PC版「デス・ストランディング」の予約がSteamとEpic Games ストアで開始。発売予定日は2020年夏頃

スナッチャー」・「ポリスノーツ」・「メタルギア」シリーズを生み出してきたクリエイター小島秀夫監督の最新作「Death Stranding」がSteamストアEpic Games ストアの両方で予約開始されている。

PC版発表時点で心配されていた特定ストアでの独占配信はなされない事が確定した。

価格は定価7,590円、日本語音声・字幕ともに対応済み。詳細な日程は表記されていないが、発売予定日は2020年夏ごろとなっている。

Steam版「ライザのアトリエ」グラフィック設定とマウス操作の追加、細かい不具合を修正するアップデートが配信

Steam(PC)で配信されている「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」にグラフィック設定とマウス操作の追加、ユーザーアビリティの向上や細かい不具合の修正を行うアップデートが配信された。

詳細は上記のアップデート履歴から確認できるが、配信直後から問題点として多く上がっていたグラフィック設定が解像度とフルスクリーンの切り替えのみ、操作がコントローラとキーボードのみにしか対応しておらずマウスが使えないという致命的な欠点は、完ぺきではないが多少なりとも解消されたこととなる。

また、正確に確認したわけではないが、「高フレームレート時に発生していた不具合を修正しました。」という修正内容から60fps動作時にキャラクターの衣服が小刻みに揺れる不具合が解決されたかと推測される。先に発売されたPS4・Switch版が30fpsで、せっかく60fps動作が可能なPC版のメリットをやや弱めてしまう問題だったのでこちらも解決されたことは喜ばしい。

※追記:ロード時などで強制終了するといったことが頻発する環境では、WindowsのディスククリーンアップでDirectXシェーダーキャッシュと一時ファイルの削除したり、ビデオドライバから垂直同期(VSync)設定を無効化している場合は有効(デフォルト)設定に戻そう。元が30fps動作のゲームなので高フレームレートになると不安定になりやすい。

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追加されたグラフィック設定とマウス設定は起動時のメニューから「Settings」を開いて上の画像で赤と青で囲った箇所に追加されている。

 

グラフィック設定

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影の解像度の選択と各種エフェクトのオンオフが可能になっている。

 

マウス設定

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「マウス操作を有効にする」にチェックを入れればゲーム内で視点操作をマウスで行うことが可能となる。ただし、各種メニューの選択や錬金画面は今まで通りキーボードやコントローラで項目移動を行わなくてはならず、このチェックを入れていると今度はコントローラ側のスティックで視点移動ができなくなる。正直、応急的な処置というのが否めない。

 

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細かい点としてアトリエ机メニューから直接「ゲームを終了する」項目が追加された。

わざわざタイトル画面に戻ってから終了する手間が省けた。

 

Steam版「戦場のヴァルキュリア4」有料配信だった全DLCを収録したコンプリートエディションにアップデート

11月7日、セガゲームスシミュレーションRPG戦場のヴァルキュリア4」Steam版が有料配信だった6種のミッション・シナリオDLCをすべて収録したコンプリートエディションにアップデートされた。定価は8,629円、日本語音声・字幕ともに今年2月のアップデートで対応済み。

既にゲーム本体をSteamで持っている人なら無条件で追加されており、これから新規に購入する人もDLCを別途購入する必要は無くなる。

 

配信が停止していたSteam版「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」11月6日より配信再開

スタジオTRIGGER製作のアニメ「リトルウィッチアカデミア」を原作にしたゲーム「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」

Steam版が10月31日に突如配信終了となってしまい、このまま入手不可なゲームとなってしまうのかと心配されていたが、11月6日から再び配信が再開された。

なお、配信を一時的に停止していた理由などは現在のところアナウンスされていない。

Steamストアでの定価は税込8,360円で、40ドルのゲームがおま値でべらぼうに高いので外部ストアから買ってきてキーを登録したほうがよさそうだが、今のところ外部ストアでの販売再開はなされていない模様。

Steam版「オクトパストラベラー」からDRM Denuvoが削除される?

