Steam版ラストレムナントが9月4に販売終了、販売再開は未定

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Xbox360で2008年にオリジナル版が発売され、翌年の2009年にPC版が発売されたスクウェア・エニックスRPGラストレムナント」のSteam版が、9月4日をもって発売終了されることが告知されている。販売終了後の再販は未定となっていて、再販されなかったり他機種に移植されなければ二度と入手できなくなり遊ぶ機会が無くなる恐れがあるので欲しい人は必ず今のうちに購入しておこう。

販売終了理由は「弊社都合」ということだが、発売からちょうど10年を経っており、何かしらの契約期間が終了した可能性がある。

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販売価格は定価1,080円のままで販売終了に合わせたセールなどは実施されていないが、定価自体がかなり安いので高くは感じないだろう。

2009年に発売されたスクエニ作品では珍しく日本語音声・字幕に対応している。

 

マップ上で敵と接触することで戦闘が始まるシンボルエンカウント、戦闘シーンはターン制というのはオーソドックスだが、特徴的なのは敵に近づいて「エンカウントトリガー」を引いてエンカウント、逆に引かないと不利な状況から戦闘が始まり、各チームに一人固有の容姿と能力を持ったリーダーが存在する最大5人までのユニオンというチームを組んで戦闘を行うシステムで、HPがユニオン内の全キャラクターのHPの総数だったり、陣形の組み方によって能力に変動が生じるようになっている。

Xbox 360版ではこのリーダーが戦闘に参加できる人数が6人までという制約が存在し、戦闘シーンに時間がかかったりした他、ロード時間の長さやフレームレートの不安定さといった単純な技術的な問題も多くあったが、PC版ではスペックの向上によるロード・フレームレートの改善はもちろんのこと、リーダー数の制約解除、倍速モードの実装、装備のプレビュー表示、ボスキャラの七人衆が特定条件でリーダーユニットとして参加可能、といったほぼ完全版といっていい仕様に変更されており、評判の乏しくなかった360版とは違いSteamレビューにおいても上々の評価が得られている。