Steam版「塊魂アンコール」が配信開始、PS2版初代塊魂をワイドスクリーン&高解像度化

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蟻・りんご・タイヤ・電柱・人・車・家、最終的には山や虹までひたすら周囲にある物を巻き込んでいき塊を大きくしていくPS2用ゲームとして2004年に発売された「塊魂」のSteam移植版。価格は定価3,456円。

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オリジナルのPS2版はブラウン管時代のゲームということで、アスペクト比4:3固定で480iというグラフィックだったが、この移植版では1080p(4K対応かは未確認)化・アンチエイリアスやSSAOの適用による高画質化・ワイドスクリーンへの対応が施されたものとなっている。

ただし、フレームレートを外部ソフトを使って計測すると260fps以上出ているシーンでも実ゲーム画面のフレームレートは30fpsで動いているように見受けられる。画面右下で動いている王子やメニュー画面にあたる惑星内での移動は滑らかに動いていて、不具合なのかそれともフレームレート上限は30fpsという仕様なのかは不明。

元がPS2用タイトルということでPCの要求スペック自体は軽く、Intel Atom Z8700 & メモリ4GBというSteamストアページの最低必要スペック以下のGPD WINでも30fps以上で遊べることを確認。

 

塊魂の魅力といえば、転がすだけのシンプルなゲームシステム、単色で尖った特徴的なグラフィックはもちろん、田中雅之(元クリスタルキング)、新沼謙治松原のぶえ&坂本ちゃん、浅香唯松崎しげるといった面々が歌う明るくファンシーな名曲の数々もあげられるが、もちろん当時のまま収録されている。

 

難点というか古いゲームなので仕方ないが、オートセーブには対応しておらず星の移動画面でデータを選んで手動でセーブしないといけない点。新規にチュートリアル画面が作られているが、セーブするのを忘れてゲームを終了するとそれまでのプレイ状況が消えるので注意。