Xbox One Xを47,000円で購入

ヤフオクを見てたら、税込定価53,970円で発売されているXbox One Xの新品が税込み45,000円程度で出品されていたのを発見。どうせ落札できないだろう、と思いつつも中途半端に46,000円で入札してみたらそのまま無事に落札できてしまった。買う予定無かったのに嘘だろおい・・・。まあ、送料込みでも約47,000円程度で定価よりも7,000円近くも安いんでいいか。

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届いたXbox One Xは説明通り新品の代物で、箱に凹みや内側に破れ箇所があるので美品というわけではないが、本体自体は綺麗な状態のままであった。

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PS4は持ってないので薄型PS3との大きさ比較

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ほぼ薄型の寸法よりわずかに大きい程度のサイズで、しかもこれで電源まで内蔵しており電源ケーブルもPSシリーズと同じサイズの眼鏡型ケーブル。アメリカンなサイズと連想される揶揄される事が多いXboxシリーズだったが、Xbox One SやXでは狭いテレビラックにもすんなり入れることができ、モノリックなデザインでAV機器と並べても違和感がない。。

 

Xbox One XはPS4に対するPS4 Proと同様に、既存のゲームもそのまま遊べて対応ゲームなら更に画質が上がるというXbox One上位版にあたる機種。Xbox One対応しているゲームであれば旧世代機の初代Xbox・360のゲームもディスク版もダウンロード版もそのまま遊ぶことができる下位互換機能が備わっているが、Xbox One Xでも同じく対応しておりそのままソフトウェア資源が引き継げる。

従来機であるXbox One SもPC版が出なかったレッド・デッド・リデンプションを遊ぶためだけの目的で買ってはみたものの、あまりにももっさりなUIと貧弱なソフトのラインナップに嫌気がさして3か月程度で売り払ってしまい、代わりに買った旧世代機のXbox 360 Sの方が快適にゲームが遊べたのには唖然とするしかなかったが、このXbox One Xは現時点でコンソール機最強のスペックを大々的に宣伝している通り、その名に恥じない性能をカタログスペックやベンチマークといった数値としてではなく、体感として感じられるほどキビキビと動いてくれる。

Xbox One Sではゲームの立ち上げだけでなくXbox本体のシステムメニューを何か開くたびに最短でも1~2秒待たされるような動きをしていて、あまりの重さにストレスが溜まっていくばかりだったが、Xbox One Xでは何をするにも一瞬で動作し、ゲームの立ち上げ時に出てくるスプラッシュ画面も数秒だけ表示されてすぐゲームが起動する印象。

対応ソフトなら4K・HDR対応と謳われているが、既存のXbox One・360互換機能のゲームをXbox One Xで動かしても意味がないのかと言われたらそんなことはなく、フレームレートが低下するゲームだったらフレームレートが向上したり、ロード時間も短縮されて、アニソトロピックフィルタリングが強制的に4xから16x設定に切り替わるようで従来よりもテクスチャがシャープに見える効果がある。

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上限30fpsのゲームが60fpsになったり、解像度720p・900pのゲームが1080pに表示されるわけではないが、これだけでも大分見た目やプレイ時の操作感が大きく改善してくれる。

動作音も殆ど無く、CPUクーラーの音は内蔵HDDのシーク音の方が煩く感じられるほど静か。

 

ただ、Xbox One Xなら快適なゲーム環境を約束できると言えるんだけど、裏を返せば従来のXbox Oneがあまりにも性能面で不満を覚える仕様で、ただでさえ独占タイトルが少なくなった世代のゲーム機で、PS4/PCで同じゲームが出ていたらあえてXbox One版を購入する意味が本当に無かったために普及率で大きく差を広げられ、それに伴いリリースされたタイトル数も他プラットフォームに比べて少なく、Xbox One Xが出たからといって簡単にはこのソフト日照りは解決しない状況になっている。まして日本ではXbox One Xが出る前に、縮小されていたXboxコーナーの売り場を完全に撤去する店舗が相次いでいて、売れないからソフトが出ない、ソフトが出ないから売れないという状況に拍車をかけている。

 

どんなに性能が良くても、ソフトが無くてはハードは持ち腐れである。