Steam版「不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス」配信開始

2010年にNintendo DS版が発売され、2015年にPS Vitaでアップグレード版が発売された「不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス」がSteam (PC)とNintendo Switchで発売が開始された。

Steamでの定価は2,980円となっており、配信から一週間限定セールとして10%オフの2,682円で割引中。日本語にももちろん対応。

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ゲームのストーリーは「不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城」の後の物語となり、風来のシレンと語りイタチのコッパが「仙境にそびえるフォーチュンタワーに登り、運命神リーバに会い"3つの運命のダイス"を振ることが出来れば、どんなに不遇な運命をも変えることができる」という言い伝えが伝わる山奥のイノリの里にたどり着いたことから始まる。
村にはおユウという女性が不治の病を患わっていたが、恋人のジロキチが運命を買えるためにフォーチュンタワーへと向かい、シレンとコッパもジロキチを追ってタワーへと向かうという流れ。

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モンスターや罠が仕掛けられたダンジョンを攻略していくローグライクタイプのゲームとなっており、PS Vita版からの新機能として3つの新ダンジョン「無刃の荒野」「死線の回廊」「運命神の裏庭」、一度聴いたBGMを視聴することが出来る「BGM図鑑」、ステータス・所有しているアイテム・習得している技などを一画面に表示させる「ライブ探索表示」などが追加されており、またスパイク・チュンソフトのタイトルとしては異例の、個人の配信者が動画投稿サイトの提供するシステムを利用して実況・編集動画の収益化を図ることも許諾されている。

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Xbox コントローラ・PS4コントローラ・SwitchProコン公式サポートとなっているが、斜め移動ができない・右スティックのマップ表示移動が行えないといった操作トラブルがあり、ゲームランチャーから該当のコントローラ設定に切り替えても操作がおかしい場合は、Steamクライアントのコントローラサポートを「強制オフ」に切り替える必要がある。

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また、ゲーム起動時のランチャー内の表記で

『■取扱説明書について

本ゲームのプロパティ内にある「マニュアル」の

URLリンクから閲覧できます。』

と表記されていてゲーム内やSteamライブラリ一覧からプロパティでも開くような説明になっていてわかりにくいが、正確には『本ゲームのSteamストアページのプロパティ内』が正しい表記なので、説明書を読もうと違ったところを延々と探さないように注意しよう。

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毎年恒例のSteam オータムセールが開催。Among Us・ペルソナ4が20%オフ、デススト・The Outer Worldsが50%オフ、ボーダーランズ3・DOOM Eternalが67%オフなど

PCゲーム販売サイト「Steam」においてブラックフライデーの季節恒例の大規模セール「Steam オータムセール」が開催されている。開催期間は日本時間11月26日午前3時から12月2日午前3時までとなっている。

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本命の年末に行われるホリデーセールの前哨戦ということもあってか、値引き率はインパクトがあるものは少ないが、今年Steamで発売されたもしくは大反響を呼んだタイトルに絞って一例をあげていくと、今年のE3でPC版移植が電撃発表された「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」が20%実装していない仕様が何故か実装済みになっていることを公式側すらネタにしていたオープンワールドサバイバルアクション「クラフトピア」が20%オフ初代「Fallout」「Fallout: New Vegas」の開発元が手掛け1年間のEpic Games ストア時限独占が解けた一人称RPG「The Outer Worlds」が50%オフ名作クライムアクションTPSをリメイクした「MAFIA コンプリート・エディション」が25%オフ発売から一年半以上も経過してから実況配信がきっかけで異例のメガヒットを記録した宇宙人狼ゲーム「Among Us」が20%オフ広大な土地を移動し荷物を運搬するゲーム「DEATH STRANDING」が50%オフアーマード・コアシリーズを手掛けた佃健一郎氏がプロデューサーを勤めたメカアクションゲーム「DAEMON X MACHINA」が35%オフ敵を倒しドロップした銃で強くなっていき更なる強敵に挑むハック&スラッシュ要素ありのFPSRPGボーダーランズ3」が67%オフ銃弾や回復アイテムといったリソース管理がシビアとなり一層アグレッシブな戦闘が要求される著名なFPSシリーズ最新作「DOOM Eternal」が67%オフセガサターン用タイトルとして発売された3Dシューティング「パンツァードラグーン」のリメイク「Panzer Dragoon: Remake」が33%オフなどとなっている。

