ZCT2Jという型番の新型で,これに該当した分解記事は下記のblogが見つかった。

ネジが4本しかなく、カバーさえ外れてくれればパーツも少なく分解は楽な類のはずなのだが、このカバーを外すという箇所で思わぬ苦戦を強いられた。ねじを外してギター用ピックを隙間に入れて開いていったのだが、どうしてもアナログスティックとEXT端子・ヘッドセット端子がある下の部分が開いてくれず、1時間以上も延々と他に外していない箇所がないか調べたり、ピックを何か所にも刺して隙間が開かないか試したが結局開かず、最終的にEXT端子下にピックを挟んで少し隙間を開けたら後は力を込めてカバーを開いてようやく開封することができた。

開いた後に爪の位置を確認したら、両アナログスティック部分と端子部分のちょうど端子部分横に位置する間の左右ニ箇所だけに爪がある構成のようで、ここに金属製の細いマイナスドライバーを差し込もうともしていたもののカバーを傷つけそうだったのでやめていたが、差しこんでこじ開けていたらもしかしたらあっという間に終わったかもしれない。

分解した際にコントローラ左右二か所の爪を折ってしまったが、ネジをしっかり止めればカバーがぐらつかないのは不幸中の幸いだった。

 

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Xbox Oneアナログスティックに交換したDS4コントローラ。純正とは違うスティックを使用しているものの、黒色というのもあるのか違和感を感じさせない。

親指を乗せる場所に適度な窪みと円周には滑り止め用のラバーが配置されていて滑らずに抑えてられ、スティックの高さも純正よりも若干高いおかげで純正だと親指をやや折り曲げたような姿勢になっていたがこのスティックならまっすぐ伸ばしたままにでき体勢的にも楽になる。

この分解は補償対象外となるので、もし行う場合は自己責任となり、自分が分解した際も爪を折ってしまったが、その代償に見合うほどの操作性の向上は十二分にあった。