Nintendo Switchで発売されその後Steam(PC)版が発売されたRPG「オクトパストラベラー」のSteam版から違法コピー対策に使用されているDRM「Denuvo」が削除されたという噂が出ている。

Thank you for removing Denuvo :: OCTOPATH TRAVELER General Discussions

11月5日に告知や詳細も流れず突如アップデートが配信され、確認できた変更点は実行ファイルのファイルサイズがアップデート前よりも約10MB近くも容量が削減されたのみ。

ただし、ストアページの利用DRM注意文ではまだDenuvoの表記があり、アップデート情報やスクウェア・エニックスから正式に発表されたわけではないので正確かはまだ不明。

 

Denuvoは今まで登場してきたDRMよりも強力な強靭性を保っているプロテクトで、最終的には突破されるとはいえ解析までに時間がかかるのでゲームの発売からすぐ最悪の場合正式版発売前に海賊版が出回るという事態を防いでいた実績から、今でも採用するメーカーは少なくないが、その厳重なプロテクトゆえにゲーム以外に余計な処理が発生してパフォーマンスに多少なりとも影響を与えているという批判も出ている。

違法コピー対策で無効となってしまってもアンチチート対策向けとしても提供されているものなので一概にDenuvoを採用することは問題というわけでないが、シングルプレイオンリーのゲームでDRMとしての役割が終わっている(Denuvoのセキュリティが突破されている)タイトルに関しては速やかにDenuvoの使用を撤廃してもらいたい。

「PAYDAY」シリーズ元開発者の新作ホラーFPS「GTFO」のアルファ版が10月28日23:00頃から実施予定。登録すれば誰でも参加可能

 4人協力型クライムFPS「PAYDAY」シリーズの開発元、OVERKILL Software設立者の一人Ulf Andersson氏(PAYDAYシリーズ内においても氏本人がWolf役で出演しているのは有名)が新たに立ち上げたスタジオ「10 Chambers Collective」の送る4人協力型ホラーFPSGTFO」のαテストネットワーキングテスト(alpha 1)が10月28日23:00頃から実施される。テストは2回に分けて実施され、1回目は前述の日程から24時間、2回目は1回目の報告・収集された不具合を元に「1回目よりも長い期間」を実施予定(1回目のテスト結果によって2回目の実施日が決まる)。

※追記:第2回目のアルファテストが10月31日から11月3日までの期間と決定

 

参加に必要なものはSteam・Discordアカウントとメールアドレスのみで誰でも参加可能となっている。参加方法などが記載されたSteamコミュニティフォーラムの案内は日本語で解説されているが、ゲーム自体は日本語化されていないので注意。

詳細は以下のリンクを閲覧

10 Chambers Collectiveのアンバサダー(メールマガジン)登録を完了し、『GTFO』オフィシャルDiscordサーバーへ参加してBOT欄にある「GTFO BOT」へ「!key "アンバサダー登録したメールアドレス" alpha」というDMを送ることでアルファ版のSteamキーが届くようになっている。

 

入力ミスが起きやすいと思うので念のため細かく書くが

「!lkey」(最初の文字は感嘆符)と続けて入力して半角スペース、その次にアンバサダー登録(メールマガジン登録)した自分のメールアドレスを入力してまた半角スペース、最後に「alpha」と入力する。

正確に入力できていればDiscord上のBOTから「Congratulations! :tada: Here is your GTFO Product Key」というメッセージが届くので、記載された15桁の英数字のキーをSteamで登録すればいい。

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「Sorry, but I'm not showing you as registered to the Ambassador newsletter.」というメッセージなら入力そのものは間違っていないがメールアドレスがアンバサダー登録されていないので、登録をした後に送られてきた「10 Chambers Email List: Please Confirm Subscription」という表題の確認メール内にある「Yes, subscribe me to this list.」ボタンを押したかもう一度確認、

その他のメッセージなら入力ミスが発生しているのでよく確認してもう一度DMを送ってみよう。

 

現在のAlpha 1版はマッチング機能を有しておらずSteamフレンド内でしか協力プレイを行うことが出来ない仕様になっているが、キーを登録すると自分用のゲーム以外に3本のギフトもついてくるので興味がありそうなフレンドに配布しておこう。

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「Bloodstained: Ritual of the Night」Kickstarter支援者向け物理アイテム「Alchemist's Treasure」到着

