PC版シェンムー3、Epic Gamesストア独占配信へ。支援者への約束すら守れないペテン師たち

鈴木裕氏やDeep Silverのあまりのペテン師っぷりに呆れて罵倒の言葉すら出てこない。

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Steamキーがもらえるからという前提でKickstarterで出した250ドルを即刻返金してもらいたいんだが、先に問い合わせた人の返金は行わないという返信メールの画像が上がってる。

なんだ、鈴木氏やDSの担当者はシェンムー3の亮さん同様、死んだ魚の目になってんじゃねぇのか(結局罵倒)。

 

Steam版「食用系少女」 ルルの容姿をオリジナルに戻す方法

意味不明な検閲が行われたSteam版「食用系少女」のルルのグラフィックを簡単な方法で変更する方法がSteamコミュニティフォーラムで上がっている。

Steamコミュニティフォーラム - [TUTORIAL] Change the censored JK Ruru BACK to ORIGINAL loli version

\食用系少女 Food Girls\Eatery_Data\StreamingAssetsフォルダ内の「Config.json」をテキストエディタで開いて三つある"Value"の値をそれぞれ「1」から「0」にするとタイトル画面がキャラクターが並んだ絵に変わり、ルルのグラフィックがオリジナル版と同様になる。

一応断っておくと、これでオリジナル版と同様の内容になっている。本当に容姿が変わるだけで性的なR18シーンが追加されるとか一切ない。

 

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修正後のConfig.json

 

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Steam版「食用系少女」当初の発売予定日から半年以上も延期してなんとか発売されるものの、一キャラクターのグラフィックを完全に書き換える。

本来なら2018年12月にSteam版が発売されるはずが、「児童搾取」というよくわからない理由で具体的にどのシーンが該当するのかValveから提示されず発売未定となっていた台湾グルメを擬人化したシミュレーションゲーム食用系少女」。先に断っておくと全年齢向けのゲームで性的表現は一切ないゲームです。

発売延期から半年以上経過した2019年6月6日、ようやくSteam版が配信されたものの、ゲーム内容そのものはオリジナル版と全く一緒ではあるが、審査に引っかかったと推測されたルーロー飯の擬人化キャラクター「ルル」のグラフィックを完全に書き直して審査を再提出し、ルルが別人になっている状態での発売となった。修正後は身長が7~8cm程伸びてぼさぼさだった髪は結ばれジャンパーを着用されたデザインに変更されている。

 

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左がオリジナルのルル、右がSteam版のルル

 

ストアページやゲーム内のオープニングムービーはオリジナルのルルのままだったり、UIなどに書かれたデフォルト絵もそのままなのでゲーム内とのルルと容姿が違い過ぎてこれがルルだとは識別できないし、新しいルルのデザインもものぐさでいつもゲームをやっているという設定のはずなのに小綺麗な容姿になっているし、他の擬人化キャラクター「ヒカリ」とデザインがダブっていて絵柄面の差別化も中途半端になっている。

オリジナル版のルルは幼く見えて初期の服装だとTシャツ1枚といっても別に裸体描写そのものは出てこないし、キャラクター設定も料理の精霊ということで推定100歳以上(イベントシーンで主人公が50年前の写真を見て驚愕する)。このキャラクターだけで「児童搾取」だというのならネプテューヌシリーズや、食用系少女と同じ「Simon Creative」の「東津萌米」のキャラクターだって十分幼く見える。ネプテューヌは1桁~10代前半にしか見えないラムロムの触手プレイがある。

 

ストアページがBANされる恐れもあるので、外部パッチを上げる方針もないとのこと。

※追記:公式にはパッチは配信されていないが、有志がオリジナル版ルルのグラフィックに変更する方法をSteamコミュニティ上で公開している。

ただ、元のオリジナル容姿ルルのスクリーンショットをSteamコミュニティに上げているけど、現時点で規約違反などに引っかかってない。本当にこれ問題だったの?

性的シーンもない、ただ容姿を変えるためだけに半年以上も無駄な労力を開発元にかけさせるValveは一体何をしたいの?

 

 

Steam版「RAGE2」日本語音声・字幕がアンロック、日本語版で規制なし

小惑星が地球に衝突しルール無用のウェイストランドと化した世界を旅する、オープンワールドFPS「RAGE 2」

Steam英語版は5月14日から発売されていたものの、日本語ランゲージに関してはPS4/Xbox One版に合わせて今日6月6日からのアンロックとのことで他ランゲージ版の発売から遅れること半月近く待たなくてはならなかったが、予定通り日本語対応アップデートが配信されSteam版に日本語ランゲージが追加された。

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ただし現時点のアップデートでは起動時はランゲージデータが見つからないという旨のエラーが表示されることがあり、起動すると日本語表記なものの設定言語が英語に戻っていたりという不具合がある模様。

「設定」→「全般設定」から表示言語と音声の変更が行える。

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音声・字幕ともに日本語が収録されている完全日本語版なものの、日本コンソール版ではCEROレーティングの関係で欠損表現に規制が入っているが、このSteam版は日本語で遊べるにも関わらず欠損表現が無規制のままとなっている。

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メガCD 起動時のロゴマークが化けて表示される・完全に表示されない場合の修理

俺は一体何をやっているのだろうか?メガCD修理職人を目指しているのか?

 

前回のメガCD修理が面白かったので、調子に乗ってまた別のジャンク品で売られていたメガCDを購入してみた。

今回の機種は電源が入らないとかCDが読み込まないとかいう類のものではなく、起動時に拡大縮小回転するアニメーションが流れるメガCDロゴマークがノイズが走ったかのようにバラバラになって化けて表示されてしまうというもの。CD再生メニューは開けるものの動作が非常に重く、バッテリバックアップ初期化メニューも正常に表示されない、時折動作が完全に停止したりもする。

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時折ヤフオクでもこの現象が発生したメガCDが出品されてたりするものの、海外掲示板では修理事例があるのに日本語サイトでメガCD修理を解説しているところはほとんどコンデンサ・ドライブベルト・ピックアップユニットの交換だけで、この故障の原因や修理内容について解説しているところは自分が確認した限りでは見かけない。

この故障の大体の原因は液漏れしたコンデンサメガCDを制御しているASICとVRAMの間を繋いでいるパターンが腐食してアドレス線かデータ線かが断線していてデタラメなデータがVRAMに読み書きされるために起きている(ASICやVRAMそのものが壊れている可能性ももちろんある)。コンデンサを全て交換しただけでは既に腐食が進行しているので改善されることはない。

 

これを修理するのには、まず断線している箇所を特定する。

メガCDのASICのピンアウトVRAMのピンアウト、更にASICとVRAMとの回路図がインターネットに上がっているのでこれを見ながらテスターで該当するASICとVRAMのそれぞれの足を通電しているか確認していく。Excelスプレッドシートで対応表を兼ねたチェックリストを先に作っておくと分かりやすい。

すべて通電している場合はパターンの切断ではなくIC側の故障で修理が難しくなってくるが、一部のパターンが断線状態になっているのが確認出来たら修理できる見込みがでてくる。

次は基板に配線されているパターン図を確認する。基板の裏側からライトを当てることで配線されたパターンが透けて見えるはずなので、断線しているASICとVRAMの足先のパターンがどのスルーホールまで伸びているかを追っていき、またこのスルーホールとICの足にテスターを当てて通電しているか確認する。通電していなければこのスルーホールそのものかこの間のパターンが断線していることになる。

 

自分が購入した機種ではASICの17・18ピンとスルーホール間のパターン、IC11 VRAMのVCCに繋がるC28コンデンサ、IC12 VRAMの16ピンとその先のスルーホール間が断線状態だった。おそらくC11とC28コンデンサから漏れた電解液が回りを腐食しているのだろう。

スルーホールをニードルで広げた後、0.08mm径 外径0.65mmのより線を捻じって差し込んでスルーホールに半田を流し込んで固定した。

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赤で囲った部分がIC12 VRAM 16ピンの断線修復用ジャンパー線、黄色で囲った部分の裏側はC28コンデンサの+端子までより線の伸ばして半田した後スルーホールにも半田を流して余分なより線をカット。

 

ASICの17・18ピンの断線も長めにより線を基板裏側からスルーホールに差し込んで、元のパターンに沿うようにより線をピンセットで曲げていきASICの足まで延ばした。

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青で囲った部分がスルーホールから伸ばしたジャンパー線。ASICへの足にジャンパー線を半田するコツはできる限り半田ごてに半田を付けないこと。半田ごての先に丸く半田が載る程度では多すぎ、コテの表面にだけ半田が載っているくらいで丁度よい。ピンセットでASICの足より手前のジャンパー線を押さえて足とジャンパーに上からコテを押し当てて加熱し、既にあるランドと足の間にある半田がジャンパー線にまで溶けるようにするのがいい。

捻じったより線がほどけないか心配な人は、足先との半田付けが終わったら足先をピンセットで押さえてより線全体の表面に半田を流しておいていい。

 

それではこのジャンパー線による修復によってぐちゃぐちゃに化けていたメガCDロゴのグラフィックがどうなったかというと・・・

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見事復活

正常にメガCDロゴマークが拡大縮小回転し続け、CD再生メニューやバックアップメモリ画面も正常に開くことができた。

 

ロゴマークそのものが出ないという場合、68000とメインDRAM間、CDドライブとメインボード間で断線しているというケースもある。VRAMに断線がしている箇所が無ければこちらも確認する必要がある。

CPU 68000とDRAMの回路図

 

※追記:このVRAM復旧作業後にテストしていたのだが、音楽CDの読み込みは行えるのにゲームディスクが読み込めないという現象が発生した。ピックアップユニットが悪いのかと思って、ジャンク品だったメガCDからCDドライブを移植しても同じく音楽CDは読み込めてもゲームディスクが読み込めない。VRAMの問題と同様にパターンの腐食による断線が原因で、CDホストインターフェース・エラー補正を行うIC「LC8951」の34ピンが断線状態だったので接続先であるHC00の8ピンまでジャンパー線を飛ばしたら、問題なくゲームディスクが読み込めた。

CDドライブそのもの、ピックアップユニットを交換してもディスクが読み込めないという人はここもチェックしておくといい。

「LC8951」周りの回路図

 

前回も言った通り、メガCDの故障原因はほぼコンデンサの液漏れによる腐食で放置していけばそれだけ修理を困難になっていってしまうので、現段階で初期のコンデンサのまま正常に動いていたとしても早めに交換をしておいた方がいい。表面実装コンデンサを剥がすのよりも、黙々とテスターで通電テストを繰り返す地道な確認や0.5mmピッチの足に隣接する足やランドとショートしないように半田する細かい作業が必要となってくる。コンデンサの全交換は半日もしないうちに終了したが、このパターン断線の確認と修復は1週間以上費やしてようやく解決することができた。先延ばしすればするだけ何十倍もの時間と労力がかかる。

Steam版「ノラと皇女と野良猫ハート」の配信日が6月18日に決定、日本語対応・デモ版も配信中

ごく普通の男子学生・反田ノラが冥界の皇女「パトリシア」の魔法によって猫に姿を変えられてしまうファンタジー学園恋愛アドベンチャーゲームノラと皇女と野良猫ハート」のSteam版発売日が6月18日に決定した。Steamストアページではデモ版も配信中で、ゲームのタイトル名や商品説明は英語だが、対応言語一覧には字幕・音声・UIのすべてに日本語チェックが入っており日本語で遊べる。

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ノラと皇女と野良猫ハート」は元々PC向けのアダルトゲームではあるが、このSteam版はPS4/Switchで発売された全年齢版の「ノラと皇女と野良猫ハートHD」ベースとなっている。コンソール向けに発売された全年齢版はセックスシーンはカットされているのはもちろんのこと乳首も光線で隠されているが、PS4版のみ初期に発売されたバージョンでは裸体全体やパンティまで覆い隠すほどの光線が描写され、アップデートで不自然な光線は消えたシーンはあるものの代わりに衣服やタオルの面積が増えるという検閲仕様となっていたことで有名。

近年、Steamでは性的な描写やそもそも直接の描写がないにも関わらず発売が遅れたり最悪の場合ストアから撤去されてしまうタイトルが存在しており、幼く見えるキャラクターや学園物は引っかかりやすいと噂されていて(※注:Valveが明確な審査基準を示していないので憶測となる)、「ノラと皇女と野良猫ハート」もキャラクター設定こそ全員18歳以上とは表記しているものの学園物の内容で検閲されていたりしないか心配になってくるが、実際にこのままの仕様で発売されるまではまだ余談を許さないものの、配信中のデモ版をプレイした限りではSwitch版と同様に乳首にのみ光線がかかるCGとなっている。

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ノラと皇女と野良猫ハート」そのものの話題からは話が脱線するけど、北米PS4版では数枚のCGがカットされることがアナウンスされている「デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD」のSteam版はノーカットで発売される予定(ストアを英語表記にすると「The Steam version of Date A Live: Rio Reincarnation contains all original content and gameplay found in the Japanese release. 」との説明)だったり、「シノビリフレ」や「PEACH BALL  閃乱カグラ」もSteamで今後発売予定だったりするのに、ゲーム本体は発売前にBANした癖に何故か抱き枕サントラ類のDLCだけは発売中の「My Girlfriend」や、性的シーンをすべて削除したのにこちらも発売前にBANされたSteam版「よつのはとか、やっぱ何を基準に審査してんのかわかんねぇわ・・・。ゲイブがおなか空いてて八つ当たりでBANしてるとか?

スーパーファミコン版「グラディウスIII」SA-1対応版、クレジット数9&アーケードモード標準開放パッチ

スーパーファミコンのリリース初期に発売されたスーパーファミコン版「グラディウスIII」

アーケード版から様々なアレンジが加わえられた横スクロールシューティングの移植作だが、初期の頃のタイトルということでプログラミングノウハウやカスタムチップなどがまだない状態での発売とあって画面内に多少のオブジェクトが表示されるたびに処理落ち(ゲームがスローモーションになる)が頻発していたが、「スーパーマリオRPG」「星のカービィ スーパーデラックス」「実況おしゃべりパロディウス」などで採用されたカセット内にスーパーファミコン本体のCPUより3倍速のCPUを搭載することで処理速度を向上するカスタムチップ「SA-1」に対応させるハックロムがゲームの発売から28年経とうとするこの時代に開発され、オリジナル版で発生していた処理落ちを無くすことに成功。

GitHub - SA1-Root

エミュレータや実機でCPUをオーバークロックしたものでなく、特殊なハードウェアではなく市販のゲームで採用されていたものを使用しているだけなので、同じSA-1を採用されているソフトのROMを改造版グラディウスIIIが書き込まれたROMに貼り替えることで実機でも動かすことができ、既に実機での動作報告やYoutubeには貼り換え作業の動画も上がっている。

 

このSFCグラディウスIIIには敵の移動スピードや弾速が上がり一部破壊できない障害物が出てくる最高難易度の「アーケードモード」というのがオプション画面でAボタンを16連打することで出るという裏技があるんだけど、このSA-1対応版でもいちいちアーケードモードを出すのにオプションでAボタンを連打しないと出てこないので、連打しなくてもアーケードモードが最初から選べるようにするパッチを作ってみた。オプションから難易度設定の項目で左右に変更していけば「ARCADE」の項目が出ているはず。

また、クレジット数もデフォルトの4から9に変更しているので、タイトル画面で裏技のボタン連打によるクレジット数増加を行わなくても済む。

グラディウスIII SA-1 クレジット数9&アーケードモード解放パッチ

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