Steamで「ゴールデンウイークセール」が実施、和ゲーだけでなく日本風ゲームもセール対象

Steam ストアページ - ゴールデンウィークセール特集ページ

日本のゴールデンウィーク到来に合わせてSteamにおいて、スクウェアエニックススパイクチュンソフトバンダイナムココーエーテクモカプコンコナミ・プレイズム・デジカなどといった日本メーカーや日本風のゲームなどがセール対象となる「ゴールデンウイークセール」が開始された。セール期間は5月7日までの一週間。

対象タイトルの関係でどうしてもアニメ調の絵柄のタイトルが多いセールとなっていて、その手のタイトルに興味がないもしくは苦手という人にはあまり熱心に確認するセールではないかもしれないが、ゴールデンウィーク中にSteamで国産ゲームが遊びたい人にはいい機会になるだろう。

ぶっちゃけ純粋な和ゲー以外にもアニメ調だったら日本以外のタイトルもセールに入っていたり、セールトップページのタイトル一覧以外にもセール対象となっているタイトルは実は多いのでよく確認しておいた方がいい。

以下はトップページに載っていないタイトルの一例

 

  • 塊魂 アンコール (40%オフの2,073円)

 

 

 

 

  • SNKヒロインズ Tag Team Frenzy (50%オフの2,490円)

 

store.steampowered.com


  • カプコンベルトアクション コレクション (40%オフの1,980円)

 

 

  • 428 ~封鎖された渋谷で~ (70%オフの1,188円)

 

  • まいてつ (30%オフの1,064円)

 

  • 獣王(パチスロシミュレーター。90%オフの80円)

「サムライスピリッツ零SPECIAL」令和カウントダウントーナメント大会が2019年4月30日22時より千葉県銚子で開催

平成の終わりまで残すところあと2日
令和・・・レイワ・・・レイ・・・0・・・ゼロ・・・零・・・

和・・・和風・・・侍魂・・・サムライスピリッツ・・・
新しい年号の始まり・・・おめでたい日・・・スペシャル・・・
つまり!「サムライスピリッツ零SPECIAL」である!

 

千葉県銚子にある商業施設「銚子セレクト市場」のテナント内で4月30日22時より、「サムライスピリッツ零SPECIAL」の令和カウントダウントーナメント大会が開かれることとなった

会場:銚子セレクト市場内テナント(無料駐車場有り)
開場:4月30日22時
終了:5月1日02時ごろ
参加費:無料
18歳未満参加禁止

使用機種:Switch版アケアカ
エントリー受付:4月30日22時~22時20分
試合開始:4月30日22時30分
試合形式:個人トーナメント/2先
使用コントローラ:運営側で用意するSwitch版RAP
トーナメント以外の時間帯はフリー対戦会開催


SNKe-Sports Support Program」のサポートによる公式グッズや令和にちなんだ何かも上位3位までの入賞者にプレゼント予定とのことなので、我こそはという腕に覚えのある剣客達よ、千葉の秘境に集結だ!

メガCD修理に挑戦・・・が失敗、コンデンサ以外で電源回路の故障原因

※追記:その後、これとは別に二台のメガCDを修理する

メガCDの修理にリベンジ・・・今度は成功 - 人生に疲れた男のblog

メガCD 起動時のロゴマークが化けて表示される・完全に表示されない場合の修理 - 人生に疲れた男のblog

 

ジャンクでメガCD(メガドライブの拡張機器)を買ったものの電源が入らないという人が身近にいたので、興味本位で修理を引き受けてみました。

ゲーム機修理のblogでもよく取り上げられている、よくあるコンデンサの経年劣化による電源不良でコンデンサの入れ替えだけで直るものだろうと高を括っていたものの、家に持ち帰り中を開けてびっくり。コンデンサ全体の8~9割近くの周りにおそらく液漏れと思われるベタツキが確認でき、何故か電源レギュレータ周りのコンデンサが3本、電源/オーディオ基板(通称サブボード)やCDドライブとカスタムIC/CPU/メモリなどが搭載されたメインボードを繋ぐ二本のフラットケーブル、CDドライブのディスクトレイを稼働させるベルト、更にはBIOS-ROMが抜き取られていたりとジャンクと言っても部品取りに使われた可能性が高いものだった。

 

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本体を開けた直後、メインボードの空いたROMソケットとフラットケーブル差込口

 

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サブボード写真。C25・C26・C27のコンデンサがそもそも無い。

 

そら、メインボードそのものに電源が供給されないんだから絶対電源は入らないし、BIOSが無いんだからブートもしないわ、と思ったがコンデンサを総入れ替えしてフラットケーブルやBIOS-ROMの代用品を取り付ければまだ直るんじゃと希望を取り戻して修理を開始。

アルコールを染み込ませた綿棒で基板を綺麗に拭き、フラットケーブルは1.25mmピッチのものを適当な大きさにカットして形成、BIOS-ROMは27C1024にバックアップで取っておいた別のメガCD1のBIOSを書き込んで差し込み、コンデンサもメインボード・コネクターボード・サブボードにあるものは電解・表面実装コンデンサを問わずすべて交換、CDドライブも新しいベルトを張って、後述するスイッチ用のトランジスタも交換。

