Steam版「Gears 5」アルティメットエディション 早期アクセス開始 日本語字幕あり・表現規制なし

Xboxファーストタイトルとして有名なTPS「Gears of War」(GoW)シリーズの最新作「Gears 5」アルティメットエディションを購入したユーザー向けに、9月10日発売の通常版よりも約4日ほど早く先行プレイが可能な早期アクセスが日本時間9月5日21時より開始された。

今作は従来のようにXbox独占タイトルから外れ、Xbox OneマイクロソフトストアだけでなくSteamでも発売されていたが、Steam版での早期アクセスは前述版よりもやや遅れて日本時間9月6日16時からとなってしまったが無事Steamでもプレイすることができるようになった。

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Steam版においてもXbox Liveアカウントが必須になっているが、Xbox One版と違いマルチプレイで有料のゴールド会員になる必要はなく、Xbox OneWindowsストア版とのクロスプレイに対応しており、また実績機能もSteam実績はもちろんXbox実績も同時に解除できるようになっている。

 

日本語字幕に対応。ただし日本語音声は収録されていない。360時代にGoWシリーズを遊んだがXbox Oneで愛想つかしてすっかり離れてしまい、Steamで発売されるということで懐かしくて買ってみたら、GoW3までの主人公だったマーカス役の廣田行生氏をはじめとした声優群の声が聞こえないのはせっかくSteam版でシリーズに戻ってきたユーザーには残念でしかないだろう。

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従来のシリーズではリニア(直線的)なマップデザインのステージを移動する場面しかなかったが、今作では自由にマップ内を移動する半オープンワールド的なシーンが中盤から登場するなどの変化を出している。それでも、やることは今までのシリーズと何ら変わっておらず、カバーに隠れながら移動して、アクティブリロードを決めて攻撃力のアップとリロードの短縮、チェーンソーで襲い掛かってくる敵を真っ二つ。まさに実家のような安心感。

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なお、9月10日までに予約するか16日までにGears 5をプレイすることによって映画「ターミネーター:ニューフェイト」とのコラボでマルチプレイで使えるキャラクター「サラ・コナー」と「ターミネーター T800」が入手できる。

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Xbox 360時代に発売された「Gears of War」シリーズは日本で表現規制されているとして話題になることがあったが、今作は「Gears of War 4」と同じく日本版でも規制は発生しておらずヘッドショット時に頭部の欠損が発生し肉体の切断面も真っ赤な状態でリリースされている。

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スクリーンショットだけでなく動画でも

チェーンソーキル後に断面図を見ても真っ赤になっているし、ヘッドショット時にベチャァと爽快な効果音とともに血しぶきが飛び散って頭部が粉々に砕け散る。

 

 

マイクロソフトストア版は分からないが、少なくともSteam版のPC最適化具合は問題ない印象。GeForce GTX 1070だと最高設定時にパフォーマンスが落ちる可能性があるという警告が出たが、解像度1080p・ウルトラHDテクスチャパック有効化・最高設定にしていても平均60fps以上出てくれる。といってもウルトラHDと最高設定を有効にしていても画質的にインパクトが感じられるシーンが殆どなく画質なりの重さとも言える。

マイクロソフトストア版だとゲームを起動した後にウルトラHDテクスチャパックをダウンロードしないといけないようだが、これがダウンロードできない不具合が報告されている。Steam版においてはインストールするDLC一覧でチェックさえ入っていればゲームのダウンロードと一緒にインストールされることを確認。

相変わらず本家マイクロソフトストアでゲームを買うよりSteamで買ったほうがトラブルが少なくて済む。だからマイクロソフトストアで買ってもらえず、やむを得ずSteam版をリリースすることとなったのだ。

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