『ゲゲゲの女房』で描かれたマンガを排除しようとする人たち

俺の邪悪なメモ

『不良図書から子どもを守る会』のセリフ

「下品でどぎつくて陰湿で、ウチの子どもには絶対に読ませたくありませんわ!」


「暴行、傷害、殺人、いかがわしい迷信、エログロナンセンス、どれもこれも恐るべき低俗さで実に非文化的だ! 子どもに犯罪の芽を植え付けかねん!」


「ニッポンの子どもたちがこんなものに関わっていたら、国の品格に関わる!」


「マンガは明るく健全でなければなりませんわ」

あれ・・・何十年も前の話なのに都の関係者や自民議員や今の市民団体が言ってることと全く同じだ・・・

「自分は正義だって思ってる人ほど、恐ろしいもんはないねえ……

これじゃ、戦争中と同じだよ」


狙って作ったとしか思えないほど、今の状況を反映した内容・・・。歴史は繰り返す。
「非現実青少年」とか「子どもから悪質な情報を排除しよう」とか言ってる人達はこれ見て何を思うのか。
多分、「水木さん達は頑張っているのに、本当に酷い人たちだねぇ」と他人事のように見ていて、自分達の事だとは気づかないだろう。