 

 今年の話題作以外でこのセールが最安値になっているタイトルを例に挙げると、映画「スターウォーズ」を題材にした三人称アクションゲーム「STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー」が60%オフPS4・PS5独占の「Marvel's Spider-Man」シリーズの開発元Insomniac Gamesが手掛けたオープンワールドゲーム「Sunset Overdrive」が75%オフロールバック方式のネットコードベータテストが大好評を博し本実装まで無期限テストが実施中の「GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R」が80%オフPS2用初代「塊魂」のHDリマスターで数週間前にPS4Xbox One版が発売されたばかりの「塊魂 アンコール」が67%オフコナミのアーケード・悪魔城ドラキュラ魂斗羅シリーズのコレクションが各75%オフ、とこれらのタイトルは過去のセール最安値と同額もしくは今回のセールが最安値となっているので注目だ。

 

またオータムセールと合わせて、年末にSteamユーザーが投票した各項目の優秀作品を決める「Steam アワード」のノミネート作品も公募されている。

各10項目に該当するゲームをエントリーし、そのゲームをプレイ&レビューを書くことでSteamバッジが貰えるので欲しい方は参加してみよう。

なお、自分のエントリーはこんな感じだ。

BCCのノミネート作品

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Steam版「Halo: The Master Chief Collection」に配信されていた「Halo 4」英語以外で起動しない問題が修正。日本語音声・日本語字幕対応

Xboxを代表するFPS「Halo」シリーズの6タイトルを一つにまとめたコレクション「Halo: The Master Chief Collection」(Halo:TMCC)のPC版に最後のタイトル「Halo 4」が11月17日より配信が開始された。はずだったものの、なんとPC版を遊ぶのに購入先として選ぶ人が多いであろうSteam配信のバージョンにおいて英語以外の言語データがアップロードされておらず英語以外ではプレイ不可能という状況が続いていた。

だが配信から3日経った今日になって、足りなかったデータがようやく追加される修正アップデートが入り、日本語を含む多言語でHalo 4を遊ぶことができるようになった。

日本語音声・日本語字幕の両方に対応している。

またXbox実績に対応、Xbox One版Halo:TMCCからの進捗状況も引継がれるが、マルチプレイはクロスプレイに非対応。

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今までのシリーズタイトルと同様に、ゲーム本体とは別に追加言語データをダウンロードする必要があり、Steamクライアントのライブラリより「Halo: The Master Chief Collection」を右クリックして「プロパティ」→「DLC」タブを開くか、右ウィンドウの項目をスクロールして「DLC の管理」ボタンをクリックし、「Halo 4」と「MCC - H4: Extended Language Pack」の項目にチェックを入れれば追加のダウンロードが開始される。

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ゲームは「Halo 3」のラストでコールドスリープに入っていたマスターチーフとAIのコルタナが乗っている船をコブナント達が襲撃し目を覚ますところから始まる。幸いにも襲撃から脱出するものの、謎に満ちた惑星「レクイエム」へとマスターチーフは降り立ち、新たなる敵種族「プロメシアン」との戦いに挑むというストーリー。

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元はXbox 360末期となる2012年に発売されたタイトルで、次世代機のXbox One世代初期タイトルと言われても不思議ではないくらい当時としては高画質なグラフィックだったのが特徴。

