Homefront: The Revolutionに収録されているTime Splitters 2



FPS「Homefront: The Revolution」の終盤で、ある場所のアーケード機体を操作することでTime Splitters 2(邦題:タイムスプリッター 時空の侵略者)がプレイできるイースターエッグ
・Homefront本体は日本語版でもTime Splitters 2は英語版
・プレイできるのはストーリーモードの2面まで
・アーケードリーグやマルチプレイは未収録
・マップ表示のデバイスを装備中にリロードボタンを押すことでプレイ可能なミニゲーム3種類は収録
・ディティールテクスチャ(ザラザラしたような質感のテクスチャを重ねてテクスチャの解像度が高いように見せるやつ)が使用されていて、ゲームキューブ版かXbox版がベース?
・ワイドスクリーン表示
・マウス&キーボード対応だが、ボタン表記はXboxコントローラ
・ゲーム内オプションは用意されていない
・マズルフラッシュや炎のライティングが妙に変。明るくなりすぎたり、その周りは逆に暗くなりすぎたり。

・サウンドはホール内で鳴らしたかのような全体的にこもった感じになっている
・一度プレイすればHomefrontのタイトルメニューよりエキストラを選択すればプレイ可能


ハードモードでプレイしたけど、一発食らっただけで体力半分減ったり跳弾した自分の弾ダメージ食らったりと、マジで鬼畜仕様だったな・・・。ダムステージさえクリアできればあとはアトムスマッシャーが難所ってくらいだったと記憶してはいたけど、PS2のコントローラでハードモード全クリした当時の自分が恐ろしい。
全部収録されていないが、今後単体品として発売する予定でもあるのか?
Time Splitters 2について詳しくない人に説明すると、NINTENDO 64で007 ゴールデンアイパーフェクトダークを製作していた元Rare社のスタッフが独立して立ち上げたFree Radical Design(現在はCrytekに買収されCrytek UKに変更)という会社が開発したFPSゲーム。日本未発売である初代Time Splittersは欧米地域でのPS2ローンチタイトルとして発売され、このTime Splitters 2は日本でも「タイムスプリッター 時空の侵略者」というタイトルと凄いダサいパッケージで売りに出されていた。
元開発スタッフのFPSというのもあって類似点が随所に見られ、時限爆弾がゴールデンアイの物とそのものの形状だったり(今回プレイして気づいたけどタイマも00:07にセットされてるのね)、難易度ごとにメインミッションと追加ミッションが変わってくる、体力バーやシステムが体力そのものと防弾チョッキに分かれていてダメージを受けた際に左右に表示されるようになっていて回復できるのは防弾の方のみ、と本当にそのものという印象。1ステージ目がダムのステージという共通点も当時の開発者インタビューでもファンサービスと答えていた。
一応タイムトラベルものでステージ毎に時代設定が変わってきて、雰囲気も武器も敵も全く別物になるというバリエーションが他のFPSでは見たことが無いほど豊かではあったが、主人公のコルテスがタイムポータルに飛んだかと思えば何の説明もなしに何故かその時代の人物になりきっていたり、ストーリーそのものは正直タイムトラベルというのを生かし切れていなかった面もある。
日本未発売で続編の「Time Splitters: Future Perfect」では、主人公は同じくコルテスではあるもののその時代の人物、更には過去や未来の自分と協力しながら進むという展開になり、タイムトラベル物という設定を生かされ更にリロードアクションやグラフィックやマップの広さも大幅に改良され、当時のコンソールFPSの中で群を抜いた完成度を誇っていた。


こちらも列車ステージや近未来ステージの雰囲気は、ゴールデンアイの軍用列車だったりパーフェクトダークにかなり似ている。