FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

benchmark.finalfantasyxv.com

3月7日に発売が予定されている「ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION」の動作確認が行えるベンチマークテストプログラム。ホスト4人組が高級車で山道を走行、チョコボに揺られ釣りを楽しむ、スタイリッシュ戦闘、もはや芸術の域に到達している料理を堪能しつつ野営を楽しむ4人組といったどこからツッコんでいいかよく分からない光景の数々を思う存分眺められる。

ただベンチマークプログラムとしては、解像度は1280*720・1920*1080・3840*2160の3段階、画質設定も軽量・標準・高と3段階までの切り替えでしか行えず、高設定だとテクスチャや影品質の設定が上がる他に、画質設定の軽量化で真っ先に切るであろうNVIDIA Gameworks関係の設定まで強制的にオンになる影響で数段重くなってしまい、高設定では実ゲームで実際に設定することが想定されるグラフィック設定とは異なる状況でのテストになる可能性がある。

また自分がテストした限りではベンチマーク中にカクツキのようなものが発生してしまい、自動的に移動するキャラクターの動きが毎回微妙に異なっているせいカメラワークやアクションに差異があってベンチマークスコアにもわずかにバラツキが発生している。

 

ベンチマーク結果の一例として、Core i5 4670K、メモリ16GB、GeForce GTX 1070の環境では1080p 高設定において6300~6400程度のスコアが出る。

下の動画はShadowplayを利用して録画したため若干スコアが下がっているが大体このくらいの動作。

www.youtube.com

Steam版ギルティギア2 画質改善Mod

store.steampowered.com

2D格闘ゲームだったはずなのにナンバリングタイトルでいきなり格闘アクション + RTSというジャンル変更、ストーリーが前作からいきなり何年も先に進んだため急展開、Xbox 360専用タイトルということで賛否両論を巻き起こした2007年発売の「GUILTY GEAR 2 -OVERTURE-」

2016年4月1日になって突如としてSteam版が発売され、360専用という敷居の高さは緩和されたが、対戦ツールとしては良作という評価もあるものの流石に古いタイトルというのもあってプレイヤー人口は伸びず、またもう一つ大きな問題点としてPCゲームとしてリリースされたにもかかわらずグラフィック設定が一切ない(F11キーでフルスクリーンに切り替えられるのみ)という致命的な欠点があった。デフォルトでもある程度見栄えが良ければいいが、360版当時としても十分とは言えないグラフィックで、PC版でも720p相当の解像度と思われるボケたレンダリング解像度とソフトシャドウすらかかっていないジャギーやモアレの目立つシャドウマップが余りにも醜い。

2016年のアップデートアナウンスではグラフィック関連の設定も追加されることがアナウンスされていたが結局実装されず、既に2018年になっているのでサポートも終了してこのままと思われるので、需要は無いに等しいとは思うけどAPIフックプログラミングの練習も兼ねて画質改善Modを作ってみた。

※追記:ジオシティーズ閉鎖で古いバージョンがダウンロードできなくなったので、ついでにModを改良して更に高画質化したバージョンを上げ直す

上記の記事からダウンロード可能

 

これより下に記載した古いバージョンは既にダウンロードできません

GG2fix

名前からもわかるとおりPC版ダークソウルの高画質化 & 60fps化を参考にしている。圧縮ファイル内の「d3d9.dll」と「gg2fix.ini」を、「ggsx.exe」があるゲームフォルダと同一の場所にコピーするのみ。設定はgg2fix.iniを書き換えることで行える。

 

比較例

デフォルトの画質

画質改善Modでの画質

 

レンダリング解像度のみ上げた状態での影の解像度比較

デフォルト

画質改善Mod

 

 

似たようなMod作ったり、他のプログラム作成する際の自分メモ用にAPIフックプログラムの原理を説明すると、

  1. 対象の実行ファイルで読み出されるAPIが記述されたDLLファイルのダミーを作成。
  2. そのダミーDLLファイルが読みだされた(DllMain関数が実行された)際に、関数LoadLibraryでオリジナルのDLLを読み込み、GetProcAddressでアドレスを取得して別名の関数に割り当てておく。
  3. 基本的にダミーDLL内で記述したAPIでは、そのまま引数を別名に割り当てていたオリジナルのAPIに引き渡し、戻り値もそのまま利用するようにする。
  4. 何か処理が必要な場合、オリジナルのAPIに引数を渡す前に処理を行ってから引き渡す。