オリジナル版は30fps/720p、Xbox One版Halo:TMCCでは60fps/1080pとなり、更に今回のPC版では4K解像度/無制限フレームレート/描写距離や影の解像度、テクスチャフィルタリングなどが改良され、流石にごく最近のタイトルと比べると劣るかもしれないが、一定水準の画質となっている。同じくHalo:TMCCで配信されている2008年製のHalo 3とその改良エンジンと思われるHalo 3: ODSTHalo: Reachを比較してみると、進化具合が分かるだろう。

PC版の最適化も問題なく行われており、Core i7 4790K/メモリ16GB/GeForce GTX 1070の環境で4K解像度・最高設定にして常時60fpsで遊ぶことができた。

また、今までのPC版Halo:TMCCのグラフィック設定は大雑把に3つのプリセットから選ぶ形しか用意されていなかったが、Halo 4配信(その前からもしれないが未確認)に合わせてプリセット選択以外に個別にアンチエイリアス・ディティール・影品質・テクスチャフィルタリングといった項目毎に設定を変更することが可能になった。

なお、このアップデートの影響か操作のキー割り当ての一部に割り当てられてないキーが出てきているので、設定から操作タブを開きキー配置で「初期設定に戻す」ボタンを押して一度初期化しておこう。

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現状ではPCゲーム向けとして最良のコントローラか「Xbox ワイヤレスコントローラ」

Xboxの次世代機「Xbox Series S / X」の発売に合わせて11月11日より発売が開始された新型コントローラ「Xbox ワイヤレスコントローラ」をPCゲーム用に購入したので簡単にレビュー。

持ちやすさや操作性の良さ、ゲームとの互換性の高さでPCゲームでのコントローラとしてはデファクトスタンダードとなってきた従来の「Xbox One コントローラ」は、他のコントローラではゲームによって認識しないといったトラブルも発生しにくいので探している人も多かったと思うが生産終了となり入手難となっていた。だが、この上位機種が発売されたことによって入手困難だった状況が解決したことになる。

ただ、価格は定価6,578円と、Xbox Oneコントローラよりも1,000円程高くなってしまっているのが難である。自分はAmazonにてカーボンブラックカラーを購入した。

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パッケージ

従来のXbox One コントローラでは開封用の透明な粘着テープが完全に蓋の部分に貼られている状態で隙間にカッターなどを差し込んで切らないといけなかったが、新型では手で切れる切り込みが既に入っている粘着テープが採用されておりツールフリーで開封できるようになっている。

 

コントローラ本体以外の付属品は単三電池二本とパッケージ下に隠されている二枚のクイックガイドのみ。なお、Xbox One コントローラではUSBの接続にMicroUSBが採用されていたが、新型Xbox ワイヤレスコントローラではType-Cへと形状が変更されており、マイクロソフトストアから購入すればType-Cケーブルが付属するものがあるのに、通常の量販店や通販サイトで発売されている単体のパッケージにはType-C ケーブルが付属しないので注意。

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PCとの接続は無線であれば専用の無線USBアダプタかBluetooth接続で行えるのだが、ファームウェアの更新が有線接続時のみにしか行えないので結局ケーブルでの接続が必須となってしまう。Type-C USBケーブルを所有していない人は別に購入しよう。

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自分はエレコム製の「Type C (USB A to USB C) 1.5m USBケーブル」を購入。問題なく接続が行えたことを確認した。

 

Xbox 360 コントローラ、PS4 ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK4)、Xbox One Sに付属していたXbox One コントローラ、そして今回購入したXbox ワイヤレスコントローラを並べてみた。

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サイズ的には従来のXbox One コントローラと大差なく、重量が約8g程度重くなったくらい。極僅かな重さの違いなので、両方を持っても「確かに重くなったかな?」と言われれば気づく程度である。

 

USBケーブルでPCと接続したらまずはファームウェアの更新から行おう。

Microsoft ストアより「Xbox アクセサリー」というアプリをダウンロード、起動するとXbox ワイヤレスコントローラの写真が表示されて「更新が必要です」というボタンが出ているのでクリック、「続ける」「次へ」とどんどん押していこう。更新には1~2分ほど要し、その間は絶対にケーブルを抜いたりPCの電源を落としては駄目だ。途中でプログレスバーが動かなくなってもしばらく待っていよう。

