Splinter Cell: Conviction　シングルプレイヤークリア

UBIセールで安売りされていたのと、UBI DRMが緩くなったというので購入。
シングルプレイヤーの方だけとりあえずクリア。
う〜ん、シリーズ物のマンネリ脱却とはいえ、これにスプリンターセルシリーズの名前つけるのはなぁ。
TPSとしてもステルスとしても中途半端なゲームシステムになっている。
ゲームデザイン上仕方ないとはいえ、最後にサムを目撃した場所しか注目しないAIのバカらしさが際立って、仮に発見されたとしても回り込んで後ろから敵に接近攻撃を食らわせる作業の繰り返しになっているし、武器にしたってサイレンサー付ハンドガン一丁でも十分クリアできるバランスとなっているので、イマイチ銃撃戦の面白さが感じられない。
一部ステルスを要求されるシーンがあるが、死体移動ができない、物音をたてられないので、結局チマチマと全員殺しちゃったほうが手っ取り早かったりして、隠れて行動するという感じにもならない。
マップも立体的な物が少なく平面な箇所が多いので、敵の頭上や予想だにしない方向から奇襲ということも楽しめず、カバーアクションを利用してチマチマと遮蔽物に隠れて進む感じ。

ただし、あくまでもシングル本編に限った話で、オマケの「DENIABLE OPS」のHUNTERモードなどは、比較的楽しめる。クリア時間やスコアを稼ぐゲームモードで、エリア内にいる敵を全員倒さないと先に進めないのだが、一度見つかると増援が来て倒さないといけない敵の数が増えてしまう。マップも本編よりも立体的なものが増え、いかに効率よくかつ見つからないようにしながら敵を倒していくかという面白さが出ている。
個人的にはこれをもっと改良して本編のシングルプレイヤーとして出すべきだったと思う。