今回のModの場合はテクスチャ作成のAPIで特定の解像度とフォーマットだった場合に値を書き換えてオリジナルAPIに渡すように変更。

 

HRESULT APIENTRY hkIDirect3DDevice9::CreateTexture(UINT Width,UINT Height,UINT Levels,DWORD Usage,D3DFORMAT Format,D3DPOOL Pool,IDirect3DTexture9** ppTexture,HANDLE* pSharedHandle)
{

 

return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle); return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);

}

 とダミーAPIではなっているところを

 

HRESULT APIENTRY hkIDirect3DDevice9::CreateTexture(UINT Width,UINT Height,UINT Levels,DWORD Usage,D3DFORMAT Format,D3DPOOL Pool,IDirect3DTexture9** ppTexture,HANDLE* pSharedHandle)
{

 

if ( (Width == 1024 && Height == 1024) && (Format == D3DFMT_R32F || Format == D3DFMT_D24S8) ) {
return m_pD3Ddev->CreateTexture(4096, 4096, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);
}

 

return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle); return m_pD3Ddev->CreateTexture(Width, Height, Levels, Usage, Format, Pool, ppTexture, pSharedHandle);

}

 

とすれば強制的にシャドウマップ用の解像度が元の縦横1024ピクセルの物から、4096ピクセルのものに切り替わる。

一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム「Amnesia Collection」がHumbleストアで期間限定無料配布

www.humblebundle.com

古城で目を覚ました記憶喪失の男が自身が何者なのかを探っていく一人称視点のホラーアドベンチャーゲームAmnesia: The Dark Descent」と、よりストーリー重視になったもののシステムの変更で賛否両論を巻き起こしたその続編「Amnesia: A Machine for Pigs」がセットになった「Amnesia Collection」がHumbleストアにおいて日本時間1月28日午前2時までの期間限定で無料配布されている。
配布方法はいつものようにSteamキーとなっており、Humbleのアカウントにログインした状態でストアページの「ADD TO CART」「CHECKOUT」「Get it for Free!」ボタンを押していけば、キー表示ページのリンクが載ったメールがアカウントに登録してあるメールアドレスに届くはず。

一度Steamのアカウントに登録すれば半永久的に所持できるが、キーの有効期限は2月10日までとなっており、また両作がセットになった1本のキーでの配布となっているので、どちらか片方を持っていても余った1本を他人に配ったりといったことはできないので注意。

 

両作品とも公式には日本語版は配信されていないタイトルだが、「The Dark Descent」にだけは日本語化Modも存在する。

Steam版「ソード・アートオンライン フェイタル・バレット」予約

store.steampowered.com

PS4 / Xbox One版が2月8日、Steam(PC)版が2月24日に発売を予定している「ソード・アート・オンライン」を題材にしたTPS・RPG「ソード・アート・オンライン フェイタル・バレット」のSteam版予約が1月10日より開始されている。もちろん(?)日本語字幕・音声ともに対応している日本語版で、価格は通常版で8,856円、シーズンパスが付いたデラックス版で12,096円となっている。

予約本数に応じて特典が付くという「予約購入リワード」システムに対応したタイトルで、予約開始から10日過ぎた段階で特典1の「キリトSAO衣装・アスナSAO衣装・銀の銃」と特典2の「キリトALO衣装・アスナALO衣装・金の銃」が解除され、残すは最終特典のSteam版「Sword Art Online: Hollow Fragment」だけとなっているが、発売まで1カ月残してこのペースであればおそらく最終特典もアンロックされる可能性は十分にある。

f:id:BCC:20180120103130p:plain

ただ気になるのがこの最終特典、実はおま国になっているタイトル(付け足すとAccel World VS. Sword Art OnlineもSteam版が出てるがおま国)で、日本から予約した場合でも日本リージョン設定になっているSteamアカウントに問題なく追加されるのか不明のままである。