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ファームウェアを更新して一旦指し直したが、Windows 10やSteamクライアント側からの認識としては新型の「Xbox ワイヤレスコントローラ」ではなく通常の「Xbox One コントローラ」扱いとなるようだ。Xbox Series S / Xで使う際にはボタン一つでスクリーンショットが撮影できるシェアボタンというボタンがコントローラ中央に配置されてるが、この記事を書いている現時点ではPCに接続した状態でこのボタンを押しても無反応、WindowsやSteam側からも12ボタンまでしか確認できないのでJoyToKeyなどの別ソフトを使って別キーを割り当てるといったことも行えない。

新機能は使えないものの、ゲームでの認識は全く問題ない。完全にXbox One コントローラと同じ扱いなので、元からXInput対応のゲームであればまず間違いなく接続しているだけで動かせるはずだ。

参考にはならないだろうが、PCにインストール済みタイトルだった

といったタイトルでテストしてみた限り、特に設定することなくゲームを起動しただけでコントローラで操作が可能、ボタン表記もXboxのABXYとなる

 

現状、機能的にXbox One コントローラとは全く同一なものであるが、物理的な大きな違いとしては十字キーがすり鉢状になったのがわかるだろう。

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親指を十字キーに載せた際に窪んだ部分が深くなったおかげでホールド感は増し、円全体にガードが入っているため斜め入力も入りやすくなってはいる。

ストリートファイターV」や「グランブルーファンタジー ヴァーサス」といった格闘ゲームで遊んでみたが、波動拳コマンド(↓↘→)や昇竜拳コマンド(→↓↘)を使い分けて連続で入力し続けられることを確認した。

ただ、従来の十字キーが特別ダメなわけでなく、元から適度な窪みとカチカチとしたクリック感があり、自分の技量以外で誤入力が発生したと感じた時は一度もなかったので、Xbox Oneコントローラでもコマンド入力には問題が発生しないことは理解して欲しい。

 

その他の細かい違いとしては、小指と薬指が触れるグリップ部分にある滑り止め用の凹凸が極僅かに深くなり、ツルツルなプラスチックだった左右トリガーにも凹凸が追加され指が滑ることを防止させるようになっている。

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こちらに関しても、従来のXbox Oneコントローラを持ったりトリガーを引いた際に手や指から滑り落ちることなんか一度も発生したことはなく、確かに改良されたはずなんだけど、変更されたことによってメリットがあったかと問われればうーんと首を捻ってしまう。

 

ボタンのクリック感やトリガーを引いた際の力加減に関しても大きく変わった印象はない。

従来品から欠点を改善した、というより、元々良かったものをちょっとだけ変更した、程度の違いでしかない。

Xbox Oneコントローラの段階で完成度が十分に良かったのでこれ以上改良する部分がないというのが正直なところだろう。シェアボタンの追加以外に欲しい機能としてはジャイロ機能の追加くらいか。

 

あくまでも細かい部分が改良されただけに過ぎないマイナーチェンジという印象は拭えず、価格もそこそこ高くUSBケーブルも別ということもあって、既にXbox One コントローラを購入している人は急いで購入する必要はないだろう。

だが、元々コンソールゲーム機向けということで1,000~2,000円のコントローラでは味わえない操作性の良さ、同じコンソール向けのPS4用コントローラやSwitchプロコンも操作性は良好でSteamクライアントから対応していないゲームでも有効化できるのでPCで使っている人もいるだろうが、稀に反応しないゲームがあったり動かせてもゲーム中の表記はXboxボタン表記になってしまう問題が発生するのに対し、このコントローラさえあればSteamで配信されているタイトルのほぼすべてが、動かないといった余計なトラブルに見舞われることなく難なく動かせるのはPCゲーム用コントローラとして絶対に買うべき要因だ。

