ファンタジー小説「ロードス島戦記」を題材にしたメトロイドヴァニア(横スクロールの探索アクション)スタイルのゲーム「ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-」が早期アクセスとしてSteamで配信開始。価格は1,320円となっており、3月20日までの配信開始から一週間は10%オフの1,188円、正式リリース後は1.5倍から2倍程度に価格が上がるとのこと。
現時点では全6ステージのうちの1ステージ目が遊べて、1ステージクリアまでにかかる時間は30分から1時間程度、4か月程度の開発期間を目標に正式版をリリース予定。
気が付くと意識を失い見知らぬ場所に倒れていたハイエルフのディードリット。ここはどこなのか、何故ここにいるのかを探るため探索に出るというストーリー。
基本的なゲームシステムはメトロイドヴァニアを世襲しており、迷路状になっているマップを歩き回って探索し、道中にある新たな武器やスキルを獲得して自身を強化していき、待ち構えるボスキャラと対決していく。破壊できる壁などのシークレットももちろん用意されている。
特徴的なシステムとして、放てる矢は遠距離攻撃に使えるのはもちろんのこと矢は金属壁跳ね返るようになっており、跳ね返りで通常では届かない場所に矢を放ってロープを切ったりやスイッチを押すといったパズルギミックが用意されている。
また、特性の違う風と炎の2種類の精霊を切り替えることで、ホバリング移動を行ったり障害物を破壊するといった能力が使えるほか、敵の攻撃には属性があり同じ属性の精霊に切り替えておくことでダメージそのものを無効化させることが可能。
早期アクセスとはいえボリュームは少なく製品版で6倍としてもまだ物足りなさがあったり、弓矢パズルや精霊切り替えがあるもののメトロイドヴァニアの先駆者である「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」のクローンゲームから脱却できていないのが不安要素ではあるが、千円ちょっとなら間違いなく値段相応には楽しめる範囲なので4か月早い予約だと割り切って購入し製品版になってから遊ぶというのも手かもしれない。