バットマン : ロング・ハロウィーン


2巻は出版社に在庫が残っていたが、1巻は在庫が無いとのことで一度断られ、検索してみたらHMVに新品の在庫があったので購入。
ストーリーはバットマン、ゴードン、デントの三人がゴッサムシティのマフィアを撲滅しようと奮闘するが、祝日などの記念日に合わせてマフィア達を殺害する「ホリディ」と呼ばれる殺人鬼が現れ、果たして正体は・・・といった流れ。
明暗がはっきりとした色使い、独自の台詞回し、一気に場面が展開するページ構成など、日本の漫画とは違う独特のカッコ良さがあって非常にいい。
また、「ウォッチメン」同様、読者によって物語の結末の見方が変わってくる構成になっているが、結局「ホリディって何者だったのか?」と分からなかった人もいるし、描いた通り読者によって答えが変わってくる内容になっているので編集担当:石川裕人氏による謎解き解説ページが存在する。
「バットマン:ロング・ハロウィーン」の謎に迫る!
※完全なネタバレなので読んだ後に見た方がいいです。
ただし、これも数あるひとつの推理だし、最終的には一人一人ので結論を出して欲しいっていうのが作者の考えだろう。

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯1

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2

バットマン : ロング・ハロウィーン ♯2