コナミ時代に悪魔城ドラキュラシリーズのプロデューサーを務めたIGA(五十嵐孝司)氏が独立し、Kickstarterで開発費を募り完成させたメトロイドヴァニアスタイルのアクションRPG「Bloodstained: Ritual of the Night」

当初の2017年3月発売予定から幾度も発売延期となり2年後の今年6月になってようやくSteam&海外版版が発売され、度重なる延期で不安はあったがいざ発売されるとその完成度はファンが期待していた通りの内容となっておりSteamのレビューも高評価となっている。

そして10月24日の今日、Steam&海外版版発売から遅れること4か月を経って日本PS4&Switchパッケージ版が発売され、Steamでは20%オフのセールが10月29日まで実施(そのままハロウィンセールに突入して実質長引きそうだが)されているが、音沙汰無かったKickstarter出資者向けの物理アイテムが出資者に届き始め、自分が出資していた100ドルのリワードアイテム「Alchemist's Treasure」も今日になって遂に届いた。

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既にSteam登録のベータ版Bloodstained・ファミコン悪魔城伝説」風のスピンオフゲーム「Bloodstained: Curse of the Moon」・デジタルサントラ・そして完成したゲーム本編のSteamキーは貰っていて、物理アイテムが無くても100ドル分くらいは元取れたかなとは思っていたのでいつ届いてもいい程度に思っていたけど、26日に秋葉原トレーダーでIGA氏のサイン会があるというので、このパッケージにサインをもらうために早く届いてくれと急にそわそわし始めたのは言うまでもない。本当にギリギリでの到着となった。

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「Alchemist's Treasure」外箱

 

リワードアイテム「Alchemist's Treasure」を大まかに言うとサントラCD・ピンバッジ・キーチェーン・ポスターが入ったパッケージ。

 

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花形とゲーム頭文字ロゴの二種のピンバッジ・ゲーム中に登場する武器「ヴァルキリーソード」をあしらったキーチェーン・カード・ブルーレイディスク用ケースに収まったサントラCD

 

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悪魔城ドラキュラシリーズのイラストを担当した小島文美氏書下ろしのA2サイズのポスター

 

クラウドファンディングの出資者向けリワードアイテムではあるが、率直にこのアイテムの感想を述べると外箱であるパッケージが白い折り目が見えたり届いた時から接合部分がよれていたり、中身自体も単品で売られていたら数百円で買えそうな品々が数点しか入っておらず、どう価格的な価値を見出そうとしても「1,500円で買ったゲームサントラに無料のオマケがついてきた」程度の内容だろう。

リワード説明でピンバッジやキーチェーンが貰えるって最初に説明されてるからとやかく言う方がおかしいけど、ピンバッジやキーチェーンを数点貰っても飾るにしても小さくて所有感が満たされないし実用性がある物でもないから普段の生活で使えるものでもなく何の役にも立たないだろ。

正直言うと今までもらってきた出資者向けリワードアイテムの中で一番「ショボい・・・」「作りが雑」という感想が沸いて出た。

そもそもこのリワードアイテムと一緒に出資者に配ると約束していた肝心のゲーム本編の物理パッケージ版はまだ届いてない。ゲームの開発費を出した出資者なのに、もらえた物理アイテムはサントラしか無く、ゲームそのものは一般購入者よりも後回しとかどうなってるんだ。

 

自分はデジタル版はSteam希望で登録リージョンを気にすることもなく正式版アンロック日にすぐさまプレイできており、非売品であるベータ版がSteamライブラリに登録できたので物理アイテムが無かったとしても100ドル分の価値はあったかなと思っているけど、コンソール版を希望していた日本の出資者はリージョンの問題でデジタル版すら配布されていなかったり高い金払っているのに一般販売の購入者よりも遅れて遊ぶ羽目になっている。わざわざコンソール版を選ぶってことはSteam登録であるベータ版も触っていない可能性があるので更にKickstarterで出資した必要性はなかっただろう。

せっかくゲーム自体は高評価だというのに、ゲーム制作に取り掛かれる環境を作ることのできた功労者であるはずの出資者を結果的に軽視する形になる状況を作らないようにしていただきたい。

 

お前の事だぞ、シェンムー3(ゲームの完成度自体怪しいけど)。