ゴールデンウィークということでゲームまとめ買い


IFeelGroovy.netから「CONDEMNED : Criminal Origins(箱なし)」「Dead Space」「Thief Double Pack」を購入。
Dead Space」はSteam上でコピープロテクト(SecuROM)無し&$39.99で売っているのだが、北米でしか買えず、Amazon EC2やらプロキシ使う手もあるけどSteam利用規約に引っかかって、アカウント剥奪なんて事になると嫌なんで結局パッケージ版購入。
やたら評判がいいので買ってみましたけど、本当にいいゲームですわ。


ストーリーは500年後の未来。地球の資源が底をついたので宇宙で資源を掘削しているのだが、その掘削船である「USG Ishimura」からの連絡が途絶え、通信機器の故障と思った掘削会社はエンジニア数人を向かわせたのだが・・・



船の中は化け物がうろつく地獄絵図と化していて、乗ってきた船も壊れてしまうというSFホラー。
ジャンルはTPSとなっており、画面左側に常時主人公のアイザックが配置されている。「バイオハザード4、5」と同じシステムです。それで物体の動きをスローにする「Stasis」という「マックスペイン」や「F.E.A.R.」のバレットタイムもどきがあったり、「Half-Life2」の重力銃みたいな機能の「Kinesis」、そして「System Shock」や「Doom3」みたいな音声ログ・・・と色々なレビューサイトで指摘されている通り、本当に様々なゲームのシステムを良い所取りしたような内容となっております。ただ、いくら良い所取りしたところでそれがうまく調理できてなかったら結局まずくなるのは当たり前。「Dead Space」は本当にその良い所取りしたシステムを旨く吸収して、更に自己流にアレンジしているから凄過ぎる。
特にHUDレスが素晴らしい。自分は現状が分かりづらくなるので、HUDレスってのが大嫌いですが、これはSF設定って言うのを旨く利用してHUDレスを実現している。体力バーは背中に装着されたバーで見れるようになっているし、インベントリはホノグラムで表示するようにしてゲームを止めることなく、リアルタイムで確認が取れるようになっている。
通常、部位破壊システムというと、他のFPSやTPSは頭が弱点ということになりやすいが、この「Dead Space」ではヘッドショットを決めて頭部を破壊してもまだモンスターが生きているので、最初に手足を破壊して攻撃力や移動速度を落として、そこから体を撃つなり踏みつけやらで止めを刺すというパターン。




食らえ化け物!僕の必殺「ひぐちカッター」の刃を!



一応船内にも生き残りがいますが、あまりの異常事態に殆どがキ○ガイになってしまってます。しかも、姿見せた後すぐ自殺するor化け物とかに殺されるのも共通の特徴。



赤ん坊!?



ゲーム中で一番怖いシーンはこれだと思う
通路歩いていたら「アイザック!」といきなり叫びながら通信入れてくる仲間。もうちょっと声小さくいえ!心臓止まるかと思った。


テクスチャが若干荒かったりグラフィック的には凄いという訳ではないが、デザイナーのセンスがいいのか汚いという印象はないし、その分動作も軽くて、GeForce8600GTでも解像度1280*960、最高設定、異方性フィルタリング16xで余裕で動いてくれます。ただもうちょっと影の解像度を上げられるようにしてほしかった。
SecuROMが採用されているといっても、うちのマシン環境では特に動作がおかしくなったという現象は発生していないし、ディスクレスで遊べるし、認証解除ツールもEA側から配布されたのでマシン買い替えでも全く心配がありません。
残念なのが日本発売禁止になり、今後も日本語版が出る可能性はほぼ無いという状況。ゲーム性や演出の関係上、どうやってもカットできない部位破壊システムや暴力表現があるとはいえ、やはり残念である。
Xbox360版やPS3版でも発売されており、日本の機種でも動く(英語版だけど)ので機種を持っている人には是非お勧めである。