他のコントローラをPC用に使っている人なら多少の価格の高さには目をつむって購入をお勧めしておく。

Steam版「天穂のサクナヒメ」コントローラが動かない(右スティックだけの場合あり)・フリーズする・動作が重たい場合等の対処方法

農林水産省の公式サイトが攻略情報に使えると騒がれ、かなり本格的な稲作が行えることから話題になっているアクションRPG「天穂のサクナヒメ」

異様なバズり方をみせており、PS4・Switch版の物理パッケージ版が至る所で売り切れ、Steam版に関しても同人ゲーム・パブリッシャーを務めるXSEEDが過去に販売したタイトルと比べてもSteamの同時プレイヤー数が倍以上を記録しており好調さが伺えるが、それに伴いあまりPCゲーム・Steamに馴染みのないユーザーもSteam版をプレイし始めてPCゲーム特有のトラブルに巻き込まれているケースが何件か見受けられる。

ここでは、特に報告の多いトラブルに関して解決方法の一例を紹介しておく。

 

  • コントローラが動かない、右スティックが反応しない

サクナヒメは公式でXboxコントローラ、PS4コントローラ、SwitchProコンに対応しているにもかかわらず、対応したコントローラを接続してもコントローラで動かせない、動かせても右スティック(視点移動)だけ反応しないという問題。

解決方法はSteamクライアントでゲームライブラリ一覧からサクナヒメを右クリックして「プロパティ」を開き、Xbox コントローラを使っている場合はコントローラタブ内の「天穂のサクナヒメのオーバーライド」の項目を「Steam入力を有効にする」にPS4 コントローラ・SwitchProコンを使っている場合は「Steam入力を無効にする」に切り替える、無線で接続している場合はUSBで有線接続を行う。また、BigPicture画面から起動していると認識しないという報告もあるので、かならずデスクトップ画面のSteamクライアントから起動したほうがいいだろう。

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これでも上手くいかない場合は設定を逆にしてみる(有効↔無効)、マウス・キーボード・コントローラ1個以外に接続しているUSB機器を全て取り外して再度確認してみよう。

問題なく認識していればタイトルメニューで「設定」→「入力」でボタン表記が以下のようになるはずだ。

Xboxコントローラ接続時のボタン表記

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PS4コントローラ接続時のボタン表記

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  • 「Input Device Chenged」という緑色のメッセージが出て、一瞬操作が出来なくなる。

「設定」→「入力」から「デバイス変更を検出」の項目のチェックを外しておく。ただし環境によっては逆にコントローラそのものが認識しなくなる可能性もあるので注意。

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  • ある程度進めるとランダムで、もしくは特定のシーンでフリーズする

ゲームを開始してから暫くは問題なかったものの、ある程度進んだ段階でゲームが強制終了したりといった現象が発生した場合の対処方法。

まずは基本中の基本、ビデオドライバの更新とDirectXを最新版(DirectX エンドユーザーランタイムのインストール)にしておく。

これでもダメな場合は、先ほどのコントローラの設定の時に開いた「プロパティ」より上にある「ローカルファイル」タブを選択して、「ゲームファイルの整合性を確認」ボタンをクリック。インストールしたゲームデータに異常が無いかチェックが入り異常があった場合は該当のファイルが再ダウンロードされる。

更にこれを実行してすべてのファイルが正常の場合は、今度はWindowsのディスククリーンアップを実行して「DirectX シェーダーキャッシュ」と「一時ファイル」にチェックを入れてOKボタンを押しクリーンアップを実行する

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  • PCスペックが十分なのに動作が重たい

Steam版サクナヒメは推奨PCスペックにCore i5-7500・GeForce GTX 1060が記載されているが、自分が試したi7 4790K・GTX 1070では4K解像度・最高設定でも常時60fpsを維持しており、画質設定さえ下げればそこまで重いゲームという印象が無いものの、GTX 1060環境にも関わらずフレームレートが30fps以下にまで落ち込むという報告があった。