既にアンロック済みの特典DLCだけに関しては公式サイトの詳細を読む限りで判断する限りであれば、Steamストアの表記通りにもらえる物と判断してもよさそうだが、ホロウフラグメントはしれっと何事もなく追加されないまま発売を迎えることになるのか。

今更PS3を購入

本当に久々のblog更新

年末年始はGTAオンラインのドゥームズデイを全クリし、PUBG、そしてゲオで入手したPS3でずっーと遊んでいた関係でblog更新も面倒になっていた。

 

f:id:BCC:20180116000542j:plain

何でPS4じゃなく今更PS3なんか買ったのかというと、年末ということでゲオにおいて7,000円くらいで傷が多いものの薄型にあたる型番CECH-4200Bが売っていたのと、PSトロフィー集め、少数ながら未プレイだったPS3ゲーム目的での衝動買い。「ニーア:ゲシュタルト」はプレイ済みでも青年・日本語音声の「レプリカント」は未プレイだったり、興味があってもやったことがなかった「ジョジョASB」「真かまいたちの夜」とか世間一般ではク〇ク〇言われてるけど、実際どうなのか見てみたいじゃありませんか。

ドライブのシークがうまくいかなくてロード中に時折フリーズするといった代物だったけど、ブルーレイドライブのピックアップを支えるレールにタミヤ製セラミックグリスを塗って復活。

ついでに内蔵HDDもSSDに交換しておいた。自分が買った4000番台の薄型はブルーレイドライブ側の横板を本体後ろ側にスライドさせて外してHDDマウンタを出すという交換方法だったのだけど、この横版の爪の固定が硬いのと親指が滑るので取り外すのに一苦労した。取り外せればあとはネジを回してマウンタとHDDを外すだけなので楽なのだが、全然この板が取れないので交換を諦めようかと思うほどだった。

HDDを交換した後はPS3の最新ファームウェアを入れたUSBメモリPS3に接続して起動し、フォーマットとインストールを行えば完了。

 

PS4を買っても現状だとThe Last of Usかツシマくらいしかやる予定が無いし、Red Dead Redemption 2も現在のところPS4 / Xbox One版しかアナウンスがないが半年~1年後にPC版発表っていうパターンもある。2~3本しか遊ぶタイトルがないのに3万円のゲーム機買うと損した気分になるのはXbox One購入時にわかったので、The Last of Usに関しては画質もフレームレートも大幅に落ちるとはいえPS3版でとりあえずそれなりに安く遊んでみる。

 

The Last of Usの場合ディスク版よりもフルインストールのダウンロード版の方が起動時のロードが圧倒的に短いという情報があったので、中古ベスト版が相場1,500円のところ3,300円になっているダウンロード版をケチらず購入。SSDにインストールしての起動時間は10秒かかるかかからないか程度で殆ど気にならないレベルの短さ。PS3ディスク版だと1分半から2分、PS4版でも50秒程度かかるという長さなので、画質とかどうでもいいから安くパッと遊びたいという気が短い人にはこれもいいだろう。

ただPS3が発売された当時はHDDの容量もそこまで大きくなかったためか、大体のディスク版ゲームは全データのインストールが行えず必要な部分だけインストールというオプションしか用意されていないものが多く、なかなかSSDの恩恵を受けられないケースが大きく占めるのがいただけない。部分インストールされてもブルーレイディスクへのアクセスも同時に発生するのでブルーレイの読み込みに待たされてロード時間があまり短縮されない、ピックアップのシーク音が煩かったり、しばらくブルーレイディスクへのアクセスが無いとドライブの回転が止まるPS3の仕様で、中途半端にディスクアクセスする程度のゲームだと回転待ち時間でのシーク時間増加が発生する。

そもそもインストールオプションすら用意されていないゲームは更に酷く、ゲーム中にテクスチャや各種データロードが常時発生する「Call of Duty: Advanced Warfare」や「MURDERED 魂の呼ぶ声」はテクスチャのポップインが目立って5秒以上その場に静止してようやくまともに見えるテクスチャが貼られる、「真かまいたちの夜」もシークの待ち時間で次の文章を読もうとすると一瞬待たされる事が頻発する。

