Windows 11で「HOVER」(Windows 95付属ゲーム)を動かす

1995年に発売されたOS「Windows 95」には3D旗取りゲーム「HOVER」が収録さえているが、それを2021年に公開された現在のWindows OS「Windows 11」で動かせるかやってみた。念のため確認しておきますが、番号が少ないほうが新しい年に出たOSです。このままあと70年後までWindowsが続くようなことがあったらどうなるんでしょ?

話を戻して、使用した「HOVER」はFM TOWNS版Windows 95のCD内に収録されていたで、そのままバックアップ用HDDにコピーして起動。

結果は・・・互換設定や外部パッチを用いずとも動かすことができる。不具合に関しても一度サウンド設定を開かないと音楽が鳴らないという問題があるがそれも些細なもので、4レベル目(マップが3つしかなくそれ以降は必要フラッグ数が変わるだけでループする)まで動作確認したがゲーム自体は完璧に動いていることを確認。

マップ上を徘徊し敵ホバーよりも先に指定数のフラッグを回収するゲームなのだが、実はPC/AT フロッピー版Windows 95には収録されておらず、当時家電量販店で展示されているPC上で遊んだのみなんでプレイのコツとか全くわからずグダグダプレイ動画ではあるけど。

 

Windows 11自体は色々と不満のあるOSとはいえ、30年以上前のOS用ソフトですら動かすことができる互換性の高さは伊達にWindowsの名がついているだけあり、Windows最大にして唯一の長所と言えよう。

そしてこれこそがPCゲームにおけるメリットでもある。コンソール機では互換性が切り捨てられることが当たり前だったりするが、PCゲームは5世代前相当のゲームでもこの通りそのまま動いたり、仮に動かないものがあったとしても修正パッチ・Modや仮想環境を駆使すれば動かすことだってできたりする。

 

なお、例外と言えそうなのがDRM付のゲーム、またマイクロソフトがXbox 360を発売していた当時に推し進めていたGame for Windows Live(GfWL)採用タイトル群だろう。GfWLとはWindows用ゲームでもXbox 360のネットワークサービスであるXbox Live!を活用するというサポートプログラムで、Windowsゲームでのプロダクトキーの認証、Xbox実績を解除できたり、オンラインマッチングもこれを経由し一部タイトルはXbox 360版とのクロスプレイにも対応といったメリットを打ち出していたのだが、ゲームとは別にGfWLサービスプログラムをインストールしなくてはならず、採用され始めた当時からゲームの起動にはこのサービスプログラムが動かないといけないのに立ち上がってくれずゲーム自体が遊べないといった不具合が目立っていた。その後、PCゲーム市場のネットワークサービスはSteam販売が主流になる流れで自然であり必然的にトラブルも少ないSteamworksを使用することが当たり前となったが、問題のGfWLはマイクロソフト自身がまたPCからXbox 360に注力していった関係でアップデートが一切なされず、Windows 8以降では更に動作するか怪しくなってきて、最終的にはプロダクトキーの認証サーバーまで停止したため新規にインストールしてプレイすることが不可能となってしまう。

互換性を大事にしているOSを作っている会社が、皮肉なことに互換性を維持できなくさせるサービスを作ったという。

 

GfWL採用だったGTA4・バイオハザード5・バットマンアーカムシリーズ等はビッグタイトルだったこともあり後にGfWLを外した状態で現在でも発売されているが、それ以外のタイトルに関してはサポートが行われずSteamでも販売終了してしまったタイトルが珍しくない。

「Kane and Lynch: Dead Men」とか2021年から販売終了してストアページには「Square Enix has temporarily removed this title from sale to work on some important updates. Please check back soon!」(スクウェア・エニックスは改善アップデートを行うに従い発売を一時停止しています。後ほどご確認ください。)と記述されてからもう5年近く経っているぞ。

スクエニの海外ゲームローカライズレーベルの「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」も終了されていることがアナウンスされており、本当にそのアップデートとやらが来ることがあるのか?