インディーゲームで新作ということもあって、現時点で最新のGeForce ドライバにゲームのプロファイルが登録されておらず、ドライバがゲームだと認識せずに一般アプリ扱いで動かしてしまい省電力モードとなり、CPU内蔵のGPU側でゲームを動かしているのが原因の可能性が高そうだ。

解決方法としては、Windows 10の「設定」を開き、「システム」→ディスプレイタブ内の「グラフィックの設定」、「参照ボタン」を押してサクナヒメの実行ファイルを指定し「オプション」で高パフォーマンスを選択しておこう。こうすることでWindows 10側で強制的にゲームを外付GPUで動かすように調整されるはずだ。

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  • ディスプレイが対応していないフレームレート設定にしてしまった

ディスプレイが120Hzや144Hzのものなのに、何かの拍子で本来は出ないはずの240Hz設定などが出てきて、それに切り替えてしまいゲームが動かなくなった場合の対処方法。

Steamクライアントでゲームライブラリ一覧からサクナヒメを右クリックして「プロパティ」を開き、「ローカルファイル」タブ内にある「ローカルファイルを閲覧...」ボタンを押す。「TaueConfig.json」というファイルがあるのでメモ帳などのテクストエディタで開き、"mFpsLimit"の値を"60"に変更する。

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俺たちのEVOはここから始まる・・・Steam格闘ゲームセールが11月17日午前三時まで開催

PCゲーム販売サイト「Steam」において格闘ゲームに関連したタイトルを対象としたセール「Steam格闘ゲームセール」が11月13日午前3時から11月13日午前3時までの期間限定で開催している。

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セール対象として、お馴染みの「ストリートファイターV」を始め、最近のアップデート・ベータテストロールバック方式のネットコードを実装し好評を博している「THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH」・「GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R」(要ベータテスト参加)・「鉄拳7」、今回のセールが最安値となる「グランブルーファンタジー ヴァーサス」・「DEAD OR ALIVE 6」といったものが並んでいる。他にも様々なタイトルがセール対象となっているので詳細はサイトの方を直接見て欲しいが一例は以下の通り。

 

なお、どうやらValveの定義では「格闘ゲーム」というのは人対人を題材にしていればその時点で「格闘」というジャンルということらしく、ベルトスクロールアクションゲーム、更に日本人が格闘ゲームと聞いていや違うやろと即ツッコミ入れそうなFPS・TPSタイトルまでセール対象となっているが、安く買えることに越したことはないのだからこの際見なかったことにしよう。

「Bloodstained: Ritual of the Night」にボスキャラ「ブラッドレス」がプレイアブルとなるアップデートが配信

コナミ時代に悪魔城ドラキュラシリーズ一部作品のプロデュースを担当したことで知られる五十嵐孝司(通称IGA)氏が開発に携わったメトロイドヴァニアゲーム「Bloodstained Ritual of the Night」にボスキャラとして登場した「ブラッドレス」でプレイ可能となるアップデートが11月11日から配信されている。

プレイ方法はセーブデータ作成画面でプレイヤー名に「BLOODLESS」と入力するとキャラクター選択名がブラッドレスとなり、そのセーブデータでゲームを開始すると本編でブラッドレス戦だったディアン・ケヒト大聖堂の部屋から始まる。

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本編とは異なり装備の変更やアイテムの売買及び使用は行えず、キャラクターの育成は敵を倒して経験値を稼いでいくことによるレベルアップが中心となり、マップ上に点在している赤い結晶を破壊することでボス戦でも見せた技の数々を習得したりステータスを向上させながら進めていく形となっている。

また開始地点が違うということでゲームバランスにも調整が入っており、ディアン・ケヒト大聖堂からその周辺の敵が弱まっている一方、本編スタート地点だったガレオン船の敵・ボスはレベルが向上した様子。

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