Steam版「オメガラビリンス ライフ」が無事発売、Switch版ベースで規制なし

ディースリー・パブリッシャーローグライクRPGオメガラビリンス ライフ」Steam版が発売を開始した。日本語音声・字幕にも対応。

価格は通常版が定価8,580円、個別に買うと4,730円相当のDLCがすべて収録したデラックス版が定価10,780円で、発売一週間は30%オフセールが実施されておりそれぞれ6,006円と7,546円となっている。

お嬢様学校のベルフルール女学園を舞台に、突如枯れてしまった大庭園を復活させるためダンジョンに潜り花の種を見つけ、庭園の手入れをしながら学園生活を送っていくというゲーム。

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ダンジョン内では「不思議のダンジョン」シリーズのようなオーソドックスなターン制ローグライクRPGのゲームシステムとなっているが、一般的なステータスアップの他に胸のサイズまでレベルアップしたり、未知なるアイテムを胸に挟んで鑑定する「おっぱい鑑定」システム、女の子をおさわりすることでエネルギーを体に注入して新たなスキルを開放する「悶絶★開華」システム、つかることでキャラクターの疲れを癒すしたり特殊効果が付く温泉システムなど、セクシャルな表現が多数ゲーム内では存在するが、先に発売されていたNintendo Switch版とPS4版ではハードメーカーの審査基準の違いからコンテンツに差異が生じ、PS4版は削除されたシステムの多さからか「ラビリンス ライフ」とゲームのタイトルすら簡略に変更されるという事態となっていたが、Steamストアページなどで事前に通知されていたとおり今回のSteam版はSwitch版の同様の内容となっている。

「おっぱい鑑定」でアイテムをこすって大きくして画面をスプラッシュできるし、「悶絶★開華」で女の子たちを優しくマッサージできるし、温泉シーンでは元から湯気があるとはいえ量はある程度抑えられており触って揺らすことだってできる。

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残念なのが、PC版向けの設定項目追加などは一切なされておらず、コンフィグ設定を開いても画面解像度とフルスクリーン切り替えのみで、画質設定はおろかボタン配置変更すら用意されてない(音量設定のみはゲームプレイ中の設定メニューを開くと変更可能)。また、Xboxコントローラだと決定がBボタン・キャンセルがAボタンでPS・Switchコントローラ基準で違和感がある、言語設定がゲーム開始時のみしか設定できず途中で変更できないなどの不満点もある。

元からテクスチャやモデルは旧世代の質感で、影の表現もダンジョン内ではクラシックな丸影表現となっており、アンチエイリアスすら適用されておらずジャギーが目立ち、3Dグラフィックそのものもかなり残念な印象。

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このあたりの設定項目の少なさはSteamレビューで指摘されてBAD評価の付く項目で、実際に現時点では「賛否両論」という評価になっているので、アップデートでの設定項目追加などを期待したいところ。