もちろんダウンロード版なら上記のロード時間の長さ、シーク音、テクスチャポップインやカクツキはすべて解消するのだが、ディスク版しか発売していないゲームが多く、ダウンロード版があっても既に終了しているプラットフォームということでセール対象にもならないので価格も高いまま。

ディスク版でもインストールさえすればロード時間や静穏性はダウンロード版と何ら変わらずに遊べた同世代のゲーム機Xbox 360と比べて快適性は相当に落ちるという印象。自分が触ったXbox 360は小型化や故障率の大幅減を行ったXbox 360 Sで、HDDも500GBに改造したものだったからというのも大きいがXbox 360は2017年に初めて触ったにもかかわらずソフトのラインナップも和ゲー洋ゲーともにそれなりにあって安く快適にゲームが遊べる名機という感覚を受けたのに、PS3はどうもこれといった魅力が感じられないゲーム機。

360が日本で失敗した原因の一つと言われた半田割れによる故障は初期の頃のPS3でもよく報告されていた事例だし、ACアダプタがレンガと揶揄されたとはいえPS3も本体自体がバーベキューグリルみたいなデカさでハード的なハンデはそこまで大きいとも思えない。マルチプラットフォームタイトル比較でも360の方が画質もフレームレートも平均的に上といわれてて、自分が触った感覚でもその通りのタイトルが多いはずなのだが、それでもちゃんとブランドイメージを形成するのを怠ったり、他機種で完全版を発売されたにもかかわらず360版は放置されるというのを繰り返して、時限独占タイトルとはいえせっかく獲得したユーザーを離れさせるという戦略のまずさが、今日まで日本でのXbox市場に影響し続けている。

マイクロソフトストアに「Google Chrome インストーラ」(ブラウザとは言ってない)が登場

※12月20日追記:結局ストアから取り下げられる

www.microsoft.com

Windows 10標準のアプリストア「マイクロソフトストア」において、GoogleのWebブラウザで知られる「Google Chrome」の『インストーラ』がリリースされている。

遂にマイクロソフトストアでGoogle Chromeが直接入れられるのか、これでストア製アプリしか入れられない廉価版のゴミWindows 10 S」も多少は使い勝手が良くなる、でもUWPってサードパーティのHTMLエンジン許可してたっけ?と思ったら

[Windows 10 S をご使用の方へ] Windows 10 S は、Google Chrome のようなアプリには対応していません。Google Chrome を使用するには Windows 10 Pro にアップグレードしてください。現在、期間限定で無償アップグレードが可能です。

 うん?と思って実際にこのインストーラを導入してみると

f:id:BCC:20171220005010p:plain

うん、なんか見慣れた画面だね。

まあ気にせず「Chrome をダウンロード」ボタンを押して、「同意してインストール」っと。

すると突然Microsoft Edgeが開いて

f:id:BCC:20171220005244p:plain

いつもIEやEdgeを使ってサイトからダウンロードしてきて入れてるChromeSetup.exeの操作を求められる。

すごーい

 

いわざわざ検索サイトで「Chrome」って検索して入れなくてもいいっていうメリットもあるかもしれないけど、正直ストアでも「Chrome」って検索欄に入れて見つけなきゃいけないからかかる労力は何一つ変わってないような。むしろChrome入れ終わった後は、このインストーラ消す必要あるからその手間が増えてるか。

これがOKならValveも「Steam インストーラ」と称したものをマイクロソフトストアに登録してもいいのか。

狂気に取りつかれた画家が主人公のホラーゲーム「Layers of Fear」(サントラ付)がHumble ストアで無料配布、日本語対応

www.humblebundle.com

画家となり、自身の屋敷を探索して自身や家族に何が起こったかを回想し、狂気に満ちた世界を進みながら最後の傑作を生み出す一人称視点のサイケデリック・ホラーゲーム「Layers of Fear」がHumbleストアで期間限定で無料配布されている。無料期間は日本時間12月21日午前3時まで。いつものようにSteamキーでの配布となっているが、ゲーム本体のキーとは別にサントラDLCのキーも付属していて、サントラも入手する場合はゲーム本体のキーを先にSteamで有効化させてサントラのキーも有効化させる必要がある。

公式に日本語にも対応している作品で、ゲームメニューの「Settings」→「Game Play」の項目に言語切り替えの設定が用意されている。