APOX 言語ファイル書き換えメモ

Steamストアページ : APOX
APOXというRTSゲームがSteamフレンドからギフトで送られてきたものの、ゲームをほとんどしないで、日本語化できるかどうか解析してました。
フォントの変更方法が分からなかったので、結局日本語化はできてないけど、分かった範囲で。このゲームの日本語化に挑戦してみようと思ってる人がいたら何かの参考になれば。
Steam版での検証。
ゲーム中の説明文など英語文だけに関しては、ゲーム実行ファイルと同じフォルダ(\apox\GameClient)にあるDLLファイル群に直接埋め込まれている。
一覧にまとめると

AI.DLL
Base.DLL
Design.DLL
Game.DLL
GameBase.DLL
NetworkFX.DLL
NetworkLib.DLL
PlatformLib.DLL
Rts.DLL
Start.DLL

これらのファイルが字幕を含んだDLL。
英語以外の、その他の言語はどこで記載されているかというと、
\apox\Run\Textフォルダの中に言語ごとにフォルダが分かれてテキストファイルが入っている。ただし、Steamのゲームプロパティから言語設定を英語以外に切り替えないと、このフォルダが作成されないので注意。
テキストファイルは上記のファイル群と同じ名前のもので構成されている。UTF-8形式で保存されており、確かに英数字記号で記述を変えればゲーム中の字幕を書き換えることができたが、マルチバイト文字を入れるとフォントが定義されていないためかその部分が全く表示されない。


メニューやオプション画面などはJPEG画像ファイルで保存されている。
\apox\Run\uiフォルダにテキスト同様それぞれフォルダが分かれた状態で置かれる。こちらもSteamの言語設定を変えないと、英語(english)フォルダ以外は出てこないので注意。


読み出すテキスト、メニュー画像フォルダの指定は
\apox\GameClient\Runフォルダ内のLanguage.txtで

[LANGUAGE]
language = English

languageの部分を書き換えれば変えられる。
試しに、テキストファイルはフランス語(French)の中身、メニュー画像ファイルは英語(english)の中身を取って、TextフォルダとuiフォルダにそれぞれJapaneseフォルダというものを新たに作成し、
Language.txtを
language = Japanese
に書き換えたら、ゲーム中のテキストはフランス語、メニュー回りは英語という形になった。