 

 

結果は・・・直りませんでした。電源を入れても相変わらず画面は真っ黒なまま。基板をむき出しのままメインボード・サブボード・コネクタボードをメガドライブに差し込んで電源を入れてみると各ICには+5Vの電圧は供給されていて、CDドライブのピックアップを奥に移動させてから電源を入れると手前側まで移動しているので電源周りは問題ないと思われるが、液漏れしたコンデンサが基板を腐食させてたかICそのものがダメになっているっぽい。おそらく元の所有者も電源部分のコンデンサだけ交換してみて動くかやってみたものの、結局立ち上がらず取り付けたばかりのコンデンサをまた取り外したり、他の部品も別のメガCD補修用の部品としてストックしたのだろう。そう考えると納得がいく。

メガCDはネット上にセガで使われていたと思われる修理用のサービスマニュアルが流出していて、回路図がそのまま見れるようになっているので、基板の腐食だけなら回路図を見ながらテスターで通電しているか一つ一つ回路を確認していくのも手かもしれないけど、そこまでしても直る保証はないし、直ったとしてもまだCDドライブやオーディオ回路が正常かどうかすらもわからない状況ではくたびれもうけに終わる可能性があるのでやめておいた。

 

 

これだけじゃ意味のない記事になってしまうが、コンデンサの劣化以外で電源回路の故障要因になりそうなところを発見したので該当する人がいれば参考になるかもしれないので記載しておく。「Sega CD TR4」で検索すると海外掲示板で何件か報告があるものの日本語サイトでは具体例が上がってない故障例で、サブボードのDCジャック付近にあるTR4と基板に記載された緑色のトランジスタが故障して電源が入らないというもの。このトランジスタ、最悪の場合燃える。自分もテストでACアダプタを接続して通電していたら、微かに煙が立ち込めたので急いで電源を抜いて基板を見てみたらトランジスタの周りが焦げ茶色に変色していた。

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このトランジスタはPNP エピタキシャル形 ダーリントン接続 トランジスタ「2SB963-Z」というもので、メガドライブ本体から流れてきた+9~10Vの電源がTR3トランジスタのベースに流れてコレクタ-エミッタ間が通電状態となり、その手前に接続されたTR4ベースへの電流が弱まって今度はTR4コレクタ-エミッタ間が通電状態になってCDドライブへの12~13V供給とレギュレータを通して各ICに5Vを供給するようになっている。

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同じ型のトランジスタがすぐ入手できなかったので自分は秋月電子で売られていた「TTB1067B」というもので代用。使用して安全か、動作に支障がないか保証はできないのでお勧めはしないが、これでメガCDにACアダプタを差しただけではレギュレータやCDドライブ用の電源回路に電気が流れず、メガドライブ側のスイッチがオンになった時だけ電源が流れることまでは確認。

同じような特性のPNP ダーリントントランジスタでCEBの接続さえ間違えなければ使えるかもしれない。

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Steam版「Cuphead」に日本語対応アップデートが配信開始

1930年代風のカートゥーングラフィックを実現するため鉛筆・インク・水彩絵具を利用しすべて手書きによるグラフィックスと、何百回と死ぬこと必須な激ムズ難易度が特徴の横スクロールアクションゲーム「Cuphead」

日本語に対応したNintendo Switch版が4月18日配信され、アナウンスではSwitch版の配信同日に他機種でも多言語対応されるとのことだったものの結局丸一日遅れとなってしまったが、先に発売されていたXbox One / PC(Steam)版においても日本語の他に多言語対応のアップデートが配信され日本語で遊べるようになった。

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英語設定で起動している場合はゲームタイトルメニューの「OPTIONS」から「LANGUAGE」を選択し、「ENGLISH」を「日本語」に切り替えれば日本語表示となる。

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フォントもちゃんと雰囲気に合ったものを選別されているというのはもちろんのこと、普通のフォントでは表現できないような文字は新規に手書きで書いて表現しているようで、ローカライズのクオリティはこれ以上なく良いと言える。

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Nintendo Switchで発売されていたRPG「オクトパストラベラー」のSteam版が正式発表、発売は6月8日予定

キャラクターやテクスチャはドット絵で表現し、3Dによる立体表現のフィールドやドット絵にもライティングが反映されるエフェクトが特徴的なグラフィックのスクウェアエニックス発売・アクワイア開発によるNintendo SwitchRPG「オクトパストラベラー」のSteam(PC)版のストアページが開設されている。

韓国のレーティング審査に登録されていたり、海外スクエニの公式blogで誤ってフライング告知が流れたりとSteam版の発売は噂されていたが、今回のストアページ開設や海外向けにトレーラームービー公開によって正式に発売のアナウンスがなされた形となる。

発売予定日は6月8日となっていて、価格はアナウンスされず予約なども開始されていないものの、ストアページは日本語になっており対応言語一覧のUI・音声・字幕の日本語欄すべてにチェックが入っている。

オクトパストラベラー日本公式TwitterアカウントもSteam版発売をアナウンスしているので、おま国にはならないだろう。

8人の各主人公が持つ独自のフィールドコマンドといったシステムや、オーソドックスなターン制コマンド戦闘に「コマンドブースト」や「ブレイク」というシステムを追加したというゲームシステム自体の解説はストアページでなされているが、PC版特有の機能や要素があるかについては記載されていない。

オリジナルだったNintendo Switch版がTVモード/携帯モードともに720p/上限30fpsという仕様だったので、このPC版ではその性能的な制約が撤廃されていることを期待したいところ。

www.youtube.com

Steam版「龍が如く 極2」のストアページが開設、ドラゴンエンジン使用による「龍が如く2」リメイク作品

前作から1年が経ち、主人公の桐生一馬と澤村遥は幸せな日々を過ごしていた。

だが弱体化した東条会吸収を狙う近江連合は関東進出への抗争準備を進め、東城会五代目会長・寺田行雄は凶弾に倒れてしまう。
桐生は寺田の意思を引き継ぎ、再び神室町へと戻るのだった。

 

PS2用に発売された「龍が如く」シリーズの二作目、「龍が如く2」を「龍が如く6」や「ジャッジアイズ」でも採用された現世代機(PS4)向けのゲームエンジン「ドラゴンエンジン」でリメイクした「龍が如く 極2」のSteamストアページが開設されている。

発売予定日は海外時刻5月9日となっており、価格は定価3,288円。

予約特典としてクランクリエイターカードのバンドル、限定版に付属した武器とコスチューム、ボーナスアイテムが付属する。

既にSteamで発売されている「龍が如く0」や「龍が如く 極」と同様、ゲームタイトルは海外版の「Yakuza」となっているが日本語字幕・日本語音声に対応した完全日本語版となっている。

 

PS3PS4の縦マルチタイトルだった0・極とは違い、PS4専用のドラゴンエンジンによって従来のシリーズからグラフィックが一新したが、その分PCの要求スペックがかなり上がっているようなので注意。

前作まではGeForce GTX 1070でも4K解像度・最高設定で常時60fps越えで遊べるほど軽かったが、今作では同じ1070では1080p・高設定で60fpsで遊べるという基準で推奨スペックが表記されている。

Steam版「Borderlands: Game of The Year Edition」がリマスター版配信に合わせて完全日本語化。インベントリ欄でアイテムが真っ黒になったりするグラフィックバグの修正方法など

地球から遠く離れた辺境の惑星「パンドラ」を舞台に古代の宇宙人が残したという宝の隠し場所「The Vault」を探すべく、4人のVaultハンターがパンドラを駆け巡るロールプレイングシューターのシリーズ1作目「ボーダーランズ」のリマスター版「Borderlands Game of the Year Enhanced」がPS4/Xbox One/Steam用に配信された。
オリジナルからシステムの改善やグラフィックの向上、DLCシナリオを全て収録した内容となっており、Steam版はオリジナル版「Borderlands: Game of Year Edition」を所有のユーザーには無償でアカウントにリマスター版が追加され、ゲームライブラリ内の「Borderlands GOTY Enhanced」というタイトルのゲームをインストールして遊ぶこととなる。
Steam版はPS3/Xbox 360版と違い日本語版が配信されておらず、その旧世代機日本語版も字幕のみの翻訳となっていたり4つのDLCが未配信だったものがあるなど不満点があったが、このリマスター版ではSteam版においても日本語字幕が収録されているだけでなく音声も完全日本語化、更にDLCシナリオもローカライズされてついに日本語かつSteamで遊ぶことが可能となった。もちろん声優群は初めて日本語音声までローカライズされた続編「Borderlands 2」と同じ人物が担当しており、馴染み深い声がゲーム中から聞こえてくる。

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ただし、日本語設定にしているとグラフィックバグが発生することが報告されている。

具体的に言うと

  • 推奨スペック以上のPCで起動しているにも関わらず起動時にスペック不足の警告が毎回表示される。
  • 設定が保存されない
  • インベントリ画面でアイテムの表示が真っ黒
  • テクスチャの解像度が低い
  • ライティングがなされておらず、暗いシーンがある

等の症状が発生する。

解決策はこのSteamレビューに書かれているように、日本語時の設定ファイルとマイドキュメントに保存されている設定ファイルの両方を削除してゲームを再起動すると治る。

 

正常に表示されている場合のインベントリ画面

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設定ファイルを消さずにゲームを起動した際のキャラクター選択シーン

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設定ファイルを消して再起動した場合のキャラクター選択シーン

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最新作「Borderlands 3」PC版が悪評高いEpic Gamesストアで2020年4月までの時限独占で発売されることにファンから大反発を食らっている状態で、Epic Gamesストアに強い拒絶反応が示される理由の一つに「コミュニティ機能の欠落」というのが上がっている。

この不具合は公式にアップデートで修正される前にSteamの機能を使ってコミュニティ間の情報共有で解決することができたものの、コミュニティ機能のないEpic Gamesストアで仮にリマスター版が配信されていたら解決方法が見つからず途方に暮れるしかなかっただろう。皮肉なことに最新作の発売を記念して配信したリマスター版の存在が、最新作を配信するストアの問